2011.7.3 『拡張するファッション』刊行記念トークイベント 林央子×服部一成 @青山ブックセンター本店

司会進行:岡澤浩太郎(編集者) http://www.aoyamabc.co.jp/event/kakucho-talkshow/
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いりー @irrrrri

今日は青山ブックセンター本店に林央子さんと服部一成さんのトークショーに行ってきたですです。

2011-07-03 22:10:11
いりー @irrrrri

林央子『拡張するファッション』と小林エリカ『親愛なるキティーたちへ』の装丁デザインをした服部さん。『拡張』の文章のまわりに余白が少ないデザインは「中身が溢れてこぼれ出しそうな感じ」。『キティー』は小説というのもあり「外の世界から離れて本の世界に入る(断絶)」を表現しているそう。

2011-07-03 22:16:58
いりー @irrrrri

服部さんはファッションは好きではあるがそこまで詳しいわけではない。服部さんは流行通信のデザインを2年間担当していたが、流行通信は商業誌でありながら、アート的な面を併せ持つバランスだった。

2011-07-03 22:24:58
いりー @irrrrri

服部さんデザインの頃の流行通信(私の持っているもの) http://twitpic.com/5klvx8

2011-07-03 22:26:54
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いりー @irrrrri

「ファッションの人でない」人を、雑誌づくりに招き入れるというスタイルが逆にファッショナブルに見えたりする。服部さんもそうだし、ティルマンスやマーク・ボスウィック、スーパーモデル体型ではないケイト・モスだってそう。

2011-07-03 22:34:40
いりー @irrrrri

「NOT IN FASHION」展が昨秋冬にドイツで行われた。その内容は90年代のファッションとアートの結びつきについて。図録 http://t.co/4iw1ahd を見ると、まさに「ファッションの人でない人」がファッショナブル。しかも多くが雑誌に登場していたことがわかる。

2011-07-03 22:43:44
いりー @irrrrri

ファッションは階級社会のもので、日本人はもともと「NOT IN FASHION」。

2011-07-03 22:45:19
いりー @irrrrri

90年代以降、メゾンやデザイナーが雑誌を使って(ときには作って)世界観を伝えるという流れ。作り手側によるイメージのコントロール。アントワープ王立芸術アカデミーでは、ファッション専攻で本を作る授業があるのだとか。

2011-07-03 22:58:50
いりー @irrrrri

林さんは「感覚を言葉にする」スタイル。理屈とはまた違う。例えば、『拡張』で取り上げられている、コズミックワンダーのカーテンと一体化した今まで見たことがないようなあたたかみを持つグレーの服を、いかに言葉で伝えるか。

2011-07-03 23:07:37
いりー @irrrrri

もちろん、「言葉にしないほうがかっこいい」といったスタンスを取る人もある。雑誌をデザイン・オブジェクトと捉えたり。

2011-07-03 23:09:04
いりー @irrrrri

林さんは「感覚を言葉にする」だけでない。デザイナーと密な関係を築き、中まで入っていく。単なる仲良しとかではない。相手の世界観をよく理解・尊重し、インタビューでは言葉を引き出す。

2011-07-03 23:16:09
いりー @irrrrri

今日青山ブックセンターできいてきた話はこんな感じかな~

2011-07-03 23:16:43