- tiamo_musha
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デスストランディングの原作と言われても納得する内容 twitter.com/yoshikawa_HDAK…
2021-10-03 05:52:34@yoshikawa_HDAK 実は「窓に!窓に!」は、プラハ窓外投擲事件が起源の台詞なので、厳密には窓を突き破って飛び降りる事を指してますね。 FF外から失礼しました。
2021-10-03 08:58:06@yoshikawa_HDAK 絶賛今読んでるのでオチを確認したらマジでした…とんだ思い違いを… pic.twitter.com/aE7qAfHBHa
2021-10-03 03:23:42@yoshikawa_HDAK 外国人が作ったsteamで無料公開しているダゴンのビジュアルノベルはそれですね。 store.steampowered.com/app/1481400/Da…
2021-10-03 06:23:42@yoshikawa_HDAK 最初の方に書かれている「この屋根裏の窓から、下のうす汚い通りに、身を投げることにしよう。」を、ドアが破られる前に早く遂げなければ、という感じなのですね。逃げられるとはそもそも思ってないので、自分の手で終わらせようと。
2021-10-02 19:17:21@hisadan そういうことっぽいですね… その方が色々整合性取れますし、完全に思い違いをしていたっぽいですねコレは...
2021-10-03 00:12:45@yoshikawa_HDAK 私も完全に思い違いをしていました。読み直してみるとたしかに「一体全体なぜ私が忘却や死を望んでいるのか」とか「だからもう、全てを終わらせるつもりだ。一部始終は書き終えた。」とか書かれていて、覚悟が見て取れる感じですね。新しい気付きでした。ありがとうございます。
2021-10-03 00:25:35@yoshikawa_HDAK 原文は The end is near. I hear a noise at the door, as of some immense slippery body lumbering against it. It shall not find me. God, that hand! The window! The window! ドアの向こうから聞こえる音、そして"hand"がどうしたのかはっきりとは描かれないので、どちらにも取れそうです。
2021-10-02 21:04:18@yoshikawa_HDAK 「終わりは近い。ドアの向こうから聞こえてくるのは、ぬめぬめとした身体をぶつけるおぞましい音。いや、奴には私は見つけられないはず……ああ神よ、あの手だ!早く窓へ!窓へ!」 投身バージョンで訳してみました。
2021-10-02 21:11:45@yoshikawa_HDAK ああ、ドアの向こうにいるはずの怪物の手が、反対側の窓に現れるはずもないんだから、「ドアを破って手が現れた」→「いよいよ覚悟を決めて窓から飛び降りる」の流れと解釈したほうが自然ですね。なるほど、納得しました。ずっと騙されてた……。
2021-10-02 21:14:12@yoshikawa_HDAK ※「ここに閉じこもってドアさえ死守すりゃやりすごせるかも……とかすかな希望にすがっていたら、ノーマークだった窓に「手」が現れて、うぎゃーすでに包囲されていた(ダゴンはデカい)!神よ!の流れでは?」というご意見ありました。どっちとも取れますネ!
2021-10-02 21:52:37なお語り手がモルヒネ中毒であることは冒頭で述べられており、彼が見た(あるいは聞いた)モノが実際に現れたダゴンだったのかどうか、幻覚だったのではないか、という点については小説内では明かされません。というか一人称なので主観でしか語られないからわからん。
2021-10-02 22:09:23幻覚であったとすれば、ありえない場所に「手」が現れても不思議ではないんですよね。背後から音が聞こえた次の瞬間に、反対側の窓に手が見えたとしても。
2021-10-02 22:11:08ドアの向こうに音が聞こえたと思ったらいつの間にか部屋の中に手が現れた、もうダメだ、いよいよ窓から飛び降りてやる!の流れでもOKです。幻覚だったとすれば。
2021-10-02 22:13:30ところで彼はなぜ恐怖に怯え、それを紛らわせるためにモルヒネに耽溺せねばならなかったのか?彼が見たのは、人類以前に栄えた人類ではないモノの文明であり、そしてそれを「知ってしまった」ことそのものが、彼に死を決意させたのだろう。
2021-10-02 22:39:13この話を続けるとまた「神の創り給いし完璧な宇宙を否定する冒涜的存在」のラヴクラフトにとっての意味、という長い話になってしまうのでやめますが、「ダゴン」が後に「クトゥルフの喚び声」へとリニューアルされ、暗黒神話の礎となる重要な一編であることは間違いないです。
2021-10-02 22:42:20おそらく彼が夢にまでうなされる「ぬめぬめとした巨体」は彼の部屋までやって来なかったし、ドアに突進もしないし、「手」を見せつけることもなかった。彼が死を選んだのは恐怖のためだけではなく、罪の意識だったのだろう。彼が島を目撃したことは、エデンの園の林檎に等しいことだったんですよね。
2021-10-02 22:46:35