エゴイストリベラル(エゴリベ)、お客様リベラル、リベラル搾取。「現代版リベラル」の『病弊』

「ツイフェミ」問題により、主としてツイッター民とオタク達にとっては誠心誠意浮き彫りになった、明らかな「現代版リベラル」の思想的限界点、病弊、諸々について。
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このまとめで覚えて帰る新ターム

・エゴイストリベラル(エゴリベ)

・お客様リベラル

・リベラル搾取

HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『「リベラル」は家族制度地縁、生まれ持った国籍性別人間関係などで発生する伝統的役割価値観に縛られることを嫌い、個人の自由と権利の拡大が理想であるかのように掲げてきた。』

2021-10-16 10:57:27
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『ただし肝心なのは、「その自由が何に支えられているのか」だ。本来は言うまでも無いことだが、社会の豊かさやサービスは自動的かつ無限に湧いてくるものではなく、自由とは程遠い多くの「名も無き」人々や地域による仕事と負担責任の積み重ねで担保されている。』

2021-10-16 10:58:07
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『食料やエネルギーを例にしても、都市部だけでは人口に見合った量を自給できない。福島で事故を起こした原発も「東京電力」福島第一原子力発電所であり、発電された電力全てが首都圏に送られていた。原発が停止した今もなお福島県内の火力発電所や水力発電所からは首都圏に電気が送られ続けている。』

2021-10-16 10:59:01
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『しかし逆に、都市部無き地方だけでも今のような豊かな生活は実現し得ない。この国に関わって生きている以上、誰もが多かれ少なかれ日本社会という共同体での分業によって日常が支えられているのだ。

2021-10-16 10:59:24
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『ところが多くの「リベラル」の間には、そうした意識があまりにも希薄に見える。社会を支えている労働や地域、共同体に敬意を払い感謝するどころか、それらを「後進的」「しがらみ」でしかないかのように見下し、後ろ足で砂をかけるようなケースがしばしば散見されてきた。』

2021-10-16 11:00:11
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『事あるごとに「意識が高い」流行りの綺麗事や地に足着かない華やかな理想論に次々飛びついては「これぞ正しさ」だと言わんばかりに振り回し(あるいは振り回され)、上から目線で社会を「アップデート」しようとした。』

2021-10-16 11:00:30
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『また、多くのリベラルは自分達が常に『選択できる側』『批判し評価を与える側』『配慮やサービスされる側』として優遇・尊重され、一方で社会を維持するために必要となる負担責務は軽減、あるいは免除されるのが当然であるかのようにも振舞ってきた。』

2021-10-16 11:00:51
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『むしろ、そのような特権が許される状況こそが「自由と多様性」の体現であり、『リベラル』であると履き違えているかのような節さえある。』

2021-10-16 11:01:16
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『そのため、自分達が望む社会の「アップデート」の手段ですら、社会という共同体に解決や負担を丸投げするかのような、他者に一方的な譲歩忍耐負担を無限に迫った上で不平不満を解消させようとクレームをぶつける、極めて他力本願かつ傲慢なものばかりが目立った。』

2021-10-16 11:01:38
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『毎度の様に権利や痛みを尊大に訴えては他者にやたらと「罪」をなすりつけて糾弾したり、現実的な代替案も妥協点も無きデモやパフォーマンスなどの「運動」にばかり明け暮れたのだ。』

2021-10-16 11:02:09
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『結局「リベラル」は、常に社会にとっての「お客様」「消費者」であろうとし過ぎたのだ。その多くは個人の自由と権利を重んじ過ぎたあまりに、「義務や責任が伴わない肥大した消費者意識(お客様根性)」と「近視眼的で狭量なエゴイズム(利己主義)」を抱え込んでしまった。』

2021-10-16 11:17:53
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『プライドや自意識、自分好みの社会問題への関心ばかりが高い反面、社会全体を俯瞰した上で維持・存続させることには本質的に無関心かつ無責任となってしまった。』

2021-10-16 11:18:17
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『これは「リベラル」に限らず、理念が「大衆化」される過程で起こる必然なのかもしれないが、「リベラル」の多くは本来掲げていた崇高な理念から離れ、個人の「お気持ち」を無限に満たす「お客様待遇依怙贔屓ばかり求めるエゴイズムに堕落していった。』

2021-10-16 11:18:40
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『それがどんどんエスカレートした結果、日常生活で思い通りにならない些細なストレスや単なる個人的嫌悪、嫌いな他者の言動や存在に対する不快感さえも「反リベラル的な抑圧」「社会問題」と見做し被害者意識を拗らせて弾圧に走る、真の「自由と多様性」とは矛盾する言動も数多く見られている。』

2021-10-16 11:19:04
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『挙句、そのように他者の自由を攻撃・排除しようとする不寛容を恥じるどころか、「政治的正しさ」、ひいては「リベラルを護るための仕事をしている」とでも正当化するかのようだった。』

2021-10-16 11:19:27
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『これは、俗に「ツイフェミ」などと呼ばれる一部フェミニズム運動などを始めとした、多くの社会運動にも共通している。』

2021-10-16 11:19:44
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『当然ながら、、「社会を維持・存続させることに本質的に無関心かつ、エゴイズムでしかない社会運動」が問題解決に寄与するケースは稀だ。ほとんどは社会に多大な追加コストと時間の浪費を強要した挙句、問題を拗らせるだけだった。』

2021-10-16 11:20:09
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

『彼らがやってきたことは、つまり社会学で言うところのNIMBY(自分の家の裏庭以外に持っていけ)症候群に陥るばかりではなかったか。』

2021-10-16 11:20:35
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

…と、以前この本の手記で書いた「リベラルのエラー」について掘り下げたような原稿を、頑張って書いております。 月刊正論での全6回連載の最終回となる次回の原稿でも、こうした内容に触れる「風評加害の正体」を書きました。 東電福島原発事故 自己調査報告 - 徳間書店 tokuma.jp/book/b558046.h…

2021-10-16 11:23:00

NIMBY - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/NIMBY

NIMBY(ニンビー)とは、英語: “Not In My Back Yard”(我が家の裏には御免)の略語で、「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張する住民たちや、その態度を指す言葉(総論賛成・各論反対)。日本語では、これらの施設について「忌避施設」「迷惑施設」「嫌悪施設」などと呼称される。


■関係がありそうな棘まとめ

まとめ 似非フェミ(いわゆるツイフェミ)は、誰よりもネオリベで、女性差別主義者である件 一見、正反対に見える見えますが、実は無意識では繋がっています。似非フェミの跋扈はネオリベ社会の反映でもあるので、ネオリベ社会そのものと、対決する必要があります。 5955 pv 49 20


※要注意

既出のまとめ(下記)により、政治情勢に関しては、基本的にはオタクを取り囲む全方位が敵だと思っていた方がより安全です。

オタクにも保守寄り、各タイプのリベ寄り、左派寄りの各視点があるでしょうが、まずは表現の自由とオタクは一心同体で、これが消し飛ぶとオタクも一緒に対消滅します

何よりも優先すべきなのは反・表現規制なので、オタク達は立場の違いを超えて一致団結する必要があると思うのです。

まとめ 【2021年オタク文化危機の予兆】~大阪府による萌えキャラ禁止ガイドラインにみる~ 大阪府による萌えキャラ禁止ガイドラインにみる2021年オタク文化危機の予兆 (令和3年大阪府男女共同参画センター「表現ガイドライン」より) もうこれはオタクも拳を上げないとダメでしょう 6766 pv 29