純正律、平均律、ピタゴラス音律

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玉木宏樹 @tamakihiroki

そして、一階では天国的な少年コーラスの純正律のハーモニーが澄み切った響きで透明感に浸れるのです。こういう工夫の無い直撃オルガン音は危険だとも言えますね。

2010-04-28 12:00:42
玉木宏樹 @tamakihiroki

オルガンは季節によってパイプは伸び縮みするし、メンテのたびに少しづつ短くなって音は上がって行くし、とても不器用な楽器です。

2010-04-28 12:04:15
玉木宏樹 @tamakihiroki

@tkngtsyk 続きです。ケルナーという人が考案したバッハ調律によるオルガンCDを持っていますが、ケレタートに言わせれば、あれはキルンベルガーだということになってしまいます。いずれにしてもこういう現状を憂うのではなく、推理小説風に楽しめばいいじゃないかと思いますが。

2010-04-28 12:58:42
玉木宏樹 @tamakihiroki

@azumoment  ヨーロッパではピアノの伴奏楽科があり、そこでは平均律の特に長三度が高過ぎることを教え、ヴァイオリンや歌のメロディがミのとき、ピアノパートにもミがあれば、指をうかして小さくするか、全体がフォルテの和音の場合、思い切ってミを省くように教えています。(続)

2010-04-29 21:46:56
玉木宏樹 @tamakihiroki

ピアノは可哀想に、細かい音程は無視し、オクターブを12個の鍵盤と言う「座敷牢」に閉じ込められているのです。そう思えば可哀想なピアノに音程を合わせてやるのは本当の優しさと言えるでしょう。

2010-04-29 21:47:14
fairchild670 @fairchild670

ピタゴラス音律。単純な整数の比で全ての音が表現できることに気づいたとき。数字の神秘、自然に神が宿ると思ったかもしれません。ピタゴラス・コンマは多くの人を悩ませました。不完全ですが神秘の音律です。

2010-05-01 09:47:33
玉木宏樹 @tamakihiroki

ヨーロッパではピアノの伴奏楽科があり、そこでは平均律の特に長三度が高過ぎることを教え、ヴァイオリンや歌のメロディがミのとき、ピアノパートにもミがあれば、指をうかして小さくするか、全体がフォルテの和音の場合、思い切ってミを省くように教えています。(再掲)

2010-05-01 10:02:46
玉木宏樹 @tamakihiroki

@grace69uk でもやってる人はごく少数だし、日本人には殆どいません。先ずみんな知らないからねえ。

2010-05-01 10:13:56
玉木宏樹 @tamakihiroki

日本では、純正律のことをちゃんと教えないから、ヴァイオリンは純正律だと思ってる人が殆ど。実は全くそうではなく、ヴァイオリンはピタゴラスなのです。ピタゴラスの長三度は平均律の「ミ」よりもさらに高く、ドミソの唸りは狼以上です。日本の学生がヨーロッパ留学したらみんな言われるのが(続)

2010-05-01 10:41:11
玉木宏樹 @tamakihiroki

「君はすばらしく指が回るけど、なぜ三度をそんなに高く取るのかね』この言葉が理解出来ず、ノイローゼになってしまった人も何人かいるようです。ヴァイオリンは完全五度をゼロビートに取りますが、これがピタゴラスなのです。(続)

2010-05-01 10:41:23
玉木宏樹 @tamakihiroki

ドソの次は四度下の「レ」五度上の「ラ」四度下の「ミ』を取り、「ド」と合わせると激しく濁り、狼も舌を噛み切ると言われています。純正の「ミ」よりも22セント高いからです。平均律の14セントよりも高い。(続)

2010-05-01 10:41:58
@w_ooo

RT @tamakihiroki: 日本では、純正律のことをちゃんと教えないから、ヴァイオリンは純正律だと思ってる人が殆ど。実は全くそうではなく、ヴァイオリンはピタゴラスなのです。ピタゴラスの長三度は平均律の「ミ」よりもさらに高く、ドミソの唸りは狼以上です。日本の学生がヨーロッパ留学したらみんな言われるのが(続)

2010-05-01 10:50:12
@w_ooo

RT @tamakihiroki: 日本では、純正律のことをちゃんと教えないから、ヴァイオリンは純正律だと思ってる人が殆ど。実は全くそうではなく、ヴァイオリンはピタゴラスなのです。ピタゴラスの長三度は平均律の「ミ」よりもさらに高く、ドミソの唸りは狼以上です。日本の学生がヨーロッパ留学したらみんな言われるのが(続)

2010-05-01 10:50:12
玉木宏樹 @tamakihiroki

このドソレラミで打ち切るとドレミソラの五音音階が出来ます。原始邦楽音階です。実はこのチューニングではお箏とヴァイオリンは非常に音程の相性がいいのです。サブちゃんの「函館の女」と同じですね。(続)

2010-05-01 10:58:17
玉木宏樹 @tamakihiroki

この後も五度四度を続けて行くと13回目が「シ」の#となり、ここで打ち切ると平均律のピアノでは『ド』のオクターヴ上になりますが、実はそうではなく、約24セント「シ」の#が高いのです。(続)

2010-05-01 10:59:20
玉木宏樹 @tamakihiroki

ここで打ち切ってこの24セントのウルフを一番使わない五度に封じ込めたのがピタゴラス音律です。ピアノ類の鍵盤がオクターヴ12個なのはピタゴラスが起源なのです。この24セントの差を12等分して一つの五度から2セントずつ狭めたのが平均律です。(続)

2010-05-01 11:01:39
わたる @watarutaru

というか純正律で和音を一からハメてアカペラとかやったところで、流れとかは生まれるんだろうか。一つ一つが独立してきれいでも意味はない

2010-05-01 11:15:07
玉木宏樹 @tamakihiroki

邦楽にドミソの観念が無いのは、汚いドミソを基礎にする理由が全くないからです。ピタゴラスはメロディの音程が取りやすく、世界中に存在します。一方純正律は自然倍音を基礎にしていてドミソ、ドファラ、シレソが天国的に美しい。(続)

2010-05-01 11:21:33
玉木宏樹 @tamakihiroki

しかし、学校では平均律のドミソしか教えず先生がまた「どうだ、このドミソは美しいから協和音という。覚えておくように」なんて嘘を教えています。一方、ドミソ、ドファラ、シレソを純正に取るとレファラが全く使いものにならないひどい地獄音になります。

2010-05-01 11:22:18
カザキト @underscape

純正律も半音ぶつけたときの残念な感じがいただけなくてダメ。これって平均律に慣れすぎた自分の耳の問題なんだろうか。

2010-05-01 11:23:02
玉木宏樹 @tamakihiroki

また全音も半音も大小があり、大変音程が取りにくい。ドとレは大全音ですがレとミは小半音。レとミも大全音で取るとピタゴラスとなる。純正律音階の矛盾は、ドに対する完全四度上のファが倍音上に存在しないことです。ジョージ・ラッセルのリディアン・コンセプトはC-durの基音はFとしています。

2010-05-01 11:29:45
玉木宏樹 @tamakihiroki

平均律の長三度の悲惨さを簡単に実証する方法があります。ヴァイオリンのGの開放弦をピアノと同じにします。そしてD線上で10度上のHを純正に取り、(これは長三度と同じ)そのHの音とピアノを同時に鳴らすとひどく唸りピアノが高いのが実感出来ます。これが14セントの差です。

2010-05-01 11:37:02
K @kco_vc

勉強になります。私もピタゴラス音律、3~4年前に習った筈なのに…(´・ω・`)意識してないと立派な無駄知識になってしまいますね… RT @tamakihiroki

2010-05-01 11:47:32
玉木宏樹 @tamakihiroki

邦楽の音律の根拠は三分損益とか順八逆六と言いますがこれは全くピタゴラス原理と同じです。順八というのはドから半音分八回上に行けば、ソになり、そこから六回分半音下に行けばレになります。私は邦楽器にはピタゴラス音律のあるチューニングメータを奨めています。(続)

2010-05-01 12:01:30