純正律、平均律、ピタゴラス音律

まとめました。
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玉木宏樹 @tamakihiroki

@hshinoda お箏の3.6.7度を少し低くするだけで音色がガラリと変わります。旋法的な曲はピタゴラスでやりますが。ストリング誌の今月号に15年前、日本初の純正律CDを創ったときに弦楽器を全員開放弦で特殊調弦つまりスコルダトゥーラで強制的に純正律演奏した方法論を書いています。

2010-04-26 10:54:09
玉木宏樹 @tamakihiroki

バッハは平均律を使ってはいません。あの曲集を「平均律」と訳したのは日本の大誤訳です。英語で言えば<Well Temperd>としか書いていません。バッハ時代に鍵盤楽器を平均律にすることはあり得ませんでした。

2010-04-27 11:18:06
玉木宏樹 @tamakihiroki

ではバッハの<Well Temperd>とはどういう調律だったのかということが音楽史の話題になっていて多分ベルクマイスターlllだったんじゃないかという説が多い。この辺のことはケレタート「音律について」(シンフォニア)東川清一「古楽の調律』(春秋社)に詳しく書かれています。(続)

2010-04-27 11:19:36
玉木宏樹 @tamakihiroki

重要な本を忘れていました。平島達司「ゼロビートの再発見」(ショパン)。ベルクマイスターでも24の調は弾けて最初のC-durは純正律に近く、和音の分散、段々とピタゴラス的対位法になって行く。ピアノが平均律になったのは1842年、工場出荷時のピアノに平均律を搭載したのが始まり。

2010-04-27 11:23:23
玉木宏樹 @tamakihiroki

@toshiyukianzai バッハは平均律なんか使ってないことは今や常識ですよ。私の呟きをお読み下さい。

2010-04-27 11:28:10
玉木宏樹 @tamakihiroki

1850年頃までは、プロの演奏家、作曲家は平均律に見向きもしませんでしたが、一回の調律で済むため、ブルジョアの家庭にピアノがもの凄く普及し、プロもいやいや平均律になったのです。悪貨は良貨を駆逐した訳。1900年頃マーラーは最近ミントーン(中全音律)を聴けなくなったと嘆いています。

2010-04-27 11:43:56
玉木宏樹 @tamakihiroki

@sakukazu 私はハーモニートレーナー(現在は売っていない)という優れ機械を使ってセミナーをしています。ドミソを瞬間的に平均律と純正律に切り替える機械で、この威力は凄くみんながショックを受けます。以前ある所で分からんチン親父から「自分は音痴だから難しい話は分からん」(続)

2010-04-27 11:57:28
玉木宏樹 @tamakihiroki

@sakukazu と言われましたが皆さんは本物のドミソを聴いてはいないといって、偽者を平均律、本物を純正律、日本の教育は偽物のドミソしか教えないと言って親父に違いは分かるかと言ったら「もちろん」と答えてしばらくして大声で「偽物を聴かされていたんじゃ音痴になるわ」と言い会場大爆笑

2010-04-27 12:00:11
玉木宏樹 @tamakihiroki

もう何年も前から放送大学の音楽史の授業で、平均律曲集というのは大誤訳だと言ってるのに,その後のNHKFMでバッハが平均律を普及するために書いたと、堂々と解説したのにはのけぞったなぁ。

2010-04-27 12:16:16
玉木宏樹 @tamakihiroki

私はシンセ上で、純正律、ミーントーン(中全音律)ベルクマイスターlll、キルンベルガーlll、ピタゴラスを使い分けています。自然七度入りのシャープイレブンス(増11度)は平均律と違いとても美しい。生楽器ではアイリッシュハープを中全音律で、お箏を純正律とピタゴラスで演奏しています。

2010-04-27 12:47:20
玉木宏樹 @tamakihiroki

@frkw2004 こういうことです。作曲家や曲によっていろんな調律を選んでいたのです。バッハはベルクマイスターでいいだろうけど、モーツァルトはミーントーン系(日本のクラヴィアの重鎮、野村さんはヴァロッティ説)ベートーヴェンはキルンベルガーと調律替えしなければならない。(続)

2010-04-27 13:01:17
玉木宏樹 @tamakihiroki

@frkw2004 そう言う面倒臭さはピアノの普及の邪魔。で、平均律という平均に音程を狂わせた調律で、どの曲も弾けるということにしてしまったのです。もちろん狂ったら調律替えはするんだろうけどもう一度平均律だけでいいわけです。

2010-04-27 13:02:20
玉木宏樹 @tamakihiroki

@frkw2004 ヴェルクマイスターでモーツァルトは合わない。平均律が普及したのは時代の流れでもあった。ミーントーンは全くエンハーモニックが使えない。他の音律でも制限がある。その点、響きの純粋さは損なわれてもエンハーモニック変換で調性を拡大していけたのは平均律のおかげ。(続)

2010-04-27 14:31:23
玉木宏樹 @tamakihiroki

@frkw2004 響きを犠牲にしても転調自由のために平均律を選んだのに、調性を無くして平均律を使う12音は自己矛盾。

2010-04-27 14:34:09
玉木宏樹 @tamakihiroki

@noritanaka 正確には14セント。つまり半音の100分の14です。ピタゴラスと純正律は22セントです。

2010-04-27 14:40:07
玉木宏樹 @tamakihiroki

いやぁ,未だにバッハ平均律神話が横行しているのには心底驚くなぁ。

2010-04-27 14:41:26
玉木宏樹 @tamakihiroki

バッハの<Well Temperd>を平均律だと曲解したのは、確かヘルムホルツだったよね。

2010-04-27 14:44:16
玉木宏樹 @tamakihiroki

実際に平均律のシンセサイザーで夜中ギリギリした濁りの和音の中で仕事をしていると、とても体に悪く30分ともたない。コーラスとかフェイザーとかのエフェクター類は、耳を船酔いさせて平均律の汚さをごまかしているのだ。

2010-04-27 16:33:38
玉木宏樹 @tamakihiroki

昔、キングレコードで私の純正律系のリミックスをしていたとき、ミキサーの人からこんなに耳に負担のかからない音楽は初めてだ。楽で気持ちよいと何度も言われたのを思い出す。

2010-04-27 16:38:43
玉木宏樹 @tamakihiroki

ロックギタリストに純正律の話をすると非常に理解が早い。リードギターは純正律の美しいハーモニックスを使いたがるけど、サイドは平均律なので音がぶつかる。ドラムがうるさいのは、そのぶつかりによる濁りをマスキングするためだろう。

2010-04-27 18:08:01
玉木宏樹 @tamakihiroki

バッハ時代の作曲家とチェンバロ奏者たちは徹夜で酒飲んで音律談義をやっていました。そんな中から諸々の音律が生まれました。そう言う財産が平均律にとって駆逐されました。しかし日本のチェンバロ奏者も平均律ではなくいろんな調律を使っています。バッハは耳が良く、猛スピードで調律したそうです。

2010-04-27 18:14:44
玉木宏樹 @tamakihiroki

@tomokoenokida チェンバロだとヴェルクマイスターlllが多いでしょうね。ただ、実際にバッハがどういう調律だったかというはっきりした記録がないので、これぞバッハ調律という人たちがゾロゾロ。私は昔、平均律のひずんだ音の「マタイ」が大嫌いでしたが、最近の古楽演奏は美しい。

2010-04-27 18:50:51
玉木宏樹 @tamakihiroki

今日はなんだか純正律で明け暮れたなぁ。平均律とオルガンと言う大問題もあるんだけど、休憩。

2010-04-27 18:55:33
玉木宏樹 @tamakihiroki

オルガンの調律の話をしましょう。オルガンはブラスに近い音で地鳴りのするような音量があり、従って平均律の唸りにはかなり抵抗、ミーントーン(中全音律)が残っていましたが19世紀には平均律に屈服しました。平均律のオルガンは体に悪い響きがします。洋楽の最高に崇高な響きに憧れた人が(続)

2010-04-28 11:58:00
玉木宏樹 @tamakihiroki

正面から平均律の歪んだ音の攻撃を受け、体は30分と持たず、どうせ自分は崇高なシーンとは無縁と思い諦める。私は欧州で貴重な体験をしました。ノートルダムでもウェストミンスターでもオルガン奏者は2階の見えない所にいて音は直撃せず、高い天井の反響とお香と人いきれでトゲが中和されます。

2010-04-28 11:58:11
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コメント

北野 風夫 @jx0 2010年5月2日
4/26-29 の「平均律」を中心に追加
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