childの複数形は元々childrenとは書かないcildrだった

そこに更にenという複数形の語尾がついて今の形となったという。 日本語の子供と同じような運命を辿っている。 childは元々印欧祖語語幹のgelt-に由来して「膨らむ」という意味を持っていた。 軈てそれが、膨らむ→球状になる→孕む→嬰児→子供と言うように意味が広がってゆく。
13
リンク note(ノート) 英単語「child」の語源や由来|日本にいながら英語・英会話力爆上げ|note childの語源は、印欧祖語推定形語幹である【gelt-】「膨らみ(=swelling)」が由来だと言われています。 【gelt-】は、更に「球状にする(=form into a ball)」という言葉が由来となっている言語です。 何が球状・膨らみなのかというと、お腹のことで、つまり子供がお腹に宿しているという状態の言葉が由来となっています。なので、childは原義的には【kiltham】「子宮の実り(=fruit of the womb)」のことを指します。 古英語【c(h)ild】という言葉はブリテン
リンク GIGAZINE なぜ英語で「child」の複数形は「childs」ではなく「children」なのか? 英語で「子ども」を意味するchildは複数形になったときにchildsではなく「children」という形に変化するのを、不思議に思った人もいるはず。英語にまつわる歴史や由来を掘り下げるGrammarphobiaがこの言葉の謎に迫っています。 68 users 448
terada @terada50397416

へー、childの複数形はcildrだったけど、それにさらに複数形の語尾をつけてchildrenになったらしい。 日本語でも「子」の複数形は「子ども」だったけど、いつのまにか複数形の意味が薄れて「子どもたち」が複数形になってしまった。 似たようなことがあるものだ。 pic.twitter.com/Avjwjxo9i7

2021-10-26 11:49:50
拡大
terada @terada50397416

ちなみにこの本に書いてあった。 よくわからないまま暗記してた英文法も、歴史的経緯を知ることで理解がより深まる。 これは単なる英語史の本ではないので、英語史を通じて現代英語の謎を解き明かし、現代英語の理解を助けることができる。 実に良い本。 amzn.to/3Blqr9e

2021-10-26 12:43:39
terada @terada50397416

他の言語であればsubjunctive接続法と訳されることが多いが、英文法に限ってはこれが仮定法と訳されてしまったため学習者は大変な思いをすることになった。 つまり何故I wish I were a birdのようにwereを使うのかがわからないままで終わるのだ。 こういう時はwereと丸暗記するしかなくなっている。

2021-10-26 12:49:21
terada @terada50397416

can, may, mustに三単現のsがつかないのは何故なのか、そういった理由も丁寧に説明されていて色々と勉強になる。 canが元々は「知っている」という意味でknowと語源を同じくしているというのは意外だった。 つまりcanは元々「知っている」という意味があり、それが「できる」という意味になった。

2021-10-26 12:49:22
terada @terada50397416

「子どもしゅ(子供衆)」という言葉は江戸時代の本によく出てくる。その後、昭和に入ってもお子供衆という言葉はよく使われていたが、ここでは珍しく子供衆達となっている。 御御御付けみたいだ。 pic.twitter.com/fnA9bPoaZz

2021-10-27 20:29:08
拡大
terada @terada50397416

「とも」は複数を表す接尾語だったが、段々と単数として扱われていったようだ。そして室町後期に「子ども衆」という語が現れる。 衆は若衆や女衆のように複数を表す。『虎寛本狂言・布施無経』ですでに子供衆が使われた。 この時代に「こども」という語が複数でないと認識されたのだろう。 pic.twitter.com/9M9tkeAWaG

2021-10-27 21:25:20
拡大
terada @terada50397416

子供衆は昭和に入っても使われたようだが、さすがに死語になってしまった。 供と共の漢字だが、これは異体字であってどちらも同じ漢字にあたる。臺灣と台湾、竜と龍のような関係だが、今では違う意味を持つ漢字であると認識され、交換不可能となっている。 つまり供給を共給と書くことはできない。 pic.twitter.com/IsRucdvP5m

2021-10-27 21:25:21
拡大
拡大
terada @terada50397416

江戸時代の大人気作家、京伝の『照子浄頗梨』の口上では、作者の京伝が本の中に登場して口上を述べている。 その中には「御子様がた」とあり、子の複数形を表す接尾語として「がた」も使われたことがわかる。 肩に京と傳の文字が見える。 pic.twitter.com/apeglNuDAA

2021-10-27 21:25:23
拡大
terada @terada50397416

子供達と達をつける表現は大正頃に見える。それ以前にあったのかはよくわからない。 この時代、おそらく子供衆と子供達という表現が両方あったのだろう。 一方で子の複数を表す「子ら」は完全に廃れてしまったようだ。 pic.twitter.com/wBz0odz29c

2021-10-27 21:25:24
拡大

Terumi Hashfish @Hashfishies

@terada50397416 そっか。子どもの『ども』は、野郎ども、の『ども』だったのか。

2021-10-26 12:46:02
L @Lei_niveauA1

この本こそ英文法が節度が無さすぎてモヤモヤイライラしていた私が探し求めていたもののようです ありがたや🙏 twitter.com/terada50397416…

2021-10-26 13:26:39
MIRLIN🐾64 @miryuses

( ゚д゚).。oO(そうか、子どもの「ども」は「者共出合えー」「行くぜ野郎ども」の「ども」と同じだったのか…目から鱗だ) twitter.com/terada50397416…

2021-10-26 21:05:09
猫トマト@求職中の人外コピーライター @catomato

言われてみれば…目からウロコな話。 余談だが昔先輩に「子供と書かないように」と言われた。「供える・お供する」を連想させて差別的だからというのが理由。まあ「子ども」の方が柔らかいのでそっちを使ってましたが。ちなみに文科省は2013年に「子供」表記は差別ではないと表明しています。 twitter.com/terada50397416…

2021-10-27 00:26:05
Chitoshi Tamaoki @chitoshi_tamaok

森博嗣の「スカイクロラ」シリーズのキルドレってこれのことじゃん! twitter.com/terada50397416…

2021-10-27 00:32:23
佐藤未悠 @miyou_satou

なるほど…😳 でもなんで「子ども」の複数形が薄れたんだろう? 昔は子沢山で子ども各人を雑に扱ってたから? でも乳幼児とかの雑に扱えない子どもを他の雑に扱える子ども達と区別して「子」と単数で呼んだ。 子=乳幼児 子ども=乳幼児以外の子 子ども達=子+子ども という仮説。 twitter.com/terada50397416…

2021-10-27 00:36:24
1 ・・ 4 次へ