(江川氏の記事を出発に)対話の場を持つために

発端の江川紹子氏の記事はコチラ ⇒ http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011082809.jpg なにぶん初まとめですので至らぬ点は暖かくスルーしていただくかご指摘いただけるとありがたいです。 タイトルは思いつかなかったのでそれらしく付けてみました。
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Hideyuki Hirakawa @hirakawah

江川さんの論理には転倒がある気がするな。中には不安商法で儲けようという目的で「共感」を「手段」的に用いて、人々の不安に付け込んでくる連中はいっぱいいるだろうし、それに対する批判は当たってるだろう。でも「かけはし」なんかは別にエセ科学的方法を売り込もうとしてるわけではないだろう。

2011-08-29 01:45:20
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

(続)むしろ「かけはし」なんかは、コアの人たち自身が善意のあまり盲目化してニセ科学的方法にトラップされてしまったというほうが近いのでは?それを「不安に付け込む組織」という枠で一緒くたにくくると、かえって要らぬ反発を招いて分断と孤立を深めるように思うのだけど。

2011-08-29 01:48:55
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

(続)思うにこの問題は、単に「ニセ科学」という科学リテラシー云々の範囲で解決できる問題ではないんだろうとも思う。こういうのに引っかかる人は他の詐欺や不安商法にも引っかかる人が多いだろうし、ニセ科学に詳しい人だけでなく心理カウンセラーや弁護士とのタッグによる対処が要るのではないか。

2011-08-29 01:53:25
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

(続)もちろん、引っかかる手前の人が、米のとぎ汁とか放射能を無化する菌とかのインチキを指摘する情報に接することで予防できる効果はあるだろうし、引っかからないタイプの人がそれを知って、もし身近にひっかかりかけてる人がいたら、「それダメらしいよ」と諭す効果もあるのはいうまでもない。

2011-08-29 01:56:35
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

(続)ただ、数日前にも呟いたが、不安に対処するのには単に知識だけでなく「状況に働きかける行動能力の回復」「自己効力感(自分にもできる)を高めること」などのエンパワメントが不可欠。そうすることで不安のインフレ化した部分はだいぶ収まり、適度な不安との付き合いができるようになると思う。

2011-08-29 02:00:17
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@hirakawah 僕はしかたなく火中の栗を拾いに行っているので、よりよい対案があればいつでもそちらに乗り換えます > 「かけはし」の問題

2011-08-29 02:02:10
闇のapj @apj

@muimi 「ニセ科学批判」てのは、「(正しい)科学を受け入れろ」って主張じゃなくて、「それを選んで他人に広めると免責されず結果責任を負うことになりますよ」って指摘の意味合いの方が強いのかな、と。科学の内容が前面に出てくるから誤解されやすいけれど。

2011-08-28 16:37:08
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

やはりそうですよね。なのでさっきも「弁護士」と書いてみたんですよね。RT @apj: @hirakawah ニセ科学ネタで金儲けしている人たちに対しては、景表法か特商法(販売形態による)で網をかけるのが一番効果的だろうと… (cont) http://t.co/Uwx9m2y

2011-08-29 02:01:13
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

たた゜、金儲けをしてるわけではない集団を対象にした場合は、そういう方法が使えないのが、苦しいところですね。RT @apj: @hirakawah ニセ科学ネタで金儲けしている人たちに対しては、景表法か特商法(販売形態によ… (cont) http://t.co/QjuVAfp

2011-08-29 02:03:26
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

自分だったらどうするだろうと常々考えるのですが、「不安」の原因が、除染がなかなか進まない、避難したくても補償等の制約で避難しがたいという政府等への不満が高まってることにもあると思われるので、ニセ科学の指摘だけではどうにもならないという気がしてます。 @kikumaco_x

2011-08-29 02:12:08
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@hirakawah そんなこともわからずにやっているわけではありませんから

2011-08-29 02:15:49
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x なので、科学的な説明だでなく、政府や自治体への働きかけをエンパワーすることが不可欠と思うんですよね。勿論さっき書いたように、引っかかる予備軍ないしその周辺の人たちへの「免疫」としては、kikulogのように情報を公開しておくことは大切だと思うんですよね。

2011-08-29 02:17:03
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@hirakawah ブログやネットではだめで、少人数の直接対話をたくさん組織するのが有効だと考えますが、それだけの労力と人を出せるか。組織的にやらないと無理な気はする

2011-08-29 02:21:29
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x あと、きくちさんは勿論やってませんが、ニセ科学批判と一緒に「母親がそんなに偉いのか」みたいな揶揄や非難は絶対に禁物ですね。あんなことしたら科学者だろう誰だろうと信用失うのは必至ですから。(まぁ自分も時々感情的にツイートするので自戒含めですが。)

2011-08-29 02:23:53
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@hirakawah それは僕の周囲にはいないし、僕らの意図の届かないところでそれをやられても、止める手立てはないですよ

2011-08-29 02:25:13
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x より有効なのは、対話を通じて、相手の疑問に一つ一つ答えていくやり方ですね。そしてそれをある程度重ねたら、結果をFAQ化してネットや出版物にするのはありだと思います。一つには聞きたいこと、知りたいことに応えてくれるものが必要なわけで、それが信頼も生みます。

2011-08-29 02:30:40
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@hirakawah そのあたりの問題点はとっくに想定の範囲内で、解決法は思いつきません。少人数の対話を「大量」にこなす具体的な方法も思いつきません

2011-08-29 02:39:24
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x 勿論、より互いの信頼と理解(専門家も市民を理解し信頼すべきですから)を広めようとしたら、やはり対面的なやり方を地道にやっていくしかないでしょうね。ただ問題というか課題が二つあって、一つはどう人を集めるか。一番来てほしい人ほど恐らく来ないだろうという危惧。

2011-08-29 02:35:58
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x もう一つは、専門家の態度の問題。客観的には安心していい地域だとしても、頭ごなしに「安心」を説得しようという態度がチラリとでも見えると、元々懐疑的で、それ故ニセ科学に走りやすい人には警戒されるでしょう。それが「来てほしい人を遠ざける」ことにもつながります。

2011-08-29 02:40:42
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x せいぜいできるのは、①実際の対話の場に赴く専門家を各地で多人数用意し、スケジュール調整すること、②専門家間での対話の目的、最低限伝えなければならないこと、またやってはならない「べからず集」の共有、③②のための資料作成くらいでしょうね。

2011-08-29 02:47:56
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

対話は、大量だろうと少量だろうと、やるしかないわけで、「大量にこなす方法」なんて存在しませんよ。RT @kikumaco_x: @hirakawah そのあたりの問題点はとっくに想定の範囲内で、解決法は思いつきません。少人数の対話を「大量」にこなす具体的な方法も思いつきません

2011-08-29 02:43:56
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@hirakawah じゃあ、僕が考えている以上のことはどこにもないということですよ

2011-08-29 02:46:11
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

そうです。問題は「方法論」ではなく、さっき書いた①~③のようなことを実際にいかにしてやるかという「マネジメント」と「実行力」の問題です。RT @kikumaco_x: @hirakawah じゃあ、僕が考えている以上のことはどこにもないということですよ

2011-08-29 02:53:01
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@kikumaco_x あと、菊池さん自身も認識されてる通り、国・自治体の措置に対する不満・不安の問題は知識だけでは対処できないので、これ含めて対話の場を持つとすれば、自治体なり地方議員や地元選出の国会議員を招いた政治集会に専門家も加わるという形式の方が意味あるように思います。

2011-08-29 02:59:24