モラハラ、性的虐待をする配偶者との共同親権をめぐるフランス語の記事を読んでみた

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弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

多くの方に読んで欲しいです。 「頑迷なmanipulator(配偶者を操作しようとする人)との離婚に対処する~戦いは始まったばかり。」 フランス語の記事を読んでみた。 | 福岡の弁護士 水野遼 ameblo.jp/mizunoryolawye…

2021-12-02 06:28:55
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

HARCELEMENT MORAL ET VIOLENCES APRES LA SÉPARATION DU COUPLE というフランス語の記事が話題になっていた。日本語にすると、別居後の配偶者間におけるモラハラ、暴力といった意味である。

2021-12-02 07:31:37
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

機械翻訳だと意味不明なのであるが、一旦、Google翻訳で英語にしてみると、Google翻訳は英語とフランス語の翻訳は絶妙にうまいようで、読める英語がアウトプットされてきた。そこで、全文を言ったんGoogle翻訳で英語に直した上で、日本語に翻訳してみた。

2021-12-02 07:32:04
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

その内容は、児童虐待や家庭内暴力について、実に考えさせられる内容であり、小魚先生が普段から日本における事例として発信されているようなことが、実はフランスでも問題になっているということがよく分かる内容であった。

2021-12-02 07:32:19
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

上記の通り、私のつたない英語読解力と、Google翻訳頼りのフランス語⇔英語翻訳のたまものであるので、ところどころ訳出不正確な部分があることはあらかじめお断りしておく。また、訳出に際しての補足説明は、余裕があればそのうち行うたいと思うが、今回は省略させていただきたい。

2021-12-02 07:32:33
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

以下、訳出である。インデント等無視のベタ打ちなのはご容赦願いたい。また、ひとつだけここで解説しておくと、Manipulateur(英語ではmanipulator)は、「配偶者を操作しようとする人」という意味であるが、

2021-12-02 07:33:24
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

小魚先生が、「DVモラハラの本質は配偶者に対する支配」とおっしゃっていることもあり、「モラハラ加害者」「加害者」などと適宜訳している(全部を配偶者を操作しようとする人とすると文章がくどくなるため)。

2021-12-02 07:33:52
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

フランス語のせいか、色々と皮肉を込めた表現も使われているのであるが、フランス文学にはめっぽう弱いので、その辺の機微はあまり適切に日本語化されていないかもしれない。

2021-12-02 07:34:07
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

頑迷なmanipulator(配偶者を操作しようとする人)との離婚に対処する~戦いは始まったばかり。   配偶者を操作しようとする人は、極めて自己中心的であり、配偶者が反抗したり、配偶者から離婚を求められることに我慢出来ない。それは自身の自己像を損なうからである。

2021-12-02 07:35:06
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

それゆえ、配偶者を操作しようとする人は、報復に出る。その目的は、他人の犠牲の下に自分を再評価させようとする壮大なものである。無実で、何もしておらず、いつも通り他人が悪いので、今回も自分が被害者だとアピールする。

2021-12-02 07:36:02
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

このようにして、別居後、勿論離婚後も、配偶者に対するストーカーと化すのである。2019年4月にベルギーで行われた犯罪学者による研究は、暴力的な夫の行動について、圧倒的な様相を明らかにしている。すなわち、被害者の79%が別居後も暴力を受け、9割は別居時点で恒常的に嫌がらせを受けており、

2021-12-02 07:36:48
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

法的手続になると、80%の前配偶者が敵対的な態度を取るというものである。 犯罪学者は、4つの戦略を特定した。 1 監護権を失うぞと脅す(80%) 2 虚偽の主張や中傷を行う(92%) 3 母親を支配し、あるいは罠にはめるために子どもを利用する(89%) 4 母親に対抗して子どもと連合する(92%)

2021-12-02 07:37:05
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

既に研究により、ベルギーでは、離別することで暴力は止まないことが明らかになっている。「これは、未だに、専門家から警察や司法に対して伝えていく必要のあるものなのです」と、この離別後の暴力について研究するベルギーの団体「女性連帯」の犯罪学者は指摘する。

2021-12-02 07:37:23
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

暴力的な男性にとって相手方配偶者に対する支配を失うというのは、究極的に嫌なことなのです。このときに、実力行使に出る危険性が高まるというのは、全ての研究が示しています。と、この研究を審査した犯罪学者は説明する。

2021-12-02 07:37:38
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

我々は、離別後のモラハラが存在することを、裁判官や司法省に日々訴えている。それは我々のところに訪れる被害者の多くが必要としていることである。 このようなモラハラは、認知され、処罰されなければならない。

2021-12-02 07:37:47
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

モラハラの手口 支援団体で見てきたもの 子どもや女性を被害者とするハラスメントのやり方とはどのようなものか、簡単に挙げてみる。 「ご主人様」は、自らの父親としての自己像を守るため、子どもを母親から遠ざけるため、養育費を払わないために監護権を取得することを望む。

2021-12-02 08:11:31
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

女性を懲らしめて、お金も節約できるのであるから一石二鳥である。 多くの人が知っているように、異常なmanipulatorは、深刻なお金の問題を抱えている。薬物のごとくに金を愛しているのである。 そして、配偶者の信用を落とすために、虚実織り交ぜたあらゆる手段が用いられる。

2021-12-02 08:11:57
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

そうした手段の中で、電子メールや文書、電話による嫌がらせは、相手の印象を損ね、他の誰かとの生活再建を妨害する目的で行われる。この問題行動は、「関わらない」ことを認めない。なんとかして関係を維持し続けようとする。

2021-12-02 08:12:20
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

女性に対するモラルハラスメントは、配偶者を操作しようとする人(manipulater)の、妻に対する脅しであり、妻の品位を落とし、罪悪感を覚えさせる。「主人は完璧で、私は狂っている」というように。

2021-12-02 08:12:48
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

加害者は、SMSやメールでの不健全な関係を維持しようとする。電子的な手段を用いたモラハラである。しかし、この訴えを裁判所に分かってもらうのはとても難しい。

2021-12-02 08:13:09
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

検事は、被害者がメールに返信しなければ、ハラスメント関連の犯罪として認識する。しかし、被害者の女性は、夫に返事をするよう強いられていることがある。監護権を確保するための方法としてそうせざるを得ないからである(*やや訳出不正確)。

2021-12-02 08:13:29
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

そんなわけで、VICTAは、モラハラの実態を真に理解してほしいと思い、活動しているのである。 こうしたモラハラ加害者の発するメッセージは、精神不安定や病的状態の証左である。以下に実例を挙げる。

2021-12-02 08:13:48
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

1 責め立て、非難する お前は不安定だから、心理学者の存在無しに子どもに会う権利はない。自分は専門家に頼ることができる。(彼は、その母親を危険な頭のおかしい女性であると言うことにより、裁判において子どもに会う権利を勝ちとろうとした)

2021-12-02 08:14:13
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

共同監護権を訴える。お前にはびた一文養育費を払わない、全ての援助を止める。(裁判所の指示に従うことに我慢がならなかった)

2021-12-02 08:14:34
弁護士 小魚さかなこ @KSakanako

2 子どもの世話に関する「協同」 金曜の夜は仕事で会議があるので、子どもの面倒を見てくれる?その代わり、来週末は一日、余計に面倒を見るよ。(この交換条件は全く公平ではない。譲歩しなければならないのは父親であり、それにより母親が翌週末に子どもの世話をする時間を奪われる理由はない)

2021-12-02 08:15:11
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