台風に対する注意の喚起の仕方が大げさすぎるのではとの話

早川先生( @HayakawaYukio )の短いツイートから始まった話をまとめ。後々本意は掴めたけれど、後出し的なやり方には個人的には若干不満を感じるところ。でもまぁ「大げさに煽りすぎ」との話は首肯出来るところがあるので、後学のためにまとめ。 当方回線が細い(離島在住)ため、必要なツイートを完全にかき集められていない状態です。後々ちゃんとまとめたいなと思いつつ。
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こばこ @kobako

…んでも、この辺悩みどころではあるのかもなぁ。 いつでも最大限の警戒を、という感じでは狼少年になりかねないというのも少しは。 まぁ今回の場合はマジやばい感じなので(大量の雨が降る可能性が極めて高い・風にも警戒が必要。)警戒の出し方は正しいと思うけど。フジ系とか力入れてたよね今日。

2011-08-31 16:51:24
こばこ @kobako

そのフジで海水浴場を撮影・取材。下田市でおととい事故があり、遊泳禁止になった昨日も事故が。 そんなあとの今日も沖へ入って行く海水浴客が。「気をつけているから大丈夫」と思いこむ、正常化の偏見の根強さを感じる。 海・波の何を知っていると言うのか。

2011-08-31 17:03:55

一応続きをちょっと追加

こばこ @kobako

とりあえず夕方の流れをまとめてみたりはしたけど、なんか思いっきり手落ちの感があるので、個人的な備忘録の域は出ない感がある。 あと最初にまとめたときのコメントで致命的な間違いを犯したりしている。 ここを修正するのってどうするんだろうか。

2011-08-31 23:45:44
こばこ @kobako

まぁこう、台風にしても津波にしても「最悪」を考えて注意喚起を行っていて、実際その「最悪」になることは少ない、そしてそうなっても地域的には限定的であることからの「ギャップ」は現状ではどうにも避けがたい話ではあるよなぁという話で。

2011-08-31 23:50:10
こばこ @kobako

今回の台風、個人的に懸念しているのは(大阪・神戸・名古屋の大雨)都市型災害なんだけども、ちょっとした進路の違いで起こらなかったりするから注意喚起の仕方が難しい。 常に警鐘を鳴らし続けて、住民や自治体にそれに常に対応してもらうのが(警鐘を鳴らすものとしては)理想ではあるのもの。

2011-09-01 00:42:50
こばこ @kobako

テレ朝系「モーニングバード」で子どもの防災教育についての話。 「想定を信じるな」というのはまぁ良い心構え。だがそこから「想定外」で有ったとの各省庁・各機関の発言を叩く流れに。 …組織の上層からの話と個人の話は異なると思うけどなぁ。 あと「子どもでも分かってるのに」っていうの禁止。

2011-09-01 08:38:09
こばこ @kobako

ちょっと話が逸れたけど、「あらゆる状況を想定する」という心構えは大事だと思うところ。昨日の台風の話も、皆がそういった姿勢を持っているんで有れば「警戒を」と殊更に呼びかけなくてもいいのではないのかなとちょっとは思う。 ただまぁこれもちょっと話を逸らしている。ちょっとした転嫁もある。

2011-09-01 08:42:50
こばこ @kobako

昨日の件続き。想定される災害規模について、受け手と出し手が共通の認識を持たないので、「最大限に警戒」などというよくわからん言葉を用いる。 これに関しては過去の災害を出すことは活路?この前の新潟福島豪雨でも「平成16年の豪雨並み」という表現で注意喚起する事である程度の効果を上げた。

2011-09-01 12:30:54

あさみ ( @adonis_fish ) さんの発言を追加。

あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

昨日の http://t.co/6jZ5fIP についての話。コミュニケーションの問題については @kobako さんが論じられていたので、私 は別の観点から。

2011-09-01 21:43:01
あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

「大事を取るのでなく、最も確からしい予測に基づいて注意喚起しなければならない」それは正しい。が、お天気のように警告の依って立つところの「確からしい予測」が、ある点を中心に幅を持った値で与えられる場合、別に「大事を取った」わけでなくても、必然的に警告が空振りになるところが出る。

2011-09-01 21:47:41
あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

そのままだとわかりにくいので、台風の予報円を例に。 http://t.co/KlyDpP9 台風の予報円は「円内のどこかを」進む確率が7割になるように定められている。一方、予報円の中心を結んだ白破線は、それ以外のルートよりは可能性が高いが、確率は担保されていない。

2011-09-01 21:49:20
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あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

この場合に、予報円の右端や左端を通ることまで織り込んだ注意喚起をすると、必然的に実際の台風より広い範囲に警告することになる。つまり「日本のどこかでは」必ず警告が空振りになる。

2011-09-01 21:49:49
あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

じゃあ白破線を通った場合のみに限って注意喚起をすればいいかというと、多くの場合で白破線を通る確率は「十分に確からしい」といえるレベルでないので、やっぱり空振りが出る可能性は高い。そのうえ、警告なしに被害に襲われるところも出るかもしれない。

2011-09-01 21:50:18
あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

つまり、今の気象予報の精度では、別に大げさにいわなくとも「確からしい予測」をもとに警告する、ということそれ自体が(場所によっては、あるいは時間によっては)空振りの可能性を含んでいる。ぴったりの予測ができない以上、空振りが出るのを承知で、それでも警告していかなきゃいけない。

2011-09-01 21:51:26
あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

だから、考えるべきは「空振りしない警報」ではなく「たとえ空振りしても次また信じてもらえるような警報の出し方」なのだと思う。それには前述したような「なぜ空振りが出るのか」を分かってもらうのも必要。予報がどのように作られて、どんな問題をはらんでいるのか、丁寧に説明する。

2011-09-01 21:52:10
あさみ㌠(ダヨー) @adonis_fish

(ただ早川先生は当然このへんもご存じじゃないかと思うのですが…まあ火山活動の予測はかなりのレベルに来ていると聞きますので、お天気ももっと頑張れ、というエールだったと受け止めさせていただきます。)

2011-09-01 21:52:48