「MMT」と「リフレ」はどこが違う? MMTの弱点は「金利」! ――金融版「計画経済」に対する、主流派経済学者の反撃

最近のネットでよく見かける、「MMT(現代貨幣理論)」。このMMTに対して、クルーグマンたち、主流経済学者が批判しています。 そこで、MMTとその批判、さらに日本の財政について、まとめ主が考察していきます。とくに、今回の議論の軸になるのは「金利」です。 MMTでは「ゼロ金利固定」の前提で、金利を無視したまま財政拡大の話を進めていますが、それは実際に可能なのでしょうか? 経済学者の記事を引用しつつ、問題点を検討していきます。
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しろうと @sirouto

だから、たんに財政出動がしたいだけなら、MMTよりFTPLの方がいいし、かりにMMTを採用するとなっても、実際の政策実務では、FTPLが使われるだろう。数字が出せないのでは、実務上使い物にならないからだ。

2022-01-23 23:14:32
しろうと @sirouto

そしてまた、FTPLが打ち出の小槌だと思っているわけではない。すでに実行してきた財政拡大・債務拡大を、インフレ税で払うことになるだろうから、そのシミュレーションとして必要になる、という事後的対応の側面の方が大きいと思っている。

2022-01-23 23:16:08
しろうと @sirouto

そろそろまとめに入ると、私が一貫して、MMTに懐疑的・批判的・否定的なのは、「金利」の問題をMMTが完全に無視しているからだ。少なくとも、金利を考慮しているぶん、主流派経済学の方がマシだろう。

2022-01-23 23:18:24
しろうと @sirouto

……今日はここで終わります。お読みくださった方、ありがとうございました。

2022-01-23 23:19:04