令和3年度 滋賀県自転車通勤体験事業 意見交換会「自転車通勤を進めよう 気候変動対策･健康増進･業務効率の改善に」開催報告2022.2.3

くうのる @kuunoru

正木氏＞しかし、会議を終えた帰り道は9時10時で真っ暗。しんどかった。家に帰ってからしまうのもつらかった。でも夕方や夜に帰ると、家々からの夕餉の匂いが楽しめた。朝はキンモクセイの香りなど、まちを見る目線が変わった。気づきがあった。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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正木氏＞スタンドが外れてしまい、取り付け方がわからず、パナソニックの方に直してもらうまでどうにもできなかった。ライトの固定がおかしく、直そうとしたら割れてしまった。メンテナンスは素人にはサポートがほしかった。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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正木氏＞今回は電動アシストマウンテンバイクを選んだが、アシストなしだと重かった。東京都内でツアーに参加して軽いスポーツバイクを体験、こっちの方が走りやすいと気づいた。自分にマッチしたものが選べるといい。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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正木氏＞職員は、区長さんのところに文書を運ぶときなど荷物があるときはクルマを使っていた。今後も機会があれば乗りたいが、メンテナンスや保管場所が悩ましい。頭の形が悪くヘルメットに苦労したが、日本製なら合うものがあるとわかってよかった。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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続いてベストハウスネクスト株式会社の吉本智さんから報告。 吉本氏＞自己紹介。自衛隊、造船会社、豪州でガイド、不動産屋を経て工務店の社長。工務店とは地域密着の建設会社。滋賀県知事賞、滋賀県建築士会会長賞ももらったが、ほとんどの仕事は困り事解決。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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吉本氏＞仕事を通じて解決したいこと、森林を豊かにしたい。そのため地元の木で家を建てる、ペレットストーブ、古民家体験。さて、自転車通勤体験事業への参加の動機について。昔トライアスロンをしていた。京都から湖南市へ自転車通勤の経験も。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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吉本氏＞昔取った杵柄で、会社のみんなに見せると、楽しそうと。個人の自転車保険を会社でまとめて加入。期間中の取組は、無理をしないこと。体験は大切だけど安全運転で行くことにした。60代スーパー部長と、50代・30代の女性と50代の私の4人で。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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吉本氏＞成果は、合計距離338km、削減CO2は47.31kg、削減燃料は21.44L（3516円）。1カ月でこんなに削減できるのかと新しい発見。体力測定は、下肢筋力は向上していたが、週に3回の人と1回の人では差が現れた。メンタル面も実践の多い人に良い傾向。爽快だったと。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

くうのる @kuunoru

吉本氏＞やってよかった。アシストのおかげで楽だった。景色や空気を味わう楽しみを知った。この自転車が欲しくなって返却時に尋ねてみたが、運送業者なのでわかりませんと言われそのままに。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

くうのる @kuunoru

吉本氏＞課題は、車道を走るのが怖い。一時、歩道を走ったことも。夜の運転は見えづらい、ライトが暗い。リモートワークで自宅にPC持ち帰りなど荷物の多いときに困難。11月の時期は寒い。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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吉本氏＞継続したいが、家族の反対がある。初日の帰宅時に転倒したこと。急な雨で濡れて帰ったこと、病気の経験があるから、心配の声。しかし1カ月体験して爽快、気持ちよかった。7時前に家を出ていたが、高校生に挨拶の声をかけたり。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

くうのる @kuunoru

吉本氏＞久しぶりに乗ってよかった。無理せずに楽しめる範囲で続けていければ。会社として、明るい間に帰宅できるように、家でテレワークできる環境を整えて。楽しみながら続けたい。歩道でちりんちりんとベルを鳴らすのがダメなのはこの事業で学んだ。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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報告の次は、「自転車通勤を推進するためのポイント」について、自転車活用推進研究会の松浦是さんによる講演。企業人として自転車通勤を実践する中で、事業所が取り組む自転車通勤の管理方法や推進の仕組みづくりの研究をライフワークにされてきた。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞もともと自転車が趣味で自転車通勤を始めた。その中で考えたことを研究し業界紙に寄稿してきたものが国交省の自転車通勤の導入に関する手引きに参考にしていただけたことが励みになっている。では「自転車通勤を推進するためのポイント」について。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞自転車通勤を推進する基本的な考え方。自転車通勤を推進すること、管理することが企業の中で必要になる。それは、まずは自転車通勤者自身がちゃんと管理する。通勤者への安全教育、会社からの支援。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞そういったことを行うと、結果として健康経営となる。従業員の健康増進や生産性の向上。また環境経営とCSR、法令遵守。そしてBCP（事業継続）にも。私自身、台風後に街路樹が倒れていても自転車ならかついで通れるメリットを体験。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞つまり自転車通勤から「強い会社」が得られる。その視点で研究。 1．継続しやすい自転車通勤 2．会社からの支援 3．自転車通勤規定の整備 4．交通安全教育 5．自転車通勤導入に関する手引き 6．経済的メリットを活かす 7．自転車通勤を経営手法の一つに #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞1．継続しやすい自転車通勤 方法を限定しない。自宅から会社にこだわらず。公共交通機関と組み合わせて。自宅から駅まで自転車で、駅から自転車で会社へ。輪行など。スポーツ自転車を使用すると快適に走れ、メンテナンスも容易。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞2．会社からの支援 駐輪場の確保。更衣室やシャワールームの設置。自転車通勤費の支給。通勤交通費は経費ではなく健康経営の投資と考えること。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞3．自転車通勤規定の整備 自転車通勤を推進する目的、届け出と許可の手続き。誓約書提出、安全管理者の設置、安全教育の定期的実施と記録作成（持ち回り、当事者意識）。保険とヘルメット。メンテナンスと安全装置。違反者。事故。通勤交通費を明記 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞4．交通安全教育 そもそも企業は交通安全教育を行わなければならないのか？　家庭教育や学校教育でやっていればいいのでは？　なぜ適切な交通安全教育が社会で行われてこなかったのか。日本の自転車政策の失敗が原因。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞自転車は歩道に誘導されてしまった。交通事故の増加で一時的に歩道に上げるだけのはずの措置が延々と。現状の自転車利用状況を考えると、教育をやらざるを得ない。自転車通勤の交通違反はコンプライアンス違反。

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松浦氏＞自転車は一日に数十万件の違反があるのでは。しっかり認識を。仕組みづくり、通勤規定と連動、自転車通勤安全管理者の設置、管理者が中心になって教育の実施とその記録を残す。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

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松浦氏＞5．「自転車通勤導入に関する手引き」 令和元年に国交省の自転車活用推進官民連携協議会が作成。参考にしていただきたい。鵜呑みにするとまずいところだけ紹介する。（1）経費の削減、（2）通勤手当の設定 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度

くうのる @kuunoru

松浦氏＞自転車通勤は投資。経費の削減になるものと勘違いしない。通勤手当の支給は自転車の場合1kmごとに設定することが適切。 #滋賀県自転車通勤意見交換会2021年度