更新 2022年3月22日作成 2022年2月28日

自分のイデオロギーを守るために嘘をつく緊縮派

なんかセルフ恥さらしと揶揄してるコメントがあるが、そんな負け惜しみしか言い返せないらしい。どっちの恥なのか、一定のリテラシーがあれば明白だよ。

異次元緩和インフレ政府債務デフレ投機筋金融政策マネー投機筋ハイパーインフレマネーの本質財政政策

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マネーを産み出すのは政府

税を徴収する事の本質は、民から官にマネーが移動すること、言い換えれば、せっかく「マネーとして民間で流通している紙切れ」を只の「紙切れ」に戻すこと。ではなぜ「紙切れ」がマネーとして民間で流通するのか？それは納税に使える唯一の通貨として「紙切れ」（日銀券）を指定しているから。だから国内で誰もが（政府も税として）受け取るマネーとなれる。マネーを産み出すのは政府（と日銀）、政府が支出することによって「紙切れ」がマネーになる。

自国通貨建て国債のデフォルトなんて起こらない

政府と日銀にとって国債と日銀券は「紙切れ」です。満期が来た紙切れ（国債）を新しい紙切れ（国債）と交換すれば良い。希望者にはいつでも紙切れ（国債）を紙切れ（日銀券）と交換する。国債発行残高がどんどん増えてもデフォルトは起こってないし、これからも起こらない。

格付けを下げられても金利は暴騰しない

2002年に外国格付け会社に格付けを下げられましたが、金利は上がるどころか下がり続けてマイナス金利まで実現してしまいました。日銀は金融政策として金利を決定しているのです。通貨発行権を独占する中央銀行は、ゲームに例えるなら無限ライフのラスボス、そんな中央銀行に国債市場で勝てるプレイヤーは地球上に存在しません。

為替レートは暴落しない

仮に１ドル300円になれば日本製品は海外市場で優位、輸出は増加、日本企業は海外で稼いだ外貨を円に両替（外貨売り円買い）が増加。逆に海外製品は日本市場で割高になり輸入が減少、外国企業による円売り外貨買いは減る。つまり円が下落すると為替市場で円買いが増えて円売りは減る、だから円レートは元に戻る、つまり暴落しない。しかし途上国ではこのようにいかない。先進国と比べて国内供給力が貧弱だから、自国通貨が暴落しても自国製品の優位にはならず下落はつづくので暴落。（投機筋は買ったら売る、売ったら買い戻す、そうやって差益を稼ぐプレイヤーなので長期的に為替を変動させることは出来ない。つまり為替レートは長期的には実需筋の需要と供給で大部分が決まる。）
例えば日銀が国債のみならずETFやREITなどを爆買いすると宣言した異次元緩和、あれで日銀は世界の投機筋に一斉に円売り日本株買いの号令をかけたが、そこまでしても125円で下落は止まった。結果として投機筋が一斉に円売りを仕掛けても１ドル150円にもならないことが明らかになった。
更に言えば、トランプ前大統領は日本の異次元緩和を為替操作だと批判した。米国内で日本製品が割安になって国内産業に不利益になったからだ。つまり行き過ぎた円安は米欧英日の首脳に協調介入を検討させることになる。