レトリックお勉強ノート

趣味でかじった修辞学に関するメモのまとめです。随時追加・編集します。
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@fukanousei

シェイクスピアの通っていた文法学校(グラマースクール)の生徒たちは〇〇に変身したつもりで書け、とか一つの主張を作ってからそれを反駁する主張を作れ、とかいうお題を出されていたそうな。

2011-07-26 02:34:10
@fukanousei

シェイクスピアはじめエリザベス朝の劇作品の中に異なる意見がひしめきあっているのは、そういう背景があるからだとか。

2011-07-26 02:38:01
@fukanousei

腐れ文系青年のなれのはてである自分としては、そういう授業いいなーとか思う。そういう実作というか実践だよねー大事なのは。

2011-07-26 02:44:50
@fukanousei

風呂から上がると、ゴキブリが居間でくつろいでいた。死刑。

2011-07-28 01:53:20
@fukanousei

レトリシャンたらんとするならば、ゴキブリ賛歌をものするためにじっくり観察する絶好の機会だったが。これほど愛するのが難しい虫がいるだろうか。

2011-07-28 01:56:27
@fukanousei

修辞学かじりはじめてすぐ気が付いたが。実践された例文というか、うまい人のお手本読むのは面白いのだけど、理論書はすごい無味乾燥でつまらない。

2011-07-31 22:56:21
@fukanousei

『ヘレンニウスに与える修辞学書』ローブ叢書のやつ読み始めたのですが、砂を噛むような本。修辞学ってほぼイコール論理学だからなのだろうか。

2011-07-31 23:03:26
@fukanousei

理論なぞ知らないでも上手にレトリック操れる人はいくらでもいる。が、シェイクスピア(および同時代の劇作家)は意識的に理論を学んでいた。当時は詩の書き方とレトリックのあいだに厳密な区別も付いてなかった、と自分の持っている本に誰かの言葉として引用されておる。

2011-07-31 23:16:14
@fukanousei

『ヴェニスの商人』シャイロックが裁判のときぶちあげる演説はキケロの『弁論家について』だか『トピカ』だかに元ネタがあるというのだけど、どこかわからん…

2011-07-31 23:22:04
@fukanousei

シェイクスピアの作品って本当でもレトリックのあらゆる手法が駆使されてて、他になにもないんじゃないかというぐらい。でもレトリックを駆使できるというのはやっぱりセンスとか機知とか、結局彼の天才によるんだなあ。

2011-07-31 23:30:47
@fukanousei

【覚え書】「誤謬推論」だったか、論理の筋道は立っているにもかかわらず出た結論は完全に間違っているという事がある。それでこの誤謬推論はレトリックにも応用される。たとえばシェイクスピアから…

2011-09-06 22:21:07
@fukanousei

真夜中すぎても寝床に入らざるは、これすなわち早起きなりだ。(略)真夜中すぎまで起きてりゃ、寝床に入るのは朝早くだろう。しかるがゆえにだ、真夜中すぎて寝床に入るは、これすなわち早寝なりだ。―『十二夜』

2011-09-06 22:24:37