様々な著名人が今絶賛注目している、『生きててよかった』とは一体どんな映画なのか？

惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj

もうすぐ公開の格闘ドラマ映画『#生きててよかった』 自分は先んじて試写で拝見したのだけど、素晴らしい内容で感銘を覚えた この映画を楽しむ上で自分が面白いと感じた要素は過去の名作ボクシング映画との比較にあると思う 未見の人に興味を持たせられるよう、その見所をネタバレを避けつつ紹介したい pic.twitter.com/Rr7N4eMBnu

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木幡竜演じる本作の主人公・楠木創太は、ドクターストップによって引退に追い込まれた元プロボクサー。 その後は安定した道に適応しようとしながらも、自身の闘争心は生涯で切り離せないのだと自覚して行く。というのが、大まかなあらすじ。 創太にとってのボクシングとは、正に人生そのものだ。 pic.twitter.com/YS8btPllq7

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ボクシングを人生のテーマとして捉えるという価値観は、其に傾倒した劇作家・詩人の寺山修司の作品集でも見られる。 著作での寺山のコメントではかつて諦めた道ながらも、ボクシングへの拘りと哀愁を感じさせた。 ※画像二枚目、寺山修司が監督し、夢を諦めきれない男の活躍を描いた映画『ボクサー』 pic.twitter.com/U7DckoLlVP

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『生きててよかった』の作中では、シルヴェスター・スタローンの主演映画『ロッキー』がメタフィクションとして扱われている。 ボクシング映画の金字塔を経験した登場人物達にとって、ロッキーは神話であり、ある種の目標でもある「サクセスストーリー」なのだ。 pic.twitter.com/jBTh9dFj4K

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本場アメリカでボクシング映画を語るに欠かせない位置にあるのが、エロール・フリン主演作の『鉄腕ジム』だ 出世を夢見る主人公ジェームズは、ひょんな事からボクシングの才能を開花させ、トントン拍子で勝ち上がって行く 快活な内容と、アメリカンドリームを体現したジムの活躍は一つの基軸ともなる pic.twitter.com/50UuQqKGrP

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同じく古典であるカーク・ダグラスが主演した『チャンピオン』のドラマは『鉄腕ジム』とは対照的に重く暗い結末となる 貧困層出身な主人公ミッジは、栄誉を勝ち取る為這い上がる様に拳を振るうが、最期にはあらゆる物を失った事に気付く ミッジのこのハングリー精神は、ロッキーにも見られた影響元だ pic.twitter.com/rURZcGZJbv

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そんな『チャンピオン』と似た側面を持つのが、ロバート・デ・ニーロの主演作『レイジング・ブル』だ。 主人公ジェイク・ラモッタの、ボクサーとしての成功と転落を描いた本作。 『ロッキー』の成功譚とは真逆な方向性であり、ボクシングに生きた男が、如何に悲痛な運命を迎えたかが落とし所となる。 pic.twitter.com/UPMY8H4wKI

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チャンプとなり引退した後のジェイクの描写は俗物的だ。 持ち前の性格が災いし、家族からは見限られ孤独となったジェイク。最後には微かな光明が差すが、その結末はバッドエンドと見てもいいだろう 成功者のロッキーと、ある意味での敗北者であるジェイクは、ボクシング映画での光と影の様な存在だ。 pic.twitter.com/DSp2nsSZrc

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そして『生きててよかった』の創太はというと、こちらも負の側面がある陰りを帯びたキャラクター。 ボクシングを止めてからは精神が社会から隔離して行き、身内や家族とのコミュニケーションにも不調をきたす。 ロッキーに憧れるもその内は、ミッジやジェイクと同じ“自己破滅型”だ。 pic.twitter.com/u4HQo4GkGG

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本作の骨子にあるのは紛れもなくロッキーだが、多少なりともレイジング・ブルの要素も感じる内容である。 地下格闘最終試合の前に創太はジェイクと同じく、ある取引を持ちかけられる。その選択肢によって、創太が『レイジング・ブル』となるか、『ロッキー』になれるかの分かれ道となるのだ。 pic.twitter.com/A7xpmnHDpY

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今作品のテーマには、人は何かを「選択」しなければならないという意味も込められている。 人生を細く長く生きるか、或いは太く短く終えるか、これまでのボクシング映画の主人公達と通じるその道は、創太にとって本当に「#生きててよかった」と言えるのか？ その結末には大いに期待してほしい。 pic.twitter.com/S0tMdWAnhL

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という事で、自分なりに面白いと思った要素の書き出しはここまで。他作品と絡めてより興味が湧いて貰えたら幸いである。 迫る公開日は5月13日。 関東だけでなく地方でも公開する様なので安心だ。 このまとめを機会に、『#生きててよかった』が少しでも多くの人の目に触れてくれる事を願う。 pic.twitter.com/tRQM3gFhXy

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『HYDRA』や『ベイビーわるきゅーれ』の園村健介がアクション監督をしているという、もうすぐ公開の地下格闘映画。 今日まで知らなかったけど、格闘シーンは勿論、人間ドラマも結構良さそう。 twitter.com/ikitete_movie/…

映画『生きててよかった』公式｜絶賛上映中！ @ikitete_movie

＼予告編📽解禁／ 常識を超えたアクション映画 ⚡️『＃生きててよかった』⚡️ 死に物狂いで生き切ったー 果たして喜劇か、悲劇か。 5/13(金)公開🎉 happinet-phantom.com/ikiteteyokatta/ #木幡竜 命がけの主演作！#鎌滝恵利　#今野浩喜 #栁俊太郎 #鈴木太一『#くそガキの告白』#園村健介『#ベイビーわるきゅーれ』 pic.twitter.com/H2XKAplb1W

2022-03-08 20:00:00