学位取るのに何年かかるか、てかなり個人差のある話だと思う。指導教授との相性良ければ数年で取得できるケースもあるし、10何年やろうが結局ダメだったという人もいる。あと、日本人にはどうしてもハードル高い分野というのもやはりある気が。RT @yamtom: @kentanakamori
2010-05-06 14:05:19ポイントはここかも知れませんね。率直に聞きますが、自分が指導している学生の依頼でも推薦、断れますか?日本では難しい。RT @yamtom 推薦できないと思う学生からの依頼は普通断るし。
2010-05-06 14:05:31人類学の場合、どうしてもフィールド調査で外にでなければならない一定期間ができるケースが多いので、分野の特質的に時間がかかってしまう面があります。RT @genossi: 学位取るのに何年かかるか、てかなり個人差のある話だと思う。
2010-05-06 14:06:33@kankimura 私は学部生しか担当してないので、院生を担当してる人たちよりは断り易い面あるかもしれないです。推薦できないなと思う学生から依頼がきてしまったら、断るというか、「強いレターは書けないよ」ということは言います。それでどう判断するかは学生次第みたいな。
2010-05-06 14:09:01@yamtom 地域研究の場合、母語との「距離」の関係で語学習得にかかる時間が違うという問題もあるし、実地調査に必要な資金の問題もある。正直、日本を拠点にして行う研究の場合、北東アジアを対象にするのと同じレベルを、例えばイスラム地域の研究に同期間で求めるのは酷と言う気もする。
2010-05-06 14:12:27大学は院生に5年で終わらせろとプレッシャーかけてくるし、様々なファンディングの制度もそれを基準にできていたりするのだけど、文化人類学の場合、奇跡的に優秀で早い人じゃないと5年は難しい。調査そのものもあるし、調査にでるためのグラントに応募したりする期間も必要だし。
2010-05-06 14:12:47@yamtom そうですよね。断ると言うよりも、「良いレファレンスにはならないけれど良いですか」と言いなさい、とイギリスで教育訓練を受けている時に教わったような記憶があります。たしか、断る事自体は表立って出来ないと。
2010-05-06 14:13:17何が何でも5年で出させるという方向性で指導してる院もあるにはあるのだけど、それだと深い調査研究ができるのかという面で正直いって疑問もあるんだよな。あくまでも私の分野の場合だが。
2010-05-06 14:13:53@yamtom 院生の場合は、この学生の成果が上がっていないのは、本人の責任ではなく、自分の指導が悪いのではないか、という考えが浮かんでしまいます(^^;)。
2010-05-06 14:13:56おそらく人文学の院生一般に当てはまることだろう RT @yamtom 大学は院生に5年で終わらせろとプレッシャーかけてくるし、様々なファンディングの制度もそれを基準にできていたりするのだけど、文化人類学の場合、奇跡的に優秀で早い人じゃないと5年は難しい。
2010-05-06 14:14:18出来ない,というのではなく、するべきではない、ですね。さらにレファレンスに悪いことを書くことは出来ないので、以下にポジティブに弱い点を入れていくのかというような、そんな話は後ほど色々と。
2010-05-06 14:14:23@kankimura そうですね、語学習得問題も影響でると思います。地域研究系の分野の場合はやっぱりどうしても時間かかるかも。とくに調査に長時間かかるような分野の場合。
2010-05-06 14:15:28@ayoshino 学生のチョイスみたいな形にするという感じで、ちょっとずるい方法でもあるかなあと正直自分でも思う面もあったり。でも、「いいレター書けないよ」と言って、それでも書いてほしいというケースはよほど切羽詰まってない限りは稀かも。そういう学生に頼まれることも多くないし。
2010-05-06 14:17:46失礼ながら、完全な間違いです → @okmtnbhr 推薦状の中身が正当に評価されるのが米国で,誰がサインしたかが評価されるのが日本(中国も)かもしれません。下書き本人,修正教員が普通だと思ってました。これ言ったらマズイのかな。RT @yamtom
2010-05-06 16:12:08韓国とかだと、違った文化が共有されてるようですね。博論に謝礼とか。RT @kankimura 例えば、うちの場合であれば、留学生に対する最初の教育の一つは、「教員にモノを持ってくるな」です。自分の大学院生に対するサービスは義務なので、それに対して対価をもらっちゃ駄目。当然、お中元
2010-05-06 16:14:59RT @mnaoto: そうやんなあ。 / 「マージナル大学」の社会的意義: EU労働法政策雑記帳 http://htn.to/xXvtrM
2010-08-24 22:06:20「マージナル大学」問題。どう考えても大学で勉強する準備できてないという学生は私の大学にもけっこういる。だがたまたま近所にあったからという理由で入学してきた、アイビーリーグ大学にいっても十分やっていけるだろうという学生もいる。これだけ幅広いことによる難しさがすごくある。
2010-08-24 22:09:40「学費が高過ぎる」というあまりに大きな理由にまったく触れないのはなぜなんだろう。昨今のアメリカ大学の学費高騰は異常。「ハーバード大学の日本人数激減」の意外な真相 ② http://bit.ly/9Filja
2010-08-24 22:35:58やはりそうですかねぇ。ここ数年日本の私大では定年を実質的に短縮する傾向があったのですが、逆に国立が定年を伸ばしてきたりして、これから就職しようとする人は大変なんですが、分野を問わず日本以外も大変ということですか。 QT @yamtom: 政治学だけじゃなくてどの分野も同じかと。
2010-08-24 23:02:17リーマンショックで大学にも相当影響でて以来、雇用凍結に踏み切っている大学がかなりあるのです。RT @myamadakg: 私大では定年を実質的に短縮する傾向があったのですが、逆に国立が定年を伸ばしてきたりして、これから就職しようとする人は大変なんですが、分野を問わず日本以外も大変
2010-08-24 23:05:27しかもアメリカは定年がないし、引退したくてもベネフィットいまいちでお金なくてできない状態の人も。RT @myamadakg: ここ数年日本の私大では定年を実質的に短縮する傾向があったのですが、逆に国立が定年を伸ばしてきたりして、これから就職しようとする人は大変なんですが
2010-08-24 23:07:28今年のフルブライト奨学金受給者リストが公表された http://ow.ly/2uxo6 随分MBAが多いなあ。以前はMBA行く人にはあまり支給していなかったんだけど、方針変えたのかな。それとも、MBA以外の留学志望者が少なくなったせいだろうか。
2010-08-25 22:20:06フルブライトは非常に魅力的な奨学金だが、ネックはいわゆる2-year rule、すなわちひとたび留学が終了すると、通算2年間日本に滞在してからでないと米国で労働ビザは取得できないという制約。学位取得後は米国の大学で就職するつもりの人たちには敬遠される。
2010-08-25 22:25:48でもそれって結局、学位取得後にすぐアメリカの大学で職に就けるような優秀な人は支給対象にはしないってことだよね。いったん日本に戻ると研究・経歴共にマイナスになりそうだし。ま、そういう優秀な人は大学から財政援助をもらうのが普通だからいいのかな。
2010-08-25 22:37:57