丸山天寿先生の「自衛隊は地球を守れたか・空自海自編」

続きはこちら http://togetter.com/li/189837 丸山天寿先生の「自衛隊は地球を守れたか・陸自編」
3
丸山天寿 @tenjumaruyama

さて、日曜日のお遊び。最近、自衛隊の株が少し上がっている。喜ばしい。昔は、駐屯地にデモ隊が押し寄せたりされたのが嘘みたい。だが、昔から自衛隊は頑張っていたのだ。特に怪獣映画では地球防衛の主力だった。(目立たないが)そこで本日のお題は、「自衛隊は地球を守れたか・空自海自編」→

2011-09-18 09:41:19
丸山天寿 @tenjumaruyama

ウルトラマンなどで地球防衛組織が台頭するまでは、怪獣に立ち向かうのは自衛隊の務めだった。1954年のゴジラと最初に戦ったのは、海上自衛隊である。海底のゴジラに対して爆雷攻撃をかけるが、ゴジラには通用せず。そもそも爆雷はゴジラを想定した武器ではない。ここでは残念だが無駄働き。→

2011-09-18 09:43:05
丸山天寿 @tenjumaruyama

次に海上自衛隊の出動は「大怪獣バラン」。ここでも爆雷攻撃。掃海の要領で海底に爆雷を配置した一挙に爆発させる戦法をとるが効果なし。逆に海底からいきなり現れたバランの奇襲を受けて護衛艦一隻が沈む。砲撃も効果なし。バランが強すぎる、残念。ここでも役に立たない。ううむ、大丈夫か自衛隊→

2011-09-18 09:47:10
丸山天寿 @tenjumaruyama

海自は守り専門。だが空自は働いている。初陣は最初のゴジラ。F86F戦闘機がロケツト弾攻撃を行う。効果はなかったが、実はあれは空自のスーパー作戦。何故ならF86Fが空自に配備されたのが1955年。この映画が撮られた時にはまだ配置されていない。ない物を使って攻撃するのが凄い。→

2011-09-18 09:50:02
丸山天寿 @tenjumaruyama

翌1955年の「ゴジラの逆襲」では、T33と上陸用舟艇を使い神子島のゴジラを攻撃する。T33Fは雪崩を起こしてゴジラを生き埋めにする作戦に出る。地上部隊が海岸でガソリンを焚くと、次にF86Fが再度登場しロケット弾で攻撃し、ついにゴジラを雪の下に埋める事に成功する。やったぜ。→

2011-09-18 09:51:36
丸山天寿 @tenjumaruyama

翌1956年、空自はラドンと戦う。阿蘇の麓から飛び出したラドンをF86F(これしかないのか。答え・はい)の編隊が追いミサイル攻撃でラドンの速度を鈍らせる。さらに海上におび気き出そうとするが、ラドンはその手に乗らず九州最大都市、博多を襲撃。博多の街は火の海に。ううん、作戦が甘い→

2011-09-18 09:53:56
丸山天寿 @tenjumaruyama

1957年、空自は遊星人ミステリアンの地球侵略のための最前線基地への爆撃に出動するが失敗。またしてもF86F。もともと、この飛行機は空中戦用で小回りはきくが地上攻撃には向いていないから仕方がない。が、ドームから出て来た小型円盤に空中戦でも敵わなかった。何をしているF86F。→

2011-09-18 09:56:33
丸山天寿 @tenjumaruyama

1962年、空自には新機種F104Jが配置される。この機の初陣の相手はガメラ。地熱発電所に現れたガメラを爆撃。その後もバルゴン、ギャオスと戦うがさして効果なし。仕方ない。この機は高空に侵入して来る爆撃機相手の急上昇用の戦闘機(言い訳ばかりだ)。怪獣を想定して作られていない。無念→

2011-09-18 09:58:44
丸山天寿 @tenjumaruyama

基本的に海自や空自の装備は、怪獣相手の想定をしていないから仕方がないが、それでもあまり役に立ってないのが悔しい。米国映画に登場する海軍や空軍はエイリアンの戦闘機等と互角に戦っているのに日本の映画の海自、空自は添え物の扱いしか受けていないのだ。悔しいから次は陸自編を書く。了

2011-09-18 10:01:27