うがやひろみちおにいさん@hirougayaの語る、「ポジティヴファンタシー」記事の弊害

ガ ッ パ イ や ー す ー（キ ョ ー ソ ク） @gappaiyasu

烏賀陽さん @hirougaya と、そこに集う皆さんのネタが面白すぎ。こんな深夜に大爆笑。混ぜてもらうと「空手バカボン」「おかげ様ブラザーズ」「割礼」「にら子供」「マリア観音」「びっくりしなたあもう」あたりかなあ。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

きょうの朝日の夕刊一面トップ「被災地苦心の運動会」は2日前の読売夕刊一面トップとまったく同じ趣旨。パクリにしてもパクる価値もないと思うが。 http://t.co/Ba0a2IoL

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「週刊文春」と「週刊新潮」はおっさんくさい雑誌だけど、「これは読まないわけにいかないじゃないか」という特ダネが時々出ている。これは同じ出版社系ざら紙雑誌でも「週刊現代」（講談社）「週刊ポスト」（小学館だっけ？）にはない資産である。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

新聞社系ざら紙週刊誌でいうと「週刊朝日」は山口一臣編集長時代にいいライターが書くようになって「これはすごい」という記事が載るようになった。「サンデー毎日」はもうヨレヨレで目を覆いたくなるような惨状。読売って何かあったっけ？

烏賀陽　弘道 @hirougaya

3.11報道で「週刊文春」は「週刊新潮」に特ダネでは負けている。しかし、私がもっと悲しいのは「月刊文藝春秋」のみじめな凋落である。25年前は、大学生の私が読んでもおもしろかった。今や戦争経験者以上の「いきいき」「健康クラブ」のような長寿高齢者雑誌に。トホー

ink🖋🐇 @inkstick

@hirougaya 想像力欠如の人をリツイート。烏賀陽さん、なかなかやりますね。 どうして、同じ言うにもあんな言い方になるのでしょう？私は色々なツイートを見ていつも不思議に感じます。 取材でお疲れのところ、失礼しました。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

25年記者をやっていて、日本のざら紙週刊誌から「事実」を引用できたことは一度もない。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

1995年地下鉄サリン事件の直後に「週刊文春」が載せた「南アルプスに未使用のサリン２５３袋！」という記事など、あれは今なら「危険を煽る」って世論からボコボコの袋叩きにされる、しかもデマ同然の誤報でしたね。笑

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「朝日ジャーナル」の全共闘応援路線が人事異動で解体された詳細は、川本三郎さんの「マイ・バックページ」に詳しいです。ちなみに朝日が原発推進の広告を容認するように路線転換したのも、その数年後。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@inkstick あの人は人格が卑小だからです。笑

IYOP💉PPMPP @IYOPymzk

@k_n_t_t ジャーナリスト烏賀陽さん（@hirougaya）がよくおっしゃってるけど震災後明るい話題ばかりじゃないのに大手マスコミはわざとのように心温まる「復興してます」的な記事しか載せないものね…。でも現実はそれだけじゃないはずなんだ。人に寄り添う心をまっさんは持ってる。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

http://t.co/qNMNj26S　「被災地の運動会」って朝日が一面で読売をパクった記事、みんなもうあきれ果てたのか、全然RTされない。トホー

烏賀陽　弘道 @hirougaya

護国寺の「お受験殺人事件」で「週刊文春」が「被害者の母親が犯人だ」という誤報というにも値しない「スクープ」を出したこともあった。権力者じゃなくて市民を叩いてスクープだっていうのは、もう倒錯としかいいようがない。週刊文春が功罪半ばするのはこういうところ。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

週刊新潮もどう読んでも「頭の愉快な人の妄想」でしかない話を「赤報隊の告白」とか言ってスクープするあたりは功罪半ばする。しかし新潮社が大恥をかいただけで終わったから文春の「護国寺お受験殺人事件」よりは罪は軽い。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@IYOPymzk @k_n_t_t 「復興してますがんばってます被災地は笑顔です」という自らのファンタジーに酔っぱらい、判断力が低下してにせ医者を「ひと」で褒め称えたりするのです。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@kohe46 大事なニュースなんじゃなくて、記者たちの発想が絶望的に凡庸なだけです。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

週刊新潮の西山英彦（原子力安全保安院審議官）のヅラ疑惑じゃなかった愛人をスクープしたのは西山さん＝「公人」なのか「私人」なのかボーダーぎりぎりという感じがする。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@IYOPymzk @k_n_t_t 問題は「被災地は笑顔でがんばって復興しております。憎悪や摩擦や対立や離散や絶望はありません」という新聞社内のファンタジーが、あたかも現実であるかのように記者が錯覚し始めるのが危険なのです。

ガ ッ パ イ や ー す ー（キ ョ ー ソ ク） @gappaiyasu

@hirougaya どうやらそれが売れているようで（泣）、今年の東京国際ブックフェアのセミナーで、月刊文藝春秋木俣編集長が「国民雑誌『文藝春秋』復権プロジェクト」（!）を編集者の皆さんにご披露したようです。 http://t.co/YqN72Ob1

yoichi koseki @YoichiKoseki

じゃ、当該記事が朝日のパクリと言うのは失礼な指摘 w。凡庸ゆえの当然の帰着か？ RT @hirougaya: @kohe46 大事なニュースなんじゃなくて、記者たちの発想が絶望的に凡庸なだけです。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

こうした新聞社内の「ポジティブファンタジー」に合致するネタは、検証が甘くなります。朝日がにせ医者を「ひと」で絶賛していたのは象徴的ですね。絵のうまい高校生が「高校野球ポスターコンクール」で入賞すると「ひと」で褒め称ええてもらえるのと同じ「正のバイアス」「正の偏見」です。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@gappaiyasu へえ！木俣さん編集長なんだ！マルコポーロ廃刊事件のとき、デスクでした。取材しました。ちなみに、木俣さんの父君は京都市の市会議員で、私が大学時代バイトしていた喫茶店の常連さんでした。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@kohe46 「パクリ」と言っても差し支えないくらい似ているので。笑

IYOP💉PPMPP @IYOPymzk

@hirougaya @k_n_t_t その、「現実です」という表面をしたファンタジーと錯覚が全国に伝えられてしまうのが大新聞の危ないところですね。テレビと新聞しか情報源のない田舎・高齢者は新聞への信頼はあまりにも厚いです。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@gappaiyasu 最盛期の月刊文春は１００万部売れとりましたからなあ。渡部昇一（戦場カメラマンではない）と立花隆（あのころは知の巨人だった）の田中角栄裁判論争なんて大学生の私は興奮して毎号読みましたですよ。