量子消しゴム実験は実は何も消していない
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「量子消しゴム実験」と言うと、あたかも、一度測定した情報を消すかの様な言い回しです。 しかし、干渉縞が現れる場合は、測定の準備段階止まりで、実際には測定していません。 taste.sakura.ne.jp/static/farm/sc… taste.sakura.ne.jp/static/farm/sc… youtu.be/ZSKKB0dpGUg #二重スリット #遅延選択 #量子消しゴム pic.twitter.com/nPB3HSYkxl
2022-04-29 14:03:27量子消しゴム実験に関するトンデモ論では、詭弁による印象操作を用いて、以下ついて事実と違う説明が為されます。 ・干渉縞の有無が左右される原因 ・測定の有無 まず、干渉縞の有無が左右される原因は、測定に必要な物理的作用によります。
2022-04-29 14:05:03ミクロ世界では、経路測定を可能にする程度の物理的作用が干渉縞の成立要件の1つ以上を乱します。 言い換えると、干渉縞の成立要件を乱さないような物理的作用では経路測定ができません。 そして、その物理的作用の影響を何らかの方法で補正できる場合には干渉縞が抽出できます。
2022-04-29 14:05:45つまり、干渉縞の有無を左右する原因は物理的作用であって、経路測定ではありません。 経路測定も干渉縞も、どちらも、物理的作用を原因とする結果です。 二重スリット量子消しゴム実験では、測定の準備として偏光を操作することが経路測定を可能にする物理的操作となります。
2022-04-29 14:06:47そして、量子もつれを利用して、偏光が揃っている場合の結果のみを抽出すると干渉縞が復活します。 偏光が揃っている場合は、経路測定ができません。 測定結果を後から消したのではなく、測定しなかった場合の結果を抽出しただけです。
2022-04-29 14:08:38遅延選択量子消しゴム実験では、位相乱れを伴うBBOでの自発的パラメトリック下方変換が経路測定を可能にする物理的操作となります。 そして、量子もつれを利用して、位相が揃っている場合の結果のみを抽出すると干渉縞が復活します。 1個の光子に対して位相と経路の両方を測定することはできません。
2022-04-29 14:08:59位相を測定した場合は経路を測定することができません。 位相が揃っている場合の結果のみを抽出するためには、位相を測定する必要があります。 よって、その場合は経路を測定していません。 すなわち、測定結果を後から消したのではなく、測定しなかった場合の結果を抽出しただけです。
2022-04-29 14:10:35詳細な説明は以下を見てください。 taste.sakura.ne.jp/static/farm/sc… taste.sakura.ne.jp/static/farm/sc… youtu.be/ZSKKB0dpGUg #二重スリット #遅延選択 #量子消しゴム
2022-04-29 14:10:53量子消しゴム(eraser)実験の持つ意味は、干渉縞と経路測定が両立できないことが電子や光子の本質的な性質ではないかとする仮説の検証です。 様々な人々が様々な方法を考案していますが、今まで両立できた事例はありません。 このような凝った方法を用いても無理だったという報告に過ぎません。
2022-04-29 18:56:03@AXION_CAVOK ニコ動の動画のトリック ・「検出器pの結果」は通過時の偏光フィルタの向きに依存する ・通過時の偏光フィルタの向きと「掘り出される」干渉縞形状の関係は最初から決まっている ・「検出器pの結果」は「途中にフィルタを挟んだ」後だから「過去の情報決定」にはならない taste.sakura.ne.jp/static/farm/sc… pic.twitter.com/I2gIYyataE
2022-07-28 01:18:21@AXION_CAVOK 意味がわからないなら反発の前に質問を! 表の通り、二重スリットに入る段階の偏光の向きによって、 各スリットから出る偏光の向きも変わり、 それによって生じる干渉縞形状も変わります。 taste.sakura.ne.jp/static/farm/sc… スリットへの入射光の偏光の向きと干渉縞形状の関係は最初から決まっています。 pic.twitter.com/JigmkvKztN
2022-07-28 19:42:58@AXION_CAVOK スリットへの入射光の偏光の向きがランダムであれば、各々の向きに対応した干渉縞形状が足し合わさります。 結果、相殺しあって干渉縞は見えなくなります。 ここから、特定の向きに対応した結果のみを抽出すれば、その向きによっては干渉縞が復活します。 それをやるのがこの実験です。 pic.twitter.com/2zuIKTOoqo
2022-07-28 19:48:25@AXION_CAVOK typeⅠSPDCの偏光は互いに平行、typeⅡSPDCの偏光は互いに垂直です。 この性質を利用すれば、特定の向きに対応した結果に近い結果を抽出できます。 ある光に偏光フィルタを通せば、元の偏光の向きがフィルタの向きと平行であるほど通過確率が高くなります。
2022-07-28 19:56:09@AXION_CAVOK 検出器Dpと相関する結果のみを抽出すれば、スリットへの入射光はtypeⅠならフィルタの向きに近い結果を、typeⅡならフィルタに垂直な向きに近い結果をそれぞれ抽出することになります。 結果、この表で示す個別の結果に近い干渉縞が取り出せます。 隠れた変数理論で説明できない現象は何もありません pic.twitter.com/XoiXZjp3iG
2022-07-28 20:01:07