茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2821回「子どもの時間はかえってこない」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２８2１回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

どうでもいいことは世間に従え、と言ったのは小津安二郎だが、まさにそのどうでもいいことだから、ぼくは基本マスクしている。心の中で、実にくだらないと思いながら、たまたまよく同定されるから、少しかくれんぼするのにも便利だと思ってしている。

茂木健一郎 @kenichiromogi

日本人の大衆心理として、いわゆる同化圧力ってやつでマスクしないとうんぬんとなるのは、まあそういうもんだから仕方ないと思うし、公共交通機関がしつこくマスクしろとアナウンスしているのも、正直うざいと思うが仕事だから仕方がないと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

許せないと思うのは、いわゆる「専門家」が感染予防のためにマスクしろ、子どもにもさせろと言ったり書いたりするときで、心の底から軽蔑する。そういうのを専門バカというんだと思う。疫学の「エビデンス」はno-brainerで、だからどうしたと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

ツイッターでおそらく１００万回は言われていることだが、子どもの心の発達にマスクが与える影響は本当に懸念される。子どもはマスクする必要はないと思う。そして、そういうときに疫学の「専門家」が科学的エビデンスがうんぬんとか言うのが心底うざい。バカなのかと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

子どもの心の発達にマスクが与える影響について「エビデンス」もクソもない。統計的にどういう解析をするのか、少し考えてみれば、事象の複雑さに比較して児戯に等しい弱っちいデータにしかならないことはすぐわかる。それがわからないのが専門バカだ。

茂木健一郎 @kenichiromogi

何よりも、エビデンスもなにも、現実の子どもたちは今、ここで育っているわけで、この時間はとりかえしがつかない。素粒子理論にくらべれば頭つかわないno-brainerのマスクエビデンスを振りかざして子どもたちにマスク強制する「専門家」は本当にバカだと思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

子どもマスクの問題については、弱っちい「科学」的エビデンスよりも、一般人の直感の方がおそらく正しい。狭い評価関数で大したことない因子分析でエビデンスとか言っている専門バカの話は話半分に聞いておいていいという直感を一般人が持つのは生命的に正しい。子どもの時間は戻ってこない。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２８2１回「子どもの時間はかえってこない」をテーマに７つのツイートをお届けしました。