マルクス主義を理解する(全面差し替え)

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これには抗いがたい魅力があった。そして、その理由を理解するのは難しいことではない。 pic.twitter.com/6TIJXFyIOC

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自分自身が単なる研究者ではなく、変化をもたらす主体だとみなす方が、どれほど有意義で、刺激的で、ロマンティックだろうか。教室を埋める若い学生たちが、理念のために戦う兵士の候補生だとみなす方が、どれほど有意義で、刺激的で、ロマンティックだろうか。 pic.twitter.com/vyszZYjfYe

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学生たちに自分たちと同じような革命家精神とブルジョア中産階級価値観への嫌悪感を抱かせたうえで世界に送り出せば、教授たちの仕事は完了である。 こうした講義室の革命家にもそれなりの敬意を払うべきだろう。あたりを見回してみるがいい。彼らがおおよそ成功していることは認めざるをえない。 pic.twitter.com/pmp7e50Uoj

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大学や主要企業の多様性/平等/包摂部門はもちろんのこと、環境保護主義、批判的人種理論、大幅に膨張した社会保障制度など、最近の左翼運動のいずれかを掘り下げれば、その中心にマルクス主義があるのがわかる。すなわち、資本主義を生んだ啓蒙主義とユダヤ・キリスト教的価値体系に対する軽蔑である。 pic.twitter.com/9iPtiQw8y4

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マルクスによる行動の呼びかけとして最も有名な言葉である「万国の労働者よ団結せよ」はもちろん、教授たちではなく、労働者階級に向けられたものだった。 しかし、これはうまくいかなかった。 pic.twitter.com/ZnfLv2Cf2q

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労働者、特に米国の労働者は、革命よりも家電製品に興味があったのだ。彼らが夢中になったバリケードは、郊外の家の庭を囲む白い柵だけだった。マルクス主義の魅力は暗愚な魂には響かなかったというわけだ。これは彼らが大学に通わずにすんだからかもしれない。 pic.twitter.com/SYbeLtfT8D

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しかし、知識階級は信仰を捨てなかった。スターリンや毛沢東の後でも、カストロがキューバを荒廃させた後でも、ポル・ポトがカンボジアの同胞を何百万人も殺した後でも、ウゴ・チャベスが南米で最も好調な経済をダメにした後でも、学術界のエリートたちは信者であり続けた。 pic.twitter.com/rBHs4SGgi5

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神が死んだ信仰のない世界において、マルクス主義が事実上の代替宗教となった。 マルクス主義の主要な強みの1つは、現代のリベラル主義や保守主義とは対照的に、その信奉者の惜しみない献身である。その信仰のために積極的に発言し、その信仰に基づき行動を起こす。 pic.twitter.com/ny7AgpxzTr

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マルクス主義は、資本主義という名の悪を破壊し、共産主義という名の善を創り出すための十字軍に加わるようにと信奉者を促す。宗教色の薄れた私たちの社会において、マルクス主義の理想はその信者に、生きる理由、死ぬ理由、そして人を殺す理由を与えてくれる。 pic.twitter.com/YOuAICOdqv

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レーニン、スターリン、毛沢東、金日成、ホーチミン、ポル・ポトなどのモンスターがこれを極限まで押し広げ、何百万人単位で人を殺害した。ちなみに、最後の2人はフランスで政治的な教育を受けている。ポル・ポトはソルボンヌ大学で学んだ。 pic.twitter.com/qlM9CmuKIS

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私がマルクス主義の悪を誇張していると思うなら、またはスターリンたちが共産主義を間違えて解釈しただけであり、あなたの新しい社会民主主義なら正しくやり遂げられると思うなら、考え直したほうがいい。 pic.twitter.com/Z5bfOH9po8

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マルクス主義には固定の目標があり、そこに社会を導く。その目標とは、資本主義の”虚偽意識”から個人を解き放つユートピア的純粋自由である。残念ながら、マルクス自身も定義したようにこのユートピアの実現には破壊が必要だ。経済的、政治的、道徳的になど、私たちの知る文明のすべてを破壊するのだ。 pic.twitter.com/VQFS6XmTX8

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マルクス主義は経済的には自由企業体制、分業、損益、競争、物質的な富を破壊しようとする。政治的には法の支配、権力の分立、言論の自由を、道徳的には、個人主義、信仰の自由、独立した思考を破壊しようとする。そして、こうした瓦礫の上に、全権を握ったエリートが支配する強権的な国家を建設する。 pic.twitter.com/1rvhCWPAs2

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だからこそ、共産主義者の1% (真の1%) は、残りの99% (真の99%)に対し、国家のあらゆる力を利用して、彼らの本来の姿ではない何か、そして彼らがなりたくもない何かになることを強制する。 pic.twitter.com/d5jFVWOcJt

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これがうまくいかない場合は、すべての人を従わせるために必要なだけ、99%に属する人を恐怖によって黙らせ、粛清する。検閲、秘密警察、再教育収容所。これらは不完全な体制の欠陥ではなく仕様である。その設計において不可欠なパーツなのだ。 pic.twitter.com/v8ezHhqHyD

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簡潔に言えば、マルクス主義の問題はこれまでも、そしてこれからもずっとマルクス主義そのものなのだ。学術界のエスタブリッシュメントがまだそれに気づいていないのは残念なことだ。 いや、気づいているのだとすれば、状況はさらにひどい。 pic.twitter.com/lXJaneSER8

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クレムソン大学政治学教授のブラッド・トンプソンでした。(了) 英文スクリプト: ↓ prageru.com/video/understa…

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『マルクス主義を理解する: 能力に応じて働き、...』を訳してみた。マルクスは、私有財産、賃金労働、競争、利益をこの世から追放し、誰もが他の人のために働くエゴのない世界を提唱した。魅力的にも聞こえるこのアイデアは、私たちが追求すべき夢なのか? それとも悪夢か? youtube.com/watch?v=qV27AG… pic.twitter.com/NTRaKdV0Nu

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驚くほど短期間で、カール・マルクスの哲学は歴史の流れを変えた。最も隆盛を誇った時期には、この哲学が世界の半分を支配した。そして、その維持には恐怖とテロと暴力が使われた。1980年代の後半、突然崩壊するまでは。それがマルクス主義の最後となるはずだった。だが、そうはならなかった。 pic.twitter.com/N9CV3LFPYu

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自由市場を拒否する環境保護主義から、白人の家父長制がすべての悪の根源であるとする批判的人種理論まで、その根っこにはマルクス主義がある。ブラック・ライヴズ・マターのリーダーたちは、マルクス主義イデオロギーへの傾倒を公言している。 pic.twitter.com/rLLbkh8tYj

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実践されたすべての場所で完膚なきまでに失敗した思想が放つこの魅力を、どう説明すればいいのか。今でも最もよく耳にするマルクスの警句にその答えを見ることができる。 「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」 pic.twitter.com/upxsL2wVhF

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マルクスは貧しい経済学者だった。しかし、彼が従事した唯一の仕事らしい仕事であるジャーナリストの才能はあった。彼はうまい表現を編み出す術を知っていた。だが、このスローガンの意味は何なのか。何の能力に応じてなのか? 何の必要に応じてなのか? そして、誰が人の能力や必要を決めるのか? pic.twitter.com/k2wKMv0c29

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マルクスがこうした明白な疑問に答えることはなかった。彼はこれよりもはるかに大きなことに心を奪われていたのだ。それは、まったく新しい人類のために、まったく新しい世界を創造することである。 人類の経済的および政治的仕組みを変えることで、人の脳の変えることや、… pic.twitter.com/mTwRWQxt1G

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…さらにうまくいけば、脳の回路を作り変えることができる。そして、古い”虚偽”の意識に代わる新しい意識を呼び起こすことができる。そうマルクスは考えた。この新しい人類は、利己心や欲が少なく、より利他的で公共のことを考える。要するに、より優れた種類の人間 なのだ。 pic.twitter.com/XKNjxMNRH5

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もちろん、お金を稼ぐことに頭がいっぱいでは、この新しい人類でも目標を達成することはできない。マルクスによれば、お金、そしてお金の追求がすべてをダメにする。マルクスはお金を憎んでいた。それは彼がお金を儲ける方法を見つけられなかったかもしれない。 pic.twitter.com/ECcVYhdz8L

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