- oikairomeus
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1.おはようございます。http://ow.ly/6xjI8 の22ページにナバホ語の2つの文例が示されています。@mitchara
2011-09-18 06:38:372.そのうちの一つはAt'ééd ashkii yiyiiłtsà 「少女は少年を見た」という文です。[yiyiiłtsà]は[yi/yi/ił/tsà]に分節化できると見ていいのでしょうか。 @mitchara
2011-09-18 06:45:033.もう一つの文はAshkii at'ééd biiłstà「少女は少年を見た」という文です。2.の文と比べると、動詞がそれぞれ[biiłtstà] [yiyiiłtsà] になっています。これらは動詞の語尾がどのように変化したと理解すればいいのでしょうか。@mitchara
2011-09-18 06:49:244. http://ow.ly/6xkbB を見ますと、類別動詞は語幹が色々変化することで示されるようにも見受けられます。一方、http://ow.ly/6xkd5 で引用されているナバホ語類別動詞の例を見ますと語幹が異なる例もある様にも見受けられます。 @mitchara
2011-09-18 07:01:005.本来ならばBakers (1988)をしっかり読むべきでしょうが、類別動詞にも語形変化を中心とするものと、語幹自体が異なるものなど、いろいろな種類があるのでしょうか。あまりにも初歩的な質問で恐縮の至りではありますが、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。@mitchara
2011-09-18 07:04:06@oikairomeus ご質問ありがとうございますー。えと、形態素分析はあとで調べますので少々お待ちください。とりあえず「見る」は類別動詞ではないので類別性は関係ありません。それから、Baker88にはたぶんナバホ語の例はあまりありませんし、Baker96にもあまり出ません。
2011-09-18 09:20:48@oikairomeus 一般的にナバホ語の動詞は基底では語幹の前に接辞が数個くっついただけのものですが、それが音韻規則でぐちゃぐちゃに変化し、表層ではどこが切れ目なのか見分けがつかない、という言語です。あとで調べますが、提示されたようにすっぱり切れる可能性は低いかもしれません。
2011-09-18 09:26:04@oikairomeus ナバホ語の動詞の構造を概観するにはFaltzのThe Navajo Verbが簡便です。それでは、もう少ししたら調べますので少々お待ちください。
2011-09-18 09:26:28@oikairomeus お待たせしました。まず-tsą́と-stą́の差は語形変化ではなく誤植で、本当はどちらも-tsą́です。このミスは原著にもありますね。
2011-09-18 10:11:39@oikairomeus で、基底形なのですが、それぞれb-ii-ł-tsą́、y-y-ii-ł-tsą́です。b-とy-y-が三人称目的語(yが二重になっているのは長母音活用動詞のルールによるもの)、ii-が三人称主語(これも環境によって別の形になりますが)、
2011-09-18 10:19:35@oikairomeus ł-はclassifier(単なるボイス接辞のようなもので、名前から想像されるようなものとは違います)、tsą́が語幹(語根 tsééh のperfective mode)です。
2011-09-18 10:22:34@oikairomeus Classificatory stemsは主に移動や存在を表すもので、どんな動詞でも目的語のクラスに対応して形が変わるわけではありません。tsééhはclassificatory V.ではありません。…と、こんな感じで回答になっているでしょうか…。
2011-09-18 10:32:21The Navajo Verb System: An Overview (English and Spanish Edition) by Robert W.... http://t.co/J1iWCWVS via @amazon
2011-09-19 08:38:59The Navajo Verb: A Grammar for Students and Scholars by Leonard M. Faltz http://t.co/wuogrbeT via @amazon
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