本当は「生のミルクを飲み過ぎるとお腹をこわす体質」だった草原地帯のモンゴル人の意外な歴史。日本人が知らない世界の乾燥地帯の実態とは?
米国にはかつて、広範囲にビーバーが生息していたが、そのかつての生息数を推計すると、「ビーバーのダム」が川の流れを緩め、荒れ地を湿地帯に変え、川底の浸食を防いで地下水の水位を高める効果は、とてつも無いもので、北米での効果を総計すると「州二つ分以上の面積」の水環境が生まれてたそうです
2022-07-24 19:03:24ビーバーの毛皮を取るために、鉄砲で撃ちまくった結果、急速に生息数が減少していき、長い間専門家でさえ「こんな乾燥した住みにくい場所にビーバーはいなかっただろう」と言ってたところにまで生息してたビーバーは、どんどん数が少なくなっていって、「ビーバーがいた」と信じてもらえなくなったとか
2022-03-26 01:22:17『ビーバー: 世界を救う可愛いすぎる生物』(草思社、 2022年2月刊行) に書かれてました。 川底が高いと、川とつながってる地下水の水位も高くなりますが、地下水の水位が高い(地表に近い)と乾燥した地域でも植物が豊富に育つので、「環境が変わる」と説明されてました。
2022-03-26 01:27:54ビーバーがいなくなると、あたかも棚田のように水を保水してた効果が無くなり、一気に流れる川が川底を掘って浸食していくので、川が谷底を流れるようになって、「水環境」が川のまわりから失われるとのことです。この環境の激変が米国各地で起こったそうです。
2022-03-26 01:29:49@fushunia ナルニア国物語 の ライオンと魔女 に登場する、ビーバー夫妻を思い出します。ミシンと料理が得意で、きょうだい達に美味しい夕ご飯を振る舞ってくれた奥さん、旦那さんビーバーは、自作のダムを見せてくれてました
2022-03-27 11:08:39@fushunia @red_read_reed 中国の、雀を駆逐して餓死者が出た話に似てますね。近視的な人間の行為がしっぺ返しくらう。
2022-03-26 19:49:13熱帯アフリカの飲料水が無い地域では、「苦い」スイカを大量に貯蔵していて、「水」はスイカから作ると人類学の本に書かれてたのですが、スイカに「灰」をかけて混ぜると「水」が出てくるとのことで、それで顔を洗ったり、スイカで煮物を作ると書かれてました。それがスイカの本来の使い方なのだとか。 twitter.com/Eichan_GZ/stat…
2022-05-13 06:33:12スイカ自体、その年の降雨があったところに生えてきて、水分を逃がすまいと水をあの大きな果実の中に保存してる訳で、そうして乾燥した川の無い土地に分布を広げたスイカを野生動物や人間が食べるとのことでした。その地区では狩猟用に馬も飼ってるけど、スイカを食べまくるので生活は苦しいそうです。
2022-05-13 06:35:32@fushunia 「かんすい」ですね。カウボーイがPhの高い水にトマトの茎いれて中和して馬用の水にするというお話を思い出しました。
2022-05-13 13:52:59@fushunia ブッシュマンも確か、甘くないメロンを焼いて食べたり水源にするとか…
2022-05-13 19:55:13@fushunia 母の実家がスイカ農家で🍉 農作業を手伝った後の休憩の時間に手が汚れていると😅 絞ったスイカの汁で手を洗えと言われてましたw 本来の使い方だったのかもしれませんねw
2022-05-13 22:47:36@fushunia 水はけのいい土地ほどウリが育つそうです!!スイカも仲間ですね!!まさに自然との共存ですね!!!考えてみたら、サボテンも水がたっぷり!!
2022-05-13 15:02:00@fushunia スイカってもともとそういう生き物みたいですね. Wikipedia >スイカは元々、自生地が乾燥地帯であるため、野生動物は水分を目当てにスイカの果実を摂食することになり、胎座の水分ごと種子を飲み込んで糞とともに排泄し、種子散布が行われる。
2022-05-14 05:31:12昨日読んでた本に、「西アジアは想像されてるより、生物的多様性に富んでいて、イギリスのブリテン島よりイスラエルの方が単位面積あたりに生息する「生物種」の数が多いと書かれてました。その理由は地形によって気候区分が細かく分かれてることと、南北の大陸から生物が移動してきたから、だそうです
2022-05-02 21:48:31「肥沃な三日月地帯」における初期の農耕は、その名前とは裏腹に「綱渡り」を続けて農耕の発達に至ったもので、三日月の形をしてるのは標高が上がり過ぎると冬の最低気温が麦を枯らしてしまい、東や南に行くと降水量が足りなくなるからだとありました。
2022-05-02 21:52:54そうしたことが、2001年出版の藤井 純夫『ムギとヒツジの考古学』に書かれてて、この「肥沃な三日月地帯」は天水農耕を行うにはギリギリの降水量しか無かったとのことです。ただ、この地域は雨が冬に集中するので気温が低く蒸発が少ない冬に雨が降り、土の中に水分が保持されることが重要だったとか。
2022-05-02 21:59:34ケニアでは、砂漠を走るのに日本車が欠かせないそうですが、ケニア人から「日本はそんなに道路が悪いのか?」と聞かれたと、2022年3月刊行『乾燥地林 知られざる実態と砂漠化の危機』に書かれてました。
2022-05-03 17:29:14