アップルペクチンについて考えてみたこと
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(震災から2年半経って、原報を読み違えていたことを知りました)
フランスのIRSNがラットにCs137を(飲料水に混ぜて)与え、心筋にCs137蓄積が起こらないと報告した論文:Gueguen Y et al. Chronic Contamination of .. http://t.co/mFUq53RzR3
2013-10-18 10:12:56↓昨日Baverstockさんが「フランスIRSNがバンダジェフスキー論文を追試,再現できなかった」と言っておられた研究はコレかな
2013-10-18 10:21:22IRSNの論文でラットでペクチンの追試できず、もあります。http://t.co/0ZWjg6ojcJ RT @hayano: ↓昨日Baverstockさんが「フランスIRSNがバンダジェフスキー論文を追試,再現できなかった」と言っておられた研究はコレかな
2013-10-18 11:28:07@parasite2006
@buvery お申し越しの動物実験論文(Biochimie 2006;88:1837-41)ではアップルペクチンを経口投与でなく静脈注射。アップルペクチンの作用機序は消化管からの吸収の阻止ですから静注で効果なしは自明http://t.co/Cunmh6upiK @hayano
2013.10.18 11:54:17
↑
実際に静脈注射されていたのはアップルペクチンではなくCs137の方でした。
違います。ペクチンもPBも経口(水に混ぜている)。確認しました。RT @parasite2006: @buvery お申し越しの動物実験論文(Biochimie 2006;88:1837-41)ではアップルペクチンを経口投与でなく静脈注射。@hayano
2013-10-18 11:56:35@parasite2006 @hayano 違うところは、Csの投与が経口でなく、静脈投与であること。しかしながら、PBは効いているので、メカニズムは腸管再吸収の阻止だから、コントロールはとられていて、これで良いと思います。
2013-10-18 11:57:49@parasite2006 @hayano 取り込まれたCsもある程度は腸管を通り再吸収されるのでしょう。PBが腸管再吸収を阻止しているのは、先程も挙げた図3で、糞便への排出量が増えることからも分かります。ペクチンも同じ仕組みの筈なので、実験としてこれで間違っていません。
2013-10-18 12:00:44(↑「図3」とは@buvery さんのブログ記事http://t.co/0ZWjg6ojcJ に引用されている原報の図3のグラフのこと)
ペクチンですが、ネステレンコの論文をどうひいき目にみても、その論文での検出限界以下の人ばかりなので、現在の日本でペクチンを必要とする人はいません。プルシアンブルー(PB)は青い絵の具ですが、これはセシウムを死にそうなくらい食べた人が使うもので、ごく微量の時は使いません。
2013-10-18 12:07:43@buvery ご指摘有難うございます。原報を読み直し、2年半の間投与経路を読み違えていたことを確認しました。Cs137を経口でなく静注投与したのは(直接食べた分との消化管内での相互作用ではなく)一旦消化管から血液中に入った分の腸管再吸収に注目しているためですね。@hayano
2013-10-18 12:12:27そうです。(たいていnaoさんの指摘は正しいので、正直、焦りました)RT @parasite2006: Cs137を経口でなく静注投与したのは(直接食べた分との消化管内での相互作用ではなく)一旦消化管から血液中に入った分の腸管再吸収に注目しているためですね。@hayano
2013-10-18 12:15:26@buvery 今思い返せば、初めて問題の論文を読んだ当時は、経口摂取した放射性セシウムの吸収阻止の機構として直接食べた分との消化管内での相互作用しか頭にありませんでした(プルシアンプルーの吸収阻止効果を検討した論文で家畜にプルシアンブルーを経口投与したものばかり見ていた)
2013-10-18 12:24:36@buvery それで放射性セシウムを経口でなく静注投与している理由がわからないまま、いつの間にか投与経路を間違えて覚えていたという次第です。おはずかしい。
2013-10-18 12:35:57