- cornelius0321
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②独り言といっても、帰宅して「あー、疲れた」とか、椅子から立ち上がる時に「よっこいしょ」とかなら、誰にでもある。ここでいう「独り言」とは、それとは違う。
2011-09-25 05:28:59③事あるごとに、自分自身に対して「馬鹿」などの、人格否定するような暴言を吐いたり、卑猥な言葉を連発するような「独り言」をいう人だ。「思い出し奇声」ともいうらしい。
2011-09-25 05:28:49④「汚言症」や「チック」に近いけれども、某巨大掲示板では「ミソる」というようだ。ミソる人のことは「ミソらー」だそうだ。
2011-09-25 05:28:38⑤2004年ごろに、夜中の公園で「サボテンビクビクッ」と叫んで通報された人が、あとでその時のことを思い出して「ミソッミソッ」とつぶやいたことから、ネットの世界では「ミソる」と呼ばれている。どちらも何の意味もない言葉の羅列である。
2011-09-25 05:28:30⑥私の周囲にも、それらしい該当者が何人かいる。当の本人は、気付かれていないと思っているようだけど、ふと見ると何かブツブツ言っていたり、声を出さない代わりに口だけがパクパク動いていたりする。
2011-09-25 05:28:21⑨ミソらーにはプライドが高い人が多いようだ。だから、自分自身が設定した要求水準を満たせなかったときに、自責の念に駆られてしまうのだろう。
2011-09-25 05:27:53⑩彼らは、いわゆるナルシストとは違う。鏡に映る自分の姿を見てヘアスタイルを整えながら「俺ってイケてるじゃん」と感じる人は、等身大の自分と、自分のプライドが「同じ高さ」の人だ。
2011-09-25 05:27:43⑪でもたぶん、ミソらーは、等身大の自分よりもかなり高いところに理想の自分を設定している。「自分が大好き」ではなく、「今の自分が嫌い」「これは本来あるべき自分ではない」という意識だろう。
2011-09-25 05:27:33⑫あるいはまた、自分ではなく親が高いハードルを設定した可能性もあるだろう。「私の子供であるあなたは、こんなレベルにとどまっていてよいはずがない」という具合に。教育ママがその典型だ。
2011-09-25 05:27:30⑬そんな親の過度な期待をかなえられなかった子供は、「お母様、ごめんなさい」と言うように「仕向けられる」。でも、実際その子に罪はない。
2011-09-25 05:27:14⑮この差が埋まらないままだと、「他人とどう接していいかわからない」という状況にだってなりかねないから辛いだろうと思う。
2011-09-25 05:26:42⑯親や自分が設定した高いハードルやプライド、世間体や見栄を捨てて、「恰好悪く生きる」というのも一つの方策だ。私は、そういう「恰好悪い生き方」をかっこいいと思う。
2011-09-25 05:26:32⑰これは、『必殺必中仕事屋稼業』の最終回で、半兵衛(緒形拳)が、おせい(草笛光子)に、「無様に生き続ける」ことを説いた名場面と実は同じである。必殺シリーズが好きな人には、わかっていただけるかと思う。<この話題終わり>
2011-09-25 05:26:19