「緊急時におけるリスクコミュニケーション~日欧のメディア・科学者・政府間の意見交換会」~I2TAさんによる実況のまとめ
足立さん:我々も聞いたものを垂れ流しているばかりでなく、検証している。津村さん:寛容さという話があったが、これだけのことがあると社会が動揺する。国民と政府は喧嘩別れできないので、ベストが難しければベターを目指す。平川さんの本を読んだ。プロセスの透明性と、絶え間ない対話が大事。
2011-10-01 16:26:58フロア:東電は間違った情報を出したが、政府はどうか。構造的な問題だと思う。情報の流れ、コミュニケーションについて対応が必要ではないか?角南さん:政府もいいモデルがないか探している。リュービヒさん:原則だが、どのような状況でも学習できる。情報の発信元が信用できなければならない。
2011-10-01 16:29:41パネルは終わり、キャンベルさんのまとめです。日本で仕事をしておらず、関わってない立場で申し上げるが、今回のシンポのメッセージの一つは政府はもっとオープンであるべき。有本さん:学術会議の幹部がおらずフェアでないので、フォローすると、集合的知性がなぜ役立たなかったのかを反省しないと。
2011-10-01 16:34:36キャンベルさん:日本の学術会議には社会科学も入ってるが、リスコミなどを研究していることもあるはず。メッセージの一つは自分のコミュニケーションの準備態勢。特に日本では科学者と政府との関係。また、メッセージの受け手の見解も重要。それを踏まえてどのように効果的に発するか。
2011-10-01 16:37:27コミュニケーション戦略の一環として、制度。議会、科学者の役割。科学者は最も信頼されている。中でもコミュニケーションのできる人が準備態勢な役割を果たす。その人を放っておくのではなく、討議の内容を公開するなどして透明性を高める。ソーシャルメディアも含めて、信頼感を得たところが発信。
2011-10-01 16:40:21緊急時には全体像を提供する発信者が要る。火山学界では行動規範ができており、一環した発信をすることをしている。一般市民もだが、ジャーナリストも思っているより賢いということを付け加えたい。また、情報をどんどん更新して行くこと。もう一つはデータがオープンにされているか。
2011-10-01 16:43:04シュヴァイスグートさんより閉会の挨拶。とても刺激的な議論だったと思う。STSフォーラムの前日で、EUにとっては実験的でリスクのある試みだっただろう。日本とEUにとって意義があること。研究協力協定も、311後は、新エネルギーや原子力など。EUからも注目されている。
2011-10-01 16:49:04ドイツでは、東京が死の街になったという誇張された報道もあった。今回は単に福島だけでなく、もっと大きな問題を取り上げたかった。重油流出や火山など。国際的なネットワークが科学でも必要となることになった。ヨーロッパの政治家と話してて思うのは、もっと控えめなアプローチを取るべき。
2011-10-01 16:52:37外部からの批判は簡単だが、ヨーロッパでこれが起きてうまく対処できたかどうか。だがヨーロッパでは各国の機関が協力した。これもコミュニケーション。外部の独立した専門家の力を借りて、情報を発信すべき。今一度協力いただいた方に感謝いたします。
2011-10-01 16:55:08