ゲゼルシャフトと母性　　（あるいは日本的市民社会と母性の話）

finalvent @finalvent

@chanm 子育てが終わったら離婚というのは、なので、わかりやすいモデルになる。

finalvent @finalvent

しかし、問題は、老いの風景ともいえる。サルトルとボーボワールみたいな。人が何者かというのは一義的には人生の関与と信頼みたいなもんになり、フラタニティ原理はそこでは弱い。

finalvent @finalvent

日本では団塊世代からが、そうした老が問われる時代なんで、どうなるんかな。

finalvent @finalvent

団塊世代の男ですら、女性性に母性の幻想をもっているいうのは、市民の出現ではないということ。

finalvent @finalvent

日本の場合、女性の心的・経済的な自立性が強く、父性性というものがない。これもまた市民原理を抑えこむ。逆に見えはするんだけど。

finalvent @finalvent

社会が掟に依っているという父性性が作為の契機でもあるが、それが日本では母性性の、自然・生成性に潰される。結果、国家が自然化してしまう。

ミシェル・フーコー @M_Foucault_jp

この世界には、全てを行うことが許されているような文化は一つとしてない。そして、はるか昔から、人は、人間とは、自由と共に始まるのではなく、境界と、超えるべからざるものの線とともに始まるのだということを知っている。－狂気、作品の不在－

ミシェル・フーコー @M_Foucault_jp

統治性は自己の自己への関係を含意する。即ち、この統治性という概念を通して私は、人が戦略を構成し、規定し、組織し、道具とするための実践の総体を目指している。この戦略は、諸個人がその自由において互いに対して向けうるようなものである。－自由の実践としての自己への配慮－

ミシェル・フーコー @M_Foucault_jp

【フーコーの生権力論】生権力：ヒトという種における基本的な生物学上の特徴が、ある政治（政治的戦略、ある一般的な権力戦略）の内部に入り込めるようになるにあたって用いられる、様々な権力メカニズムからなる総体。－安全・領土・人口－

finalvent @finalvent

セックスのリスクは心の問題もある。“@kis: 「小中学生はセックス禁止なんだから性教育でセックスのリスクは教えなくていい」ってのは、「原発は重大事故を起こさないんだから重大事故のリスクは考えなくていい」というのと何らかわらんな。”