Peco SL-E383F を Tortoise 駆動した時の苦労話

人生甘く見すぎていました (^_^;)
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戸田プロダクション @TodaProduction

つまり PL21 だと、SL-E383F を切替する時にポイントマシン切替と走行電源切替の2つを別々のスイッチで操作する必要がある。それは面倒なので何とか1つのスイッチで操作を完了させたい。Tortoise には切替接点があるから、その切替接点に PL21 がやってる走行電源切替と同じ動きをさせられないか? pic.twitter.com/vq2G9BZFIx

2022-10-09 19:06:13
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戸田プロダクション @TodaProduction

そう思って、取り説の PL21 と同じ部分の絵を自分で描き直してみた。Tortoise の切替接点を意識し、draw.io の On-On タイプのトグルスイッチ4個で描画。配線を赤青で塗り分けようやく確信したが、4極双投の真ん中2極から供給される電気は、接点がどちら側に倒れても極性が同じだ! pic.twitter.com/5aJmGbJD0l

2022-10-09 19:08:01
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戸田プロダクション @TodaProduction

もう一度 SL-E383F の絵を見直す。前回は横着して片渡り時の極性は1種類しか描かなかったが、念のため片渡りを逆走させるよう極性反転した絵も追加。どちらのケースでも、AD間、BC間を片渡りする時、さっき気づいた部分に供給される電気の極性は同じだった (ピンクと水色で >< 以外のレール)。 pic.twitter.com/wOHsUNwGjh

2022-10-09 19:09:46
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戸田プロダクション @TodaProduction

ということは、SL-E383F の4本のジャンパ線のうち真ん中2本は切替接点に繋ぐ必要はなく、外側レールと同じ電気を常時給電してやれば良いことになる。4極双投は必須ではなく2極双投でもOKというわけであり、残る2本のジャンパ線だけを Tortoise 切替接点の2組に繋いで極性切替してやれば良い。 pic.twitter.com/riWZ3ngsNP

2022-10-09 19:12:02
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戸田プロダクション @TodaProduction

Peco が4極双投 PL21 を推奨している理由は、たぶん PL21 を On-Off-On と切替する時、中立 Off (上下線とも直進) 時に SL-E383F のクロス部分のレールを「無給電」にするためだと思う。AD間、BC間の片渡り時にだけ、必要なクロス部分に給電する、いかにも真面目な英国人らしい思想なのかも? pic.twitter.com/snssxOlDYF

2022-10-09 19:18:53
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戸田プロダクション @TodaProduction

しかしすべての分岐器が定位 (直進) 状態なら、SL-E383F のクロス部分のレールに車輪が載ることは有り得ない。仮にクロス部分に給電されていたとしても (しかもその極性が何であろうとも!)、直進走行には何の影響もないはずだ。むしろ4極が2極で済む方が合理的だ…と、横着な私は考えることにした。 pic.twitter.com/jIj3ysu4BN

2022-10-09 19:19:38
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戸田プロダクション @TodaProduction

これで SL-E383F 走行電源切替の方針が決まった。 SL-E383F のジャンパ線のうち2本には走行電源を常時給電する。分岐器切替時に動く2個の Tortoise が有する切替接点4個のうち2つを使い、残るジャンパ線2本の極性切替を行なう。最後に残る接点2つは、分岐器切替時のフログ給電切替に使用する。

2022-10-09 19:20:03
戸田プロダクション @TodaProduction

残るは Tortoise による分岐器切替の方針。 この絵はうちのレイアウトで採用している Tortoise 駆動の基本的な方法。レイアウト側にバスワイヤを1本這わせておけば各 Tortoise とコントロールパネル間の配線は1本で済むが、この絵に今回の SL-E383F 駆動時の特殊考慮?を追加しなくてはならない。 pic.twitter.com/q5NEWR3YPg

2022-10-09 19:20:47
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戸田プロダクション @TodaProduction

SL-E383F を 1.AD間片渡り、2.直進、3.BC間片渡り…と切替えるため、2回路3接点ロータリスイッチを使う。今まで散々「Tortoise は2個づつ動かす」と言ってきたが、この配線では実際には 1.Tortoise は4個同時に制御される 2.ただし同時に動く Tortoise は2個づつ という意味になる。 pic.twitter.com/Hti159FeIS

2022-10-09 19:22:31
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戸田プロダクション @TodaProduction

この方法は、たぶんアナログだけでなくDCCでもそのままイケるんじゃないか?と思う。 以上、これまでの考察を順に記録した一連のツイート。長々と書いたが、果たしてこの設計で SL-E383F を期待通り動かすことが出来るのか? 早く2回路3接点のロータリスイッチを購入して試さないといけないね。

2022-10-09 19:25:58
戸田プロダクション @TodaProduction

風呂入ったらもう大工仕事する気が失せたので、今夜は図面作成のみ。 なんべんやっても覚えられず、いつも過去ツイ検索する羽目になるから、うちの「Tortoise 動力配線ルール」之図を描いた。あとで印刷して壁に貼っとこう。 pic.twitter.com/2GwgtYmuWW

2022-10-15 20:12:38
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戸田プロダクション @TodaProduction

KATO のリレーラー線路 (品番 20-026) が、踏切部品?を外せば Peco 複線間隔 (27mm) でも使えることに気がついたので、急遽このリレーラー線路を仕立て線に組み込むことにした。 pic.twitter.com/YqB4HMU1BY

2022-10-17 20:03:09
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戸田プロダクション @TodaProduction

SL-E383F の正確な位置決めを行なったあと、リレーラー線路を埋め込む部分のコルクシートを撤去。しかしそれだけでは後続の Code 80 レールと高さが合わず、やむなくトリマでシナベニヤ表面の薄皮1枚分を剥ぎ取る…という騒動になってしまった。 pic.twitter.com/PBIHPn5zgA

2022-10-17 20:11:19
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戸田プロダクション @TodaProduction

何度も何度もレールを高さ合わせしながら、ようやくリレーラー線路と Code 80 の上面がピッタリ揃うところまでベニヤを剥ぎ取ることに成功した。実に2時間がかりの大仕事だった。Peco ジョイナーで線路繋いで電車がスムーズに走るところまで確認済み。線路の固定は明日以降に行なう。 pic.twitter.com/wGOHmDB7Ul

2022-10-17 20:18:39
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戸田プロダクション @TodaProduction

イケるかなぁ…?と思って試してみたらイケたわ!(^_^) Peco Code 80 フレキと KATO リレーラー線路の道床を一体化 (ただし、道床埋め込みが必要なので注意)。 pic.twitter.com/MkGeeSvZgG

2022-10-17 22:01:15
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戸田プロダクション @TodaProduction

午後イチに急遽、夢と希望のハンズマンへ。 残念ながらお目当ての品は無く泣いたけど、秋空のもと、久しぶりにバイクかっ飛ばして気持ち良かった。 pic.twitter.com/YS8lmX7fKy

2022-10-18 13:16:10
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戸田プロダクション @TodaProduction

探したのは直径 2mm 以下 (出来れば M1.4 とか M1.6) で 13mm 長の皿ビス。手持ち在庫の皿ビスで一番細いのが 2.1 × 13mm なので、それより少しでも細くて同じ長さのヤツ探したんだけど駄目だった。ユニクロなら 2mm なべが最小、ステンレスなら皿の 2mm もあったがお値段メチャ高くて諦めた (^_^;)。 pic.twitter.com/BSYVQ3VoHr

2022-10-18 13:24:07
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戸田プロダクション @TodaProduction

昨日のリレーラー道床の固定。製品裏両端のボス位置でネジ止めを考えたが、なぜかこのボスがすごく細いのだ (外径 3mm 内径 1.4mm くらい?)。M1.4 が入手出来ず、仕方なく手持ち 2.1×13mm をネジ込んだ。裏からピンバイスで穴開けて、表からは軽くザグったあと慎重に固定。ボスは砕けたかも知れんw。 pic.twitter.com/WUxrhLm6TX

2022-10-18 15:49:29
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戸田プロダクション @TodaProduction

リレーラー道床が固定出来たので、次はいよいよ SL-E383F の設置準備。まずは対向側のフィーダーを忘れていたから慌てて梁材ギリギリに穴開け。次に Tortoise ピアノ線穴を8ミリドリルで開口。最後に SL-E383F のジャンパ線穴、並びにフログ給電コード用の穴を開けたら完成。すごい穴だらけだな? pic.twitter.com/cSDlYfhk2g

2022-10-18 20:54:35
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戸田プロダクション @TodaProduction

頭じゃ理解しているつもりだが、とにかくやる事が多くて混乱する。やったらやったで後始末 (バリ取り掃除とか…(^_^;)) がホント大変。世の中の先人たちってこんな苦労してたんだな?という感じ。とにかく残るは、SL-E383F にフログ給電用コードをハンダ付けしたら本設置が出来そう。今夜はここまで。 pic.twitter.com/bYDcykI6N4

2022-10-18 21:08:37
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戸田プロダクション @TodaProduction

これから SL-E383F にフログ給電コードをハンダ付けせねばならん。しかしまぁ、一体どうやったら、こーゆー製品の神がかり的なハンダ付けが出来るのだろう? スポット溶接? pic.twitter.com/heWJ9itb2X

2022-10-19 14:35:34
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戸田プロダクション @TodaProduction

への字になってるフログのジャンパ線をカッターナイフの刃で起こし、浮いた隙間に 0.65mm 単芯を引っかけるつもりが全然入らん (>_<;)。仕方なく極細ドリルで枕木削って溝を彫った。ううう、こんなに緊張するハンダ付けは久しぶり。 pic.twitter.com/ZQkTuYsnsH

2022-10-19 15:39:57
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IKO PON @IKOPON1

@TodaProduction ワイヤー残したまま枕木だけを削ったのですかー?神業‼️👏👏👏😆✨

2022-10-22 13:01:23
戸田プロダクション @TodaProduction

@IKOPON1 いやいや、そんなに大したことじゃないですよ。ドリル刃を寝かせて先っぽで突つくようにしたら、意外とカンタンに掘り進められました。案ずるより産むが易しです。

2022-10-22 14:22:55
戸田プロダクション @TodaProduction

ふー、なんとか4本ハンダ付け出来た。枕木1本溶かしちゃったけどまぁ良かろう。表から見たら全然判らんw。あとは運命の導通テストがどうなるか? pic.twitter.com/Wvpb7VkQHu

2022-10-19 16:30:29
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