歌人加藤治郎さんの「現代川柳には調べがない」という発言は、なかはられいこさんの句集『くちびるにウエハース』批評会の後のこの懇親会で飛び出した
川柳の方々へ。ヶ月単位で練りたい事柄ですが、「川柳の調べ」を大真面目にサービス精神で書き、まとめて一つのものとして発表しませんか。極めて大真面目にやりませんか。あとでテーゼを考えます。考えてます。
2022-11-29 12:35:17川柳の調べ、リズムということ?調べといわれると、なんとなく湖畔の調べみたいな感じの曲をイメージしてしまうかも、というのか定型短詩は定型短詩であること自体がすでにリズムがあることの証左みたいに思うけどな〜
2022-11-29 20:43:02@lala1021tou 証左は証左だと思いますよ。でもそんな当たり前のように思われる調べを、川柳は声を大にしていう必要があるな、ということです。短い歴史のなかで、別の要素がこびりついたままなんだ、と認識するのはやってみると難しいんだなあ、と。
2022-11-29 20:55:27@you_rissk なるほど〜!?その別の要素も気になりますが、わたしはこの調べとされるものがよくわからなくて、みんな何のことを言ってるんだろうになっています。定型がまさにそうじゃないの?と首を捻っている。もしかして川柳は定型の調べさえ主張しないといけないんですか
2022-11-29 21:06:32@you_rissk @lala1021tou 定型は狭い意味でいえば575や77ですが、そうした音数律だけでは「調べ」というべきものにはなりません。これはサラリーマン川柳やシルバー川柳に明らかです。575がそれだけで自己主張していると、むしろリズムの良さではなく、意味内容だけが強く出てきます。(つづく)
2022-11-29 21:24:33@Zenro17 ありがとうございます。方向性はともかく、勉強になります(というか、読んだことあります!)。 川柳の人じゃない人に、川柳の調べといえばこんなにすごいのあるぞ、がほしくて、それから説得する論を打ち出したいんです。戦略的にそういうポジションを取りに行かないと、と思ってます。
2022-11-29 22:10:52@Zenro17 「調べ」が何を指すのか私にもわかりません。皆さんが突然言われてもわかんないように、私にも突然やってきた言葉なので。ただ「調べ」が何かわからない状態で、現代川柳に調べは存在しないと言われたとき、何と返すか、という話だと考えてくだされば。
2022-11-29 22:24:30ちくしょう。これのどこに調べがねえってんだよ。聴けよ。耳だけで聴いてんじゃねえよ。全身で聴けよ。大口叩くなら、川柳の前に立つとき、全身から一瞬でも気を抜くんじゃねえよ。ちくしょう(結局おとなでなくてすみません)。 twitter.com/K16mon/status/…
2022-11-29 23:25:52@you_rissk @nyankichi4ever @Zenro17 そうですね、あんまり外から言葉を借りるのも。ヒントにはなりますが別は別ということで。とはいえ、川柳にとってhookとは何かとか考え始めてしまったりして。 「調べ」というのも「上品」すぎて、またリズムや抑揚なと複数の要素が関係しますので、共有に苦労しそうではあります。 批評用語は難しい。
2022-11-30 09:17:08いやもうはっきり言ったほうがいいんじゃないですか。歌人である加藤治郎さんに、短歌は「調べ」を大事にするが、川柳の方は気にしないでしょ、と言われたと。その時、何名かが、気にしますと表明してくださったけれど、その「調べ」とはなんなのかという話。加藤さんは
2022-11-30 11:39:04「調べ」を川柳に対してあるかないかと問う必要があるのか。いや問うてもいい。でもそこをまず押さえずに、「調べ」とは! みたいな始まりはどうなんでしょうか。だったらわたしは、575のリズムをいかに意識しているか(そこからどう外しているかも含む)、韻律、子音や母音の使い方など
2022-11-30 11:39:05発想や内容が短歌に劣る(わざとこの書き方をしている)とは思わないけれど、あきらかに77分は言葉の量は少ない。それをリズムといい変えてもいいんだけど。だけど、その少なさゆえに表現できないことはない。短歌のいう「調べ」とは別の「調べ」が川柳にはあるといえないものですかねえ。
2022-11-30 11:43:52私が「川柳の調べ」と書いたのは、極めて内輪的な発言で、当然「調べ」って?なるだろうことはわかるんですけど。 調べとは?という問いは、調べがないと言いたくなる欲望は何故生まれるか?という問いに置き換えるのがいい線だと思っています。
2022-11-30 12:15:08@kamiwotaku 五七五の調べも、七七(短句)の調べも、あるやん。川柳は知らんが、儂、無内容の俳句、好きやで。
2022-11-30 12:37:10@kamiwotaku 短歌でよく言われる「調べ」は(語感として)ねちっこいし叙情過度なので、グルーヴ。俳句も川柳もグルーヴをだいじにすると、が後景化する。でも、〈意味〉を前面に押し立てたい人は多い。それは『川柳木馬』の八上桐子論にも書きました。
2022-11-30 14:03:39→加藤治郎さんは確かに言いました。 「短歌には〈調べ〉がありますが、現代川柳には〈調べ〉がないんです」 もう一度書きますね。 「短歌には〈調べ〉がありますが、現代川柳には〈調べ〉がないんです」→
2022-11-30 19:26:12→この瞬間、私、切れまして。そしたら別の川柳作家の方が「(現代川柳にも調べが)あります!」と叫んで。遅ればせながら、私も「ありまあすっっっ!!」と絶叫していたわけです→
2022-11-30 19:26:12→もう別に書くことはありません。現代川柳と〈調べ〉っていうのは大事なテーマだと思うので、また続けて考えてゆきます。だから機会を与えてくれた加藤さん、ありがとうございました。これ以上加藤さんのなさったことにとやかく言うつもりはありません。ただ、起こったことは、以上です。→
2022-11-30 19:26:14一句の〈調べ〉について、僕も気をつけながら作らなきゃいけないとは薄々思いながらも、めんどくさいので深くは考えてこなかったし、自分の中に元々ある〈調べ〉に頼っていればいいかな、ぐらいに思っていたのだけど、やっぱ考えなくちゃだめかな? #川柳
2022-11-30 19:45:15加藤氏は『〈調べ〉の定義の明確化』及び『いかなる根拠をもって「短歌には〈調べ〉があるが現代川柳には〈調べ〉がない」と断言した(できる)のか』を明らかにしてほうが良いのでは? twitter.com/K16mon/status/…
2022-11-30 20:14:53ところどころで情報が出はじめていて、当事者のひとりとして、「何があったのか」だけを書いておいた方がいいんじゃないかと思って。でもこれもあくまで私の主観です。誰にどうしろ、と言っているわけではありません。しなくてもいい喧嘩はつまらないじゃん? というわけで「加藤治郎さんと川柳」→
2022-11-30 19:26:09「川柳の<調べ>」について話題になっていたので、何かあったのかしらと思っていましたが、なかなかなことがあったのですね。<調べ>について考えるのは悪くありませんが、それ以前につっこみたいことがあり過ぎて、ちょっとザワザワしてます。
2022-11-30 20:28:00