佐藤優『日米開戦の真実』に関するつぶやき

この本は大川周明の『米英東亜侵略史』の解説であるとともに、現代日本の進路についての考察に際して大川に学ぼうというものである
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Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

佐藤優「大川は東京裁判が連合国の日本に対する復讐で日本人が二度とアメリカ人、イギリス人などに歯向かわないようにする教育の場であることを正確に認識していた。

2010-05-10 23:10:45
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

いまアマゾンで大川周明の本をさがすと『回教概論』ぐらいしかまともな本は出てこないが、実は東京裁判を生きのびた彼が戦後打ち込んだのがイスラム研究だった。将来必ずイスラムが世界を左右するようになると考え、日本がその中で生き残るのに重要だとコーランの和訳を初めて作ったのが彼だったのだ。

2010-05-11 02:00:25
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

「当時アメリカ議会が沖縄返還で追加的予算支出をすることを認めないという強行な立場を取っていたのだから、このような密約(本来アメリカが支払うことになっていた土地の復元費用400万ドルを日本が肩代わりするとした密約)がなければ沖縄返還自体が実現されなかったかもしれない。

2010-05-11 15:01:28
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

レーニン『何をなすべきか』。「扇動家は、最も著しい実例、例えば失業者の家族の餓死とか乞食の増加などのような、を取り上げ、ただ一つの思想ー富の増大と貧困の増大との矛盾ーを大衆に与えることに全力を尽くし、大衆にこの甚だしい不公平に対する不満と憤激をかき立てることにつとめる

2010-05-11 15:21:14
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

近頃マスコミによって行われた格差社会のキャンペーンは、このレーニンの教えに忠実に従った扇動工作であったということだな。

2010-05-11 15:22:46
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

佐藤「国民が政府・軍閥に騙されて勝つ見込みのない戦争に追いやられたというのは、戦後になってから作られた神話である。

2010-05-11 15:36:27
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

「この神話が作られる中で、日本人がもっていた中国を含むアジア諸国を欧米の植民地支配から解放するという大義は、日本の支配欲を隠す嘘だという”物語”が押し付けられ、その呪縛から未だに我々は逃れられずにいるのである。

2010-05-11 15:38:47
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

「日本は、抑圧されたアジア諸民族の解放、そしてアジアを植民地にしなくては生きていけないという道徳的に悲惨な状況の置かれてた欧米人をそのような状況から解放することを考えていたのである。

2010-05-11 15:45:10
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

大橋武夫「太平洋戦争敗戦後軍人たちは軍閥と言われて面食らった。日本に軍閥があったのは山縣元帥の全盛時代の昔のことである。日本を占領したアメリカ軍は、日本の国民とわだかまりなく仲よしになるために、軍閥という悪者をでっち上げたのである

2010-05-11 15:50:03
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

GHQは「真相箱」という番組で「ミッドウェー海戦という一つの傷口をクローズアップし、そこに塩を塗り込むことで、大本営発表の全てがミッドウェー海戦のような大嘘だったという印象を日本国民に対して植え付けること成功した

2010-05-11 16:11:47
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

戦後の日本の歴史教科書には日本製の建国神話ははずされて、その代わりにアメリカ製の敗戦神話が掲載されるようになったというわけ。

2010-05-11 16:35:47
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

日露戦争後のポーツマス会議でアメリカが善意の仲介を行なったので日本は戦争に勝利できたという見方が根強いが、アメリカは善意で仲介したのではなかった。それは、その間に満鉄とその付属利権の半分をハリマンの鉄道会社に売却させる謀略を進めていたことで明らかだった。

2010-05-11 18:57:25
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

アメリカは太平洋戦争前に「オレンジ計画」という対日作戦計画を立案していた。戦争はほぼその流れに即して行われたのである。1941年12月8日の日米開戦時点ではいわゆる「オレンジ計画」が既に策定されており、それに従ってアメリカは戦争を展開していくのである。(佐藤優、文章が重複)

2010-05-11 19:15:38
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

第一次大戦でアメリカは客船ルシタニア号がUボートに撃沈された事件を国際法違反という虚偽宣伝して「人道主義」という名のもとに参戦への道を開いた。実際にはルシタニア号には173トンもの弾薬が積載されており、Uボートの攻撃な正当な攻撃だったのである。こういう嘘はアメリカの得意技だった。

2010-05-11 19:25:43
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

大川周明が実際に頭がおかしくなった時期はあったが、それは東京裁判のあの東条ポカリ事件から数カ月間のことに過ぎない。その後のアメリカの精神鑑定では、英語が堪能で人並み以上の知性の持ち主で理性的な人物であるという診断が下されている。にもかかわらず不起訴になっている不思議。

2010-05-11 23:32:36
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

「19世紀末に列強の帝国主義的対立が強まる中で地政学が流行した。ドイツのラッツェル、イギリスのマッキンダー、アメリカのマハンが政治と地理の関係で外交戦略を組み立てる過程で原型が作られたが、地政学という名前を最初につけたのはスウェーデンの政治学者チェレーンである。

2010-05-13 14:54:39
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

”大川が想定していた「東洋と西洋の決戦」が東洋による西洋の支配と誤解されている。・・大川が考えていたのは、西洋の「白色人種」によって東洋の「有色人種」が支配される構造の脱構築であり、支配ー非支配の関係を逆転させることではない。・・東洋と西洋が棲み分けを開始し、

2010-05-13 15:36:29
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

「ソロヴィエフは、世界史の行程において戦争は人類の政治的統一を促進する手段なりしこと、従って平和の行わるる範囲を拡大する至要の手段なりしことを論証し、かつ世界史を一変する東西両洋の宿命的戦争を指摘して、来るべき欧亜の大戦を予言し、明確に世界史の帰趨を指示せんとしている。

2010-05-13 16:23:23
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

「当今ややもすれば感傷的にして抽象的なる非戦論の世に時めかんとする折柄、甚だしきに至りては年若き軍人の間にさえ戦争の意義について思い惑う者ありと聞く折柄、ソロヴィエフの思想を紹介することは必ずしも徒爾ならずと信じる。」(大川周明全集第四巻543頁)

2010-05-13 17:27:44
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

”アル・カイーダとはアラビア語で「基地」の意味だ。世界イスラーム革命のための基地がアル・カイーダなのである。

2010-05-13 17:28:56
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

国際連盟は平和維持のための機関だと信じられているが実はアジアと中国の植民地化を維持するための組織であり、中国の植民地化を法的に定めたものが九カ国条約だった。門戸開放とは植民地にするという意味だった。

2010-05-13 20:34:44
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

支那事変における日本の敵は中国というよりは、むしろ東亜の旧秩序を維持し中国の植民地化を推し進めていた英米だった。だから、日本は中国を戦いの相手にしていないと宣言したのだった。

2010-05-13 20:37:01
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

そうして生まれた中国の新政権はこの東亜の新秩序建設を理解して日本と協力したが、旧政府は東亜の紛争を永続したい英米の援助を受けて日本と戦いつづけたので、最後には中国を失うことになったのである。

2010-05-13 20:39:35
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

日米戦争は、”アメリカがマハン流の普遍主義的な世界制覇を目論んだところに全ての問題の原因があるのだ。

2010-05-13 20:42:39
Tomokazu Hanafusa/花房友一 @tomokazutomokaz

昭和初期の日本人は戦争をトーナメントの試合のように考えていた。決勝は日本対アメリカとなることは誰もが知っていた。ところが、決勝にはドイツが出てきた。最終決戦は日独で戦われると思わたのだ。だからこそ当面過渡的に日独間で同盟が結ばれたのである、と。

2010-05-13 20:58:45