「エア御用」についてpart3
「エア御用」という言葉は、信頼度の低い科学者や、その発言を割り引いて考えるべき科学者を、選り分けるために、大変有用な概念となっているとしか言いようがないな。
2011-11-02 11:21:20例えば、本当に危なくなった時、「逃げ遅れない」ために、有効活用して欲しい。どういう種類の専門家の発言は、割り引いて考える必要があるのか。もちろん、最終的に判断するのは、自分自身。
2011-11-02 11:25:06ある種の専門家は、全くの善意から、統治者目線の情報発信をする傾向がある。そのことの責任は取らないし、多くの場合は謝るどころか、誤りを認めさえしない。実際、善意に基づいて、最善の努力をしているのだから、責めようもない。
2011-11-02 11:30:00いかに優秀な物理学者でも、安易に断言すると、引っ込みがつきにくくなるわけで、最初にバシィ!と言っちゃった時点で、無駄な足かせを自分につけちゃってると思う。
2011-11-02 13:50:54で、そういう場合、ただ発言を「慎重」にする、という習慣づけもありなんだけど、できればやっぱり、「なぜ自分はその時安易に断言したか」、もしかして自分にありがちなバイアスのようなものはなかったのか、と振り返ってほしいのね。
2011-11-02 13:55:58その時に参考にできるのは、例えば、渡邊先生の考察 http://t.co/Coq5csC3 だったり、牧野先生の考察 http://t.co/sJujMS84 だったり、あるいは、日ごろ色んな人から投げかけられている批判だったりすると思う。
2011-11-02 14:04:33賛成しない。きっちり言いきってほしい。だから私は文系学者の話を聞くときたいてい不満がたまる。RT @a_laragi: いかに優秀な物理学者でも、安易に断言すると、引っ込みがつきにくくなるわけで、最初にバシィ!と言っちゃった時点で、無駄な足かせを自分につけちゃってると思う。
2011-11-02 14:05:18@HayakawaYukio その場合、「分からない」ということや、「よく知らない」「自信がない」等のことをはっきり言うことになるでしょうね。本人が、よく分からないのに断言するから、色々問題を起こすわけで。
2011-11-02 14:08:09私はさっき、情報を受け取る側が賢くなるしかない、と言ったけど、それは受け手の側のお話。発信する人の側は、発信する人の側で考えなければいけないことがある。
2011-11-02 14:09:59古いですが、忘れられない…
菊池先生は不変です。
いちおう言っておきたい。今回「も」、どうやら核・素粒子物理学者たちが正しかったのだろう。これまでも何度もあったこと。たぶん、「安全デマ」という言葉が好きな人たちは、この事実を都合よく忘れてしまうに違いない。そして、自分たちが「臨界だ、大変だ」と誤って騒いだことも忘れるのだろうね
2011-11-03 12:43:11何人もが書いていた「ほらみろ、東電は臨界すら制御できていない」という意見(局所臨界みたいなものが起こる可能性はあるのだけども)も、本当に自発核分裂で説明がつくなら、違うということ。自発核分裂は常に起こっていて、それはどのみち制御の範疇にはないし、Cmなどは年単位で収まっていく
2011-11-03 12:49:31まあ、「局所的な臨界(だんだん定義がわからなくなってきた)」が完全に否定されるわけではないにしても、危険なことが起きているわけではないという結論は変わらないと思う
2011-11-03 12:56:50おおごとになるような臨界にならないことは、原子炉の設計からして明らかで、燃料をきちんと並べて初めて臨界が達成できるわけだから、燃料が崩れた以上は、おきるとしてもまれに「ちょろっと臨界(もう定義もわからないけど、連鎖反応が短時間続く)するだけですよ。小出さんもそう言ってるんじゃ?
2011-11-03 13:03:453月末の再臨界騒ぎのときにも、自発核分裂からちょろっと臨界までの議論があった(大規模な再臨界を疑った人もいたけど、それは論外)
2011-11-03 13:40:333月末にも再臨界騒ぎがあったのに、忘れてるだけの人が多いのだと思う。そのときに自発の話も出た。Cmまでは議論されなかったかもしれない。僕も235Uの自発分裂率をそのときに調べてたのを忘れてた
2011-11-03 13:57:11「学者」でひとくくりにされてしまうこと自体はしょうがないのだろうなと思います。本当は、僕が挙げた核・素粒子物理学者たちは「原発は安全」と言っていた学者と関係ないんですけどね。原子力は工学だから。でも、しかたないで… (cont) http://t.co/J7P0t6Nq
2011-11-03 14:30:01