リオタール『言説、形象』刊行

主に気になったログのメモ
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永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

星野さんがリオタールのフィギュール(フィギュア)概念について言及してくれて非常に嬉しい。#recrossing

2010-03-28 03:49:10
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「リオタールは、この「不可視なもの」を「マトリクス」と名づけている」ロザリンド・クラウス、見る衝動/見させるパルスより

2010-11-08 20:36:52
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「マトリクスは無意識に属しており、抑圧の背後で不可視的に作動する一次過程の形式である。そのため、防衛を経て形成された幻想だけが、可視的なものの領域に浮上しうる」ロザリンド・クラウス前掲書より

2010-11-08 20:38:56
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「マトリクスの不可視性は、まさにマトリクスの作り出す変化、その構成部分の恒常的な非同一性によって保証されている。」ロザリンド・クラウス前掲書より

2010-11-08 21:53:36
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「ひとつの場所にたくさんの場所を占めることが、マトリクスの特質なのである。そこでは、共存不可能なものが一つのブロックを形成している。形象的なものの秘密。それは言説を構成する間隔を侵犯し、表象を構成する距離を侵犯する」リオタール、フィギールディスクール(孫引き)

2010-11-08 20:42:50
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「いかにして形式が侵犯でもありうるのか。いかにして逸脱、違反、脱構築が、同時に形式でありうるのか」リオタール(孫引き

2010-11-08 20:51:04
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「マトリクスを論じるリオタールが、リズムについて語るときに強調するのは、そのリズムはあくまで形象的であって、時間的なリズムではないということ」ロザリンド・クラウス、『視覚論』所収の討論より

2010-11-09 11:45:25
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「幻想が形象的なものに圧縮される」「圧縮されたものには、語り手も、叩いている動作主も含まれていないようですし、子供がいかなる存在なのかも曖昧です。」クラウス、『視覚論』所収の討論より

2010-11-09 11:52:05
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「十二音階の構成などは、形象的なものという観点、つまり、形象性と結びついた同時的ないし重なり合いが潜在しているという構造という観点から、考えることができるのではないでしょうか。」クラウス、『視覚論』所収の討論より

2010-11-09 11:52:11
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「ブロックとは、流動的で、無定形な、そして形態破壊的ですらあるモノなのです。」クラウス、『視覚論』所収の討論より

2010-11-09 11:54:23
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「幻想が物語の構造とは別の形式であるという点に関して、私はあなたに同意します。しかし、幻想について何を語るのであれ、それをもって、『マトリクス』なる別の概念を理想化することはできないと思います」ジャクリン・ローズ、クラウスに対しての発言。『視覚論』所収の討論より。

2010-11-09 11:58:47
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウス「各単位は格子(グリッド)にしたがって配置されて、統御された等しい部分からなる等方的な空間の中に位置付けられる。同一性と差異の働きが観察されるのはその空間を通してである」『アンフォルム』より

2011-10-06 21:06:18
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウス「構造主義のアナロジーは、無意識内部での形の、さらにはアンフォルムの役割を考える際、リオタールにとっても私たちにとっても役立つ」『アンフォルム』p.117水平性、等方性(horisontality isotropy)の項目より。

2011-10-06 21:00:10
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウス「空間と形式という共時的な領域は、夢、無意識の働き、が構造的な説明を招きやすいということを含意している」「構造というのは…継起的・通時的な言説や物語の領野を図表、表、グラフといった形式的な次元へと再構成するものだからだ」

2011-10-06 21:04:21
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウス「構造主義の図式は、その対立の法則とともに、ものが互いに区別されること、無矛盾の規則が有効であることを要求する」「無意識の働きはこの法則を認識しない。」「無意識はあらゆるものをその対立物へと変容させることを求める」

2011-10-06 23:07:46
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウスによるリオタール『言説、形象』からの引用「これこそが形象的なものの秘密である。…言説の構成的な間隔を侵犯することであり、表象の構成的な距離を侵犯することである」

2011-10-06 23:11:58
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウス「リオタールがフロイトの論文「子供が叩かれる」の分析において取り組んでいるのは、このリズムである。リオタールの分析では反復の条件、形式的同一性と規則性、が一定の仕方で母型対象に与えられる必要がある」

2011-10-06 23:26:06
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

REクラウスにおける、パルス、ビート、反復の区別がよくわからない。

2011-10-06 23:26:47
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「クリステヴァの言うリズムは、同時に形態の安定性と意味の充溢とを制定する」「リオタールが用いる意味でのマトリックスと、クリステヴァの…マトリックス(リズム的、母性的、生産的)を区別することが重要である」

2011-10-06 23:43:14
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

リオタール「いわゆる身体というものを開き、そのすべての表面を広げて見よ。…きわめて精密なメスと鉗子とで武装して、脳のもろもろの束や体を、次いで傷つけずに血管網全体を、リンパ網全体を、そして手首・足首の細い部分を解体し、広い作業台に平らに置け」『リビドー経済』冒頭

2011-10-06 23:51:30
Futoshi Hoshino @nosnino

J=F・リオタール『言説、形象(ディスクール、フィギュール)』(合田正人監修、三浦直希訳、法政大学出版局、2011年)をご恵投いただく。同書は71年に刊行されたリオタールの博士論文であり、今回の邦訳はじつに40年後の待望の翻訳になる。 http://t.co/7hPnxdpb

2011-09-21 14:32:37
Futoshi Hoshino @nosnino

リオタールの『ディスクール、フィギュール』は英訳も先月8月に刊行されたばかり。実はその英訳について、今月末刊行のある雑誌に短文を書いたのだけれど、邦訳が矢継ぎ早に出るとは思わなかったので、そちらの原稿では「邦訳は近刊予定」と。結果的にアナクロニックな文章になってしまった。

2011-09-21 14:35:35
Futoshi Hoshino @nosnino

『現代思想』2011年10月号(特集=反原発の思想)を落手。巻末の研究手帖欄に「四〇年後の 『ディスクール、フィギュール』」という短文を執筆させていただきました。先日刊行された同書の「英訳」について書いています。 http://t.co/j0Vu5zRd

2011-09-26 00:41:47
Futoshi Hoshino @nosnino

リオタールの『ディスクール、フィギュール』は先日『言説、形象』という題名で邦訳も刊行されましたが、締切の関係上そちらには言及できませんでした。校正ができなかったのでタイトルも少々不格好に詰まっていますが、短いテクストですのでよろしければご一読ください。

2011-09-26 00:46:52
yusuke miyazaki @parages

先日出た待望のリオタール『言説、形象』は本当に読みどころ満載の本だ。特に言葉と「見えるもの」の錯綜した関係をここまでラディカルに探究した試みは他に知らない。なかでも本書のメルロ=ポンティ論が、リオタール独自の「脱構築」の実践として提示されている点は注目すべきポイントかもしれない。

2011-09-23 22:55:18
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