開沼博氏「フクシマ論」講演 まとめ
原発事故前の地元にとっての原子力と、事故後の原子力を比べると、かなり違ったイメージになる。「原子力最中」のイメージはそれを象徴してるなあ。 #fksm
2011-11-08 19:19:56今は拠点になっているJ-VILLAGEも、住民の生活に中心になる、公民館のようなものだった。この施設も原子力関係の交付金で作られた。サッカーが根付き、伝統的なものと新しいものが共存している。 #fksm
2011-11-08 19:24:04開沼さんの研究対象は原発そのものではなく、戦後から現在に至るまで、原発立地地域が抱えてきた葛藤や経済成長など。研究における仮説を、「成長は地方の植民地化だった」とおく。 #fksm
2011-11-08 19:33:33ハコモノ経済ははじめは税収や波及効果が高いが、そのうち税収が落ち込んではじめに作ったハコモノさえもお荷物になり、「地方分権」によって財政が悪化。結果的に原発などを設置する現状になった。 #fksm
2011-11-08 19:49:22福島では明治の近代化時代から、水力、火力へのエネルギー供給地として機能していた。自覚が芽生えていたと言っても過言ではない。。。自覚か、その視点は興味深い。 #fksm
2011-11-08 19:56:00今の福島の原発立地地域はもともと農業に適さず、伝統的に製塩が盛んであった。また、世間では原子力に夢を描いていた時代だった。それが戦後~1960年代の話。 #fksm
2011-11-08 19:59:59原子力ムラが排除するものは、流動労働者、原発反対派、事故リスクの認識でる。反対派は4万人程度の人口のうち10人規模であるし、地域の人にとってに日時の風景に原発があるため、リスクの正しい認識自体に接近は、してこなかった。推進/反対という議論は酔狂。#fksm
2011-11-08 20:08:37原発に限らず、財政状況などが悪化している地方は、藁をも掴む勢いなのだろうか。今日のお話を聞いているとそんな気がして来る。これもまた地方分権がもたらした功罪の一つなのだろう。 #fksm
2011-11-08 20:26:52開沼さんのお話、非常に分析的。この論に至るまでにどれほどの人にコンタクトを取ったのだろうか。異なる2者を客観的に比較している。コミュニケーターってこんな人のことを言うのかな。 #fksm
2011-11-08 20:58:39さっぽろ自由学校・遊での開沼博さんのレクチャ、非常に考えさせられた。原発問題の現状が、当の地方(フクシマ)を置き去りにして、問題をただ「消費」するだけ、他人事として処理するだけになっているのでは、という指摘は余りに鋭く、グサッと突き刺さった。
2011-11-08 22:55:46