言語学的な数字のおはなし
@voice0726 ラテン語は基本的に11~18はn+10型で生産的で (19は「20から1」という)、スペイン語やフランス語は11~15までラテン語の形を引き継いでますね。16以降はなんで再構成したんだろうなあ。
2011-11-09 11:35:50前近代社会でゼロもなければ数詞なんて10進法からはずれてておかしくないよね。どうもeleven (< ONE LEFT に相当する語), twelve (< TWO LEFT に相当する語) だけが「残り○○」という形なのはPGmcかららしく、さてその前はどうだったのかしら。
2011-11-09 11:43:19@udonpanda お、調べてみたらsediciというのがありますね!おそらくラテン語の生産的な形が俗ラになって崩れて1ケタ基数詞との対応が見えにくくなって、後ろのほうは忘れちゃったとかそういうことなんだと思いますが・・・。
2011-11-09 11:45:42@Mitchara 20から戻るのがめんどくさかったんでしょうかw でもそしたら16や17もラテン語から引き継いでても良さそうですしねぇ
2011-11-09 11:46:52@voice0726 俗ラテンになって音形が崩れたためにnとn+10との対応が見えにくくなったんじゃないかと思います。「なぜ16から?」と聞かれても答えられるわけではありませんがw
2011-11-09 11:49:11@Mitchara 不勉強なので フランス語とスペイン語は違うのか!ほー! と思いましたw 忘れちゃった,っていうとおちゃめでかわいいですね!w
2011-11-09 11:50:43まあ、n+10といっても、11=undecim (unus + decem)と、21=unus et viginti / viginti unusでは語構成が異なるわけだが
2011-11-09 11:53:11ただ、ラテン語にはdistributive (配分数詞)というのがあり(使い方よく分ってない←)、この18にはoctoni deni / duodeviceniの二様があって、8+10と20-2が混在している……のか(水谷羅和
2011-11-09 11:55:24まあ日本語も、たとえばヒトリ・フタリは残ってるけどミツタリ・ヨツタリとかイクタリは文章語だしイツタリ以降はほぼ忘れ去られてるしなあ、とか。
2011-11-09 11:56:49n*10のばあい、10, 20をのぞき、n-ginti形になる。たとえば、3=tresに対し、30=triginta
2011-11-09 11:58:08