創造の理論化について

熊坂先生と井庭先生とのツイット
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熊坂賢次 @kumakenG

ルーマンの地味な解読作業をゼミで2日間じっくり実践すると、学生たちがこんな真面目な研究もできるんだという奇妙な眼差しを送ってきた。一文ごとに地道に解読することの大変さと楽しさを、たまには<伝授>しないといけないかなと実感。今日は先生でした。 #kenG

2009-12-23 01:19:11
Kenji Kohiyama @KenjiKohiyama

<kumakenGがまじめに先生>研究のおもしろさを知ると止まらなくなる。しかしその扉を開けさせるのが難しい。好奇心や多様な物の見方を知らせる一方で、扉を開けさせるため、研究手法の具体的伝授が不可欠。両者のバランスが大切。自己反省を込めて! #kenG

2009-12-23 08:03:15
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

お!何を読んだんでしょう? RT @kumakenG ルーマンの地味な解読作業をゼミで2日間じっくり実践すると、学生たちがこんな真面目な研究もできるんだという奇妙な眼差しを送ってきた。一文ごとに地道に解読することの大変さと楽しさを、たまには<伝授>しないといけないかなと実感。…

2009-12-23 11:44:15
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

納得。RT @KenjiKohiyama …研究のおもしろさを知ると止まらなくなる。しかしその扉を開けさせるのが難しい。好奇心や多様な物の見方を知らせる一方で、扉を開けさせるため、研究手法の具体的伝授が不可欠。両者のバランスが大切。自己反省を込めて!

2009-12-23 11:44:23
kiichi54321 @kiichi54321

井庭研の「ルーマンの社会システム理論 用語集」の4ページだけです。 それを一字一句、読んで図にしました。 RT @takashiiba: お!何を読んだんでしょう? RT @kumakenG ルーマンの地味な解読作業をゼミで2日間じっくり実践すると

2009-12-23 12:37:09
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

うわー、なつかしい。井庭研1年目にゼミ生みんなでつくったものだ! RT @kiichi54321 井庭研の「ルーマンの社会システム理論 用語集」の4ページだけです。 それを一字一句、読んで図にしました。 RT @takashiiba: お!何を読んだんでしょう?

2009-12-23 13:11:45
熊坂賢次 @kumakenG

@takashiiba たくさん文句もつけたけど、あの分量が学生の忍耐の限界なので、素敵な素材でした。感謝です。難解かなと思うと、そうかもと思い、ちょっといい加減じゃない、と思うと、まあそんなものかとも思えて、考える素材としては最適でした。

2009-12-23 14:03:02
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

@kumakenG なるほど。あれは、なにしろ初年度のゼミ生たちの産物なので、僕としては書き直したい気がしていますが、そういう意味では、考える素材としてはよかったのかもしれません。

2009-12-23 14:05:05
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

Harvard Coop Bookstoreには、Luhmannの『Social Systems』は置いてあるけど、Parsonsの『The Social System』は置いてない。ParsonsはHarvardの先生だったのだけどねぇ。ちょっと寂しい気持ち。

2009-12-23 14:49:56
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

なので、Parsonsのは、こちらに来た頃Amazonで買った。でもまだ読めていない。一度ちゃんと読んでみたいと思っているのだ。帰国したらkumakenGさんに解説してもらおうと、いま勝手に決めた。

2009-12-23 14:53:01
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

いつもの仕事絡みとはひと味違う、三木谷さんの心からのつぶやきだw RT @hmikitani はぁ〜、なんでこんなにゴルフうまくならないんだろ

2009-12-23 15:06:09
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

ブログ更新:社会システム理論入門「社会学の根本問題:社会的秩序はいかにして可能か?」 http://socialsystemstheory.blogspot.com/

2009-12-23 15:14:30
熊坂賢次 @kumakenG

@takashiiba ゴルフはほんと難解なスポーツです。今が絶好な機会ですから、挑戦しましょう。頭での難解さを超える難解さを体で実感するので、難解の本質を理解をするためには、頭中心のみなさん(若手研究者)に超お薦めメニューです。面白いよ。

2009-12-23 15:14:45
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

「ニクラス・ルーマンにとって、社会学の根本的な問いは、本来は困難であるはずの「社会的秩序の形成」がいかにして可能なのか、ということであった。」 http://socialsystemstheory.blogspot.com/

2009-12-23 15:15:28
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

「本来別々の意識を持っている人間の間で、社会的な秩序が生み出されるという「ありそうにないこと」が、あり得るようにならなければならない。それは、一体どのようにして可能となるのだろうか? 」 http://socialsystemstheory.blogspot.com/

2009-12-23 15:15:52
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

@kumakenG ゴルフやりたいです。こっちではすごく安くコースに出れるのに、チャンスを逃しました。。。もう雪原になってしまいました。帰国したらぜひ挑戦したいです。

2009-12-23 15:18:18
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

「ルーマンは、問題を「二重の偶有性」(double contingency)の克服の問題と捉え直して、考察した。今回は、この二重の偶有性の克服について解説することにしたい。」 http://socialsystemstheory.blogspot.com/

2009-12-23 15:20:27
熊坂賢次 @kumakenG

@takashiiba あれ3月にはもう帰ってくるの。だったら、早いね。もう1年、やだね。ゴルフを練習するまで帰れません、ってボスに陳情したら。確かに、そっちはもう雪原だよね、こっちもそろそろ雪がちらつく季節。でも必死にやるんだねゴルフは。

2009-12-23 15:27:50
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

ということなので、あと数年は帰れなそうです。すぐにうまくなれないみたいなので。> @jirok さま RT @kumakenG @takashiiba あれ3月にはもう帰ってくるの。だったら、早いね。もう1年、やだね。ゴルフを練習するまで帰れません、ってボスに陳情したら。

2009-12-23 15:33:04
熊坂賢次 @kumakenG

@takashiiba <世界の複雑性の縮減とコミュニケーションの二重の偶有性>を同時に解決するために、環境との差異化をはかる自己準拠的なシステムが生成され、そこに社会秩序が形成される、というロジックがルーマンワールドの根本概念と理解した。 #kenG

2009-12-23 15:37:26
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

@kumakenG まさにそのとおりです。おおー、kumakenGさんがルーマンを語ってる!

2009-12-23 15:38:59
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

@kumakenG そしてパラフレーズすると、<世界の複雑性の縮減と発見の二重の偶有性>を同時に解決するために、環境との差異化をはかる自己準拠的なシステムが生成され、そこに創造(秩序)が形成される、というロジックが井庭ワールド( 創造システム理論)の根本概念です。

2009-12-23 15:41:21
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

@kumakenG さらに、社会システムを対象とする「社会学」(Sociology)、心的システムを対象とする「心理学」(Psychology)と同じように、創造システムを対象とする「創造学」(Creatology)があって然るべき。という構想です。

2009-12-23 15:43:53
井庭 崇(いば たかし) @takashiiba

「創造」をオートポイエティック・システムと捉えたいのは、ある方向性をもった「創造」と、その要素である「発見」(あるいは発見を構成する「アイデア」)に、「鶏と卵」の関係があるから。このシステムと要素の循環関係をオートポイエーシスの概念で捉えたい。

2009-12-23 15:49:45
熊坂賢次 @kumakenG

@takashiiba 想像するに、創造理論にするために、二重の偶有性でのズレに創発の契機を見出し、それがコミュニケーションの自己準拠的(協働)過程でさらに創発を呼び込み、環境との差異化をもたらす、ということかな。とすると最初のズレが大事。 #kenG

2009-12-23 15:50:11