論文が先か、公開が先か ― セシウム土壌汚染のシミュレーション論文出版に寄せて
- miakiza20100906
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.@TJ_Yasbee 続き)論文からのメッセージ」とのことですが、その様な希望がありながら論文が出版されるまで結果を秘密にされたのは何故なのでしょうか。結果が出た時点で 例えばarXivに即時公開し、その後に雑誌へ投稿するという手続きをとれば、 @hayano (続く
2011-11-15 21:49:23.@TJ_Yasbee 続き)約4ヶ月は公開が早められたように思います (実際に、そういう手段がとられた福島第一関連論文は、少なくともこれだけ在ります http://t.co/iRCzMiGI )。 @hayano (続く
2011-11-15 21:50:31@miakiza20100906 @hayano 別に意図はありません。査読が予想以上に延びただけです。
2011-11-15 21:51:52.@TJ_Yasbee 続き)ご存じのように、今の日本は非常事態にあります。正式出版までの何ヶ月も成果を秘密にするやり方には違和感を覚えます。ボランティア的に行われたとのことですが、それであれば尚更、即時公開しても支障はなかったと思うのですが、 @hayano (続く
2011-11-15 21:51:58.@TJ_Yasbee 続き)私のこの認識に間違いは有るでしょうか。 以上、長くなりましたが、ご意見お聞かせいただけますと幸いです。 @hayano
2011-11-15 21:52:48@miakiza20100906 @TJ_Yasbee 査読完了していない論文をNature Newsが取り上げ,それを見て右往左往する状況からそろそろ脱し,十分に吟味された結果を積み重ねる必要があると考えます.
2011-11-15 21:58:49arXivを知らなかったというのが答えか。それか物理以外の人がarXivに出すのは抵抗あるのかも。というか、こういうのって論文にしないで直ぐにプレスリリース出せばいいんじゃないの?査読を受ける必要性を感じたないのだが…。これ、前にも言いましたけど。
2011-11-15 22:16:12.@hayano @TJ_Yasbee はい、なるべく確度の高い結果のみを公表すべきというのには全く同感です。ですが、土壌汚染は緊急性の高い課題でもありますので、いったん投稿用並みの原稿を公開し、そこから読者や一般測定者までも取り込んだ議論ができれば理想だったのではと思います。
2011-11-15 22:29:52.@hayano @TJ_Yasbee あるいは、今回の計算から予測された北海道東端などの汚染については緊急性は高くないと判断し、そのため精密な査読を優先された、といったような事情があったのでしょうか。
2011-11-15 22:31:05.@hayano @TJ_Yasbee Nature Newsの件ですが、あの論文(4号機プール)の著者は今回の論文とほぼ同じだったと認識していますが、あの記事には著者のインタビューも入っていますので、右往左往の原因の一端は著者の対応にあったのではないでしょうか。
2011-11-15 22:33:18@miakiza20100906 @hayano 僕のツイートを読んでおられないようなので書いておきますが、私は査読が終わってない論文についてはああいうインタビューは答えるべきではないとあのNature記事の論文の主著者と大議論しました。ちゃんと過去のツイート読んでください。
2011-11-15 22:42:51例えばハイインパクト誌に投稿するような内容の論文では、データの確度は高いと著者らは自覚しているはず。例え査読で批判的なコメントを受けてもベースは崩さない。つまり結論は変わらない。結論が変わらないのであれば査読を受けずに公表しても大きな問題にはならないはず。
2011-11-15 22:54:02.@TJ_Yasbee @hayano 「大議論」の件、こちらの認識不足でした。申し訳ありません。私も共著者であれば大議論したと思います。 ところで、本題についてはいかがでしょうか。緊急性の高い課題であるため、公開を先にしても良かったのではないか、という件についてです。
2011-11-15 22:57:42@TJ_Yasbee @hayano あ、遅い時間になってしまいましたので、お返事はまた後日でもかまいません。お付き合い有り難うございます。
2011-11-15 22:58:40@nennpa これ難しいところで、「本人が確度が高いと自覚して(しまって)いる」というところがキモで実際は不確かかもしれません。特に、Nature/Scienceなんかにはまぐれ当りのデータはたくさんあると思います。でも、思い込んでる分、主張を変えないんじゃないかな、と。
2011-11-15 23:04:32@nennpa で、原発事故検証の研究の場合、主張を変えないのなら査読待たずに公開したって問題ないのではないかな、と。データが煮詰まっている分、間違いがあってもすぐに指摘されるのではないかと思いました。ちょっとまとまり無くてすみません。
2011-11-15 23:07:46@greener21 @nennpa 広域な流体計算なんかの場合、流体コードという大きなブラックボックスがあるから、実際にコードを動かしていない査読者などにはどうにもならない部分が多いんだよね。だから、よっぽど結果が変でない限り、査読で内容が大きく変わるとは思えないんだよね。
2011-11-15 23:33:44@miakiza20100906 @nennpa はい、まさにそういうところがあると思います。査読で内容が大きく変わるような論文は査読者迎合(これは先の話しで出てきた悪テク)か、そもそも内容が無いか、ですね。
2011-11-15 23:42:25@greener21 @nennpa 議論していた日本丸ごと流体計算 http://t.co/NiI1foa6 みたいなものだと、相当な誤差が入ることは分かっていて、検証手段は測定との比較しかない。となれば、公開して測定者に検証してもらうほかないんだよね、本当の意味での「査読」は
2011-11-15 23:55:36@miakiza20100906 @nennpa そうですねぇ。何故そうしなかったか(できなかったのか)知りたいところではあります。
2011-11-16 00:08:33@miakiza20100906 @greener21 やっぱり、論文が正しいかどうかは、原理的には出版後の検証によるしかないのだと思います。
2011-11-16 01:24:39同意 RT @nennpa やっぱり、論文が正しいかどうかは、原理的には出版後の検証によるしかないのだと思います。 @miakiza20100906 @greener21
2011-11-16 02:07:38@miakiza20100906 @hayano 気象分野での考え方であれば、予報は速報性、解析はしっかり議論して査読論文を通す。これが通常です。我々はその後者をしたのみです。
2011-11-16 06:44:57@miakiza20100906 @hayano また、モデルの不確定や観測の誤差などもわかった上で最大限解析から言えることを言ったまでです、大事なのは全国の観測を行ってもらうことです。日本の役に立てればと本業の合間で著者らで時間を見つけてやった仕事です。建設的有効利用を願います
2011-11-16 06:46:39