現実は制度会計で動いているのに、MMTはそれを無視して、MMTはあたかも普遍的に成り立つ真理かのような話をするから、おかしな事になる。

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wankonyankoricky @wankonyankorick

「株式」を純資産に含め、負債としないのは制度会計上の話。実際には劣後債やら優先株やら、制度会計上の定義に基づいた場合でさえ曖昧なものは多数ある。そいう言う話をごっちゃにしてMMT批判もくそもない。

2023-06-02 09:57:55
鈴木卓実 @ta93_suzuki

おそらく、この辺りに根本的なズレがあるんだろうな。 現実は制度会計で動いているのに、MMTはそれを無視して、MMTはあたかも普遍的に成り立つ真理かのような話をするから、おかしな事になる。 現実の制度会計と整合的な理論構築、制度会計を変更しない限り、MMTは永遠に主流にならない。単純な話。 twitter.com/wankonyankoric…

2023-06-02 11:03:21
wankonyankoricky @wankonyankorick

その制度的枠組みが実は欺瞞に過ぎなかった、実際にはそうは動いていない部分がずいぶんある。「たとえば」国債はその典型的なケース。。。。、というのが、MMTの出発点。 twitter.com/ta93_suzuki/st…

2023-06-02 11:16:44
wankonyankoricky @wankonyankorick

制度上の枠組みに沿って説明することもできるんだけれど、それはただ話を迂遠にするだけ。もちろんあらゆる制度がそうだ、と言っているわけではない。そこを「実際にどうなっているのか」を見分ける作業をしてゆかなければならない。それを怠りただ思い込みだけで「制度の狙い通り動いている」と考えて

2023-06-02 11:20:25
wankonyankoricky @wankonyankorick

はならない、というのが、MMTの発想。たとえば租税制度もそう。それがMMTのいうdiscriptive ということの意味ではないか。

2023-06-02 11:20:25
nyun @erickqchan

国債の売りは「政府支出を賄うため(政府)」「銀行間金利を目標まで引き上げるため(中銀)」に行われるということになっているけれども、機能的にはリザーブのドレインに尽きると。 (そして政府は粛々と利子を支払う) twitter.com/wankonyankoric…

2023-06-02 12:32:14
nyun @erickqchan

という話なのだから「国債は銀行間金利調整のために発行されている」という説明はMMT的だとはぜんぜん思いません。

2023-06-02 12:38:48
シャイア/ぶろべい @burovei

制度会計上の話は名目にすぎず、実態が反映されていないことがある 資産の評価額の変動などはその代表的な例 資産の評価額が高くなり黒字になっているからといって、決済能力が十分にあるかはわからない さらにはその黒字を根拠として債務の多重化が発生し危機につながる、バブルは大体これよね twitter.com/ta93_suzuki/st…

2023-06-02 13:13:15
シャイア/ぶろべい @burovei

制度会計を盲目的に信用するということは現実との整合性を逸脱する原因となる。 制度会計に現れるのは制度会計で表現できる範囲までだからね 制度会計の性質によって隠された実態がどうなっているかを考える必要があるよとMMTは考えているわけだね

2023-06-02 13:17:00
シャイア/ぶろべい @burovei

だから、現実が制度会計で動いているのではなく、現実の動きが制度会計に反映されていて、さらにその制度会計をもとに現実を動かしている。 この連鎖の中で、制度会計に表現されない現実は埋没しひずみが生じる。 そのひずみが限界を迎えるとそれが危機などの形で表層に現れるということ。

2023-06-02 13:21:16