シュタイナーの思想前史とシュタイナーその後
- nanbashura
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@iwri ショーペンハウアーの誤解したカント解釈をさらにまたニーチェが・・・、ということをハイデッガーが言ってました。実際にはカントと同じことを言ってるのに、ニーチェの方がそれで反駁したつもりになっちゃってるところがあるとかで。
2010-05-16 19:47:33難波修羅さんの「キリスト衝迫」論の影響で、『イエスを語る』も読みました。高橋巌氏が孔子・孟子の儒教を「キリスト衝迫」に結びつけるのにビックリ。白川静の「孔子伝」もよかったです! RT @iwri: 難解ですけど、すごくいいですよね!>治療教育講義
2010-05-16 21:50:06そうです! そっちを先に読みました。シュタイナーの運動が内外でどう見られていたかの情報が足りない気がします。難波修羅さんの挙げる『啓蒙と霊性』にはブロッホなどの興味深い批判がありました RT @iwri: 『治療教育講義』付録のエピソードにシュタイナーの人間性が出ている気がします
2010-05-16 21:52:22高橋先生は、シャマニズムと結びつけて東洋の霊性を語っているので、有原さんに合うかも知れないです。最近出た、「生命の教育」でもキリスト衝動を取り上げていて、私はすごく腑に落ちました。 RT @alsinceke 高橋巌氏が孔子・孟子の儒教を「キリスト衝迫」に結びつけるのにビックリ。
2010-05-16 22:29:32同意です。邦訳されていないものなら、文献がありそうですが…。「社会問題の核心」には、少しだけシュタイナーに関わりのあった人の話とか載ってたりしますが。 RT @alsinceke シュタイナーの運動が内外でどう見られていたかの情報が足りない気がします。
2010-05-16 22:34:20私たちが社会過程の中に生きて、悪しき人類とともに悪しき人にもなれる才能を発揮できる、ということが大切なのです。…指をしゃぶってきれいにして、他の人間よりも自分の方が清らかである、と考えたりするのではなく、…幻想にふけらず、醒めていることが必要なのです。(シュタイナー:社会の未来)
2010-05-16 22:36:27シュタイナーは可能性があるけど、ここはちょっと問題、という批判が少なくて、シュタイナー教育に関しても同じだと思います。この80年間、内部の人がシュタイナーの言葉とどう格闘し応用してきたのかという知識も空白です。RT @iwri: 「シュタイナーの運動が内外でどう見られていたか」
2010-05-16 23:32:06確かに、仰る通りです。ドイツではシュタイナーを盲信するようなアントロポゾーフの方も多いそうで、日本も大差ない部分があると思います。それ故に、建設的な批判も出にくいのでは、と。 RT @alsinceke シュタイナーは可能性があるけど、ここはちょっと問題、という批判が少なくて…
2010-05-16 23:48:59いや、しかし、有原さんが指摘された問題はすごく大きいと思う。オカルト的な知識を扱う、他の思想(神智学とか)からの建設的な批判とかないのだろうか。なんだか、あのへんはセクト的に固まっている印象はあるのだけど、実態は知らない…。
2010-05-16 23:52:41あっ!確かにそうですね。シュタイナーが基本的に、いか超の修行とかでは、批判をしないと言うことを言っていますしね。 RT @Abraxas_Aeon そしてまた、「批判」という言葉もネックですよね。
2010-05-16 23:53:48しかし、シュタイナーが言っているのは、何かを付け加えることで、正しい位置に置く、ということでもあるので、建設的に発展させるような議論は、本当はあっていいはずだと思う。
2010-05-16 23:54:24そんな問題もあるのですね…。公にならない、というのは、実際、どういうことなのでしょうか?単純に、公表されないで、内輪もめのようになっているのでしょうか? RT @Geisteswelten 内部での批判が公にならない件。
2010-05-17 00:03:28@iwri 高橋巌さんとかつての人智学協会との確執。かてて加えて今回の人智学協会の内紛→分裂。シュタイナーをドグマティックにとらえ過ぎることに拠る自己崩壊が顕著に表れています。
2010-05-17 00:07:56なるほど…。日本の党派性による騒動ですね。解説ありがとうございます。 RT @Geisteswelten 高橋巌さんとかつての人智学協会との確執。かてて加えて今回の人智学協会の内紛→分裂。シュタイナーをドグマティックにとらえ過ぎることに拠る自己崩壊が顕著に表れています。
2010-05-17 00:11:01公にならないというより、相互が自己批判と内省及び傾聴しないことで、問題がややこしくなり、外部からの声が届かなくなってしまった。一連の分裂のやり取りを見て辟易。
2010-05-17 00:12:09専門家にとって的外れだったら申し訳ないが、ユングが常に言っている「ガイスト的なるものと物質的なるものの二項対立の結合」ということ→その象徴としてのマリア被昇天の教義の話は、シュタイナーにも通用しているところがあるのだと思う。ブラヴァツキーの神智学協会を批判してはいても。
2010-05-17 00:15:08さらにシュタイナーをややこしいものにしている教育関連問題。日本国内には正式な(←こう言うとまた問題発生かな?)教員養成システム不在。ヨーロッパor 合衆国での教育による派閥。幼児教育においては、鳥山氏の「賢治の学校」、北海道「ひびきの村」の存在。
2010-05-17 00:18:45うーん、アントロポゾフィーに限らず、色々なところで起こっている問題ですね。>党派性 本来なら、新しい共同体性をアントロポゾーフこそが示すように努力する方向性が必要だと思うのですが…。
2010-05-17 00:20:14いや、人智学協会の内紛は総元締めにならうとした方々のバトルの結果かと。とは言いつつ内部のつぶやきを公にしない、できない日本と言うシステムの問題。でせうか。@kannoshigeru シュタイナー関係の教育の総元締めがいない。
2010-05-17 00:25:16ガイストと物質の結合、と言う意味では、雑駁な言い方ですが、霊魂体の三位一体がシュタイナーの考え方ですので、基本的な路線は同じではないかと。RT @Abraxas_Aeon ガイスト的なるものと物質的なるものの二項対立の結合…ブラヴァツキーの神智学協会を批判してはいても。
2010-05-17 00:26:16