デジタル・デビル・ストーリーの原作者、西谷史先生ご自身が語られた当時あれこれや作品に関する呟きなどをまとめました その6(2023/07〜2023/08)

RPG史に残る一大シリーズとなった「メガテン」。源流は80年代中盤に出版された一冊の小説にありました。その作者である西谷史先生がtwitterで呟いてくださった当時のあれこれをまとめてみました。「先生ご自身」のつぶやきだけを拾っているので、あえて会話形式にはしていません。気になるやりとりがあれば呟きの右肩にある青い鳥アイコンから飛んでくださいね。
17
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

いま、電子書籍にしたい、と依頼のあった本の原文を調べ直してる。出版してから10年以上たつと、科学的な知見が変わることがあるから、間違ったまま出したくないから。 いままで電子書籍にするための加筆修正で、いちばん気に入っているのは「東京SHADOW2013」かな。 pic.twitter.com/ds14z2H4cP

2023-07-03 22:03:31
拡大
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

原本に、原田沙織というヒロインがいる。妹に裏切られ、半死半生の目に遭うんだけど、どうしてもこの女性だけは幸せにしたい、という気持ちが残っていた。 原作を書いてから15年以上たって電子書籍化の話があったとき、その年月が経ったからこそ、幸せな彼女を想い描けた。 pic.twitter.com/fDvND5IV7b

2023-07-03 22:04:59
拡大
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

書き直した「東京SHADOW2013」では、彼女は朱砂五郎と結婚して、朱砂沙織になっていて、二人の回想で原作に入り、もう一人の不幸なキャラクター葛城和子に安らぎを与えることができた…と思っている。それから、もう10年経つんだね…。 bookwalker.jp/dec8f23aed-b5f…

2023-07-03 22:05:54
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@kenseitter 沙織は朱砂との幸せな未来にたどりつき、そこから回想が始まります。 変えたのはラストシーンだけです。もちろん本編はなに一つかわってはいませんが、1人のキャラクターが加わることによって、葛城和子の死霊をやわらげています。和子の存在は決して消えません。

2023-07-03 23:05:25
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@takora9090 ありがとう。個人的には、原本より、リライトしたほうが読後感がよくなっていると思います。 DDSもリライトしましたが、あくまでも技術的なリライトで、キャラクターに影響を及ぼすリライトではありませんでしたから。

2023-07-03 23:11:16
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@ake_yumi たぶん。すごい数の電子書籍がありますから。東京SHADOWで検索しても、2013年バージョンはかなりあとにならないと、出てこないんじゃないかな?

2023-07-04 09:11:20
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

明日は、ラジオ番組の収録のために、東京に戻る。 だから、今日中に郷里の畑をきれいにしなきゃ、と思って、畑の草を刈り、引っこ抜いた。暑かったし、めちゃ、疲れた。でも、気持ちいい。 pic.twitter.com/gANxSfFbeV

2023-07-04 20:36:20
拡大
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

このためにスーパーコメリに長靴を買いにいった。 長い方は、2780円だけど、軽くて、動きやすくてパツグン。このジャンルは、ワークマンの独り勝ちだと思っていたけど、スーバーコメリの品ぞろえは、すごいね。 pic.twitter.com/MDJgVoWuDV

2023-07-04 20:37:11
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

東京に戻って来て、メタルを大音量で聴いていると、心が安らぐ。 ぼくはGhostのようなスウェーデンのメタルと、アレクサンドロ・スクリャービンが好き。 関係ないと思っていたけど、意外と北欧のロックは20世紀ロシアのクラシックの影響は受けているかもしれないなあ。 youtube.com/watch?v=wFxXpP…

2023-07-06 15:19:24
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@ake_yumi 従姉妹の名前が、いい名前として印象残っていたのかもしれません。この字は、男性であることを意識したから。たぶん、この同じ発音、漢字が違うというのは、80年代の小説の文化だと思います。

2023-07-07 09:56:48
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

今日はFM FUJIの「水曜日の夜な夜なラウンジ My Pure Salon」 毎週水曜日25:00から、25:30。 デジタル・サモニングと、絶対音階がある話、むかしのクニシックピアニストの話ですぐに収録時間が。今日の収録は、7月19日水曜日からかな。 pic.twitter.com/U1I4ozO7cs

2023-07-07 10:22:07
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

パーソナリティーの藤井舞さんは、元NHKのアナウンサー。若いのに経営者でもあり、話していて、必要な情報と、そうでない情報の切り分け方がすごい。 ぼくもラジオ・パーソナリティーをやっていた身として、その若さと美しさと、メンタルの強さが羨ましい。

2023-07-07 10:22:45
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

レギュラー出演者のpuregreenさんは、彼がエンジニアだった時代に知り合ったのだけど、いまはインフルエンサーといったほうがいいのかな。 知ってる人も多いんじゃないかな?その場に居合わせた方から、すごい音響設備とソフトを所有していると聞いた。15年ぶりにあって時の流れを感じた。

2023-07-07 10:23:55
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@ake_yumi 名前をそのままペンネームにする作家が多かったのも80年代の特徴ですね…

2023-07-07 14:06:34
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@motohirookumura @TANABE_Masahiro この方の主張は、人間の思いによって、神はつくられる、というところにあったのかもしれませんし、それはそれで一つの論理だと思います。

2023-07-07 18:09:22
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

昨日の収録で、ぼくは絶対音階があるそうだけど、それで困ったことはありませんか? と質問された。そういえば、あった! 小学校の音楽のテストで、 「教科書にあるたくさんの楽器を、音の高低のある楽器と、高低のない楽器に分けてください」という問題が出た。 pic.twitter.com/EWH0yDlSVO

2023-07-07 20:51:29
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

ぼくは、太鼓を、ピアノのように高低差のある楽器に分類した。 でも、それは間違いで、太鼓や鼓は音に高低差はない、というのが正解だった。 ぼくは、この回答には、どうしても納得できずに先生に抗議した。 pic.twitter.com/vAgIxyuwfC

2023-07-07 20:53:25
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

ぼくの耳には、太鼓は叩く場所によって、音の高さが異なるように聞こえていた。 和太鼓になると、普段はAの音が、叩く場所によってA#、あるいはもっと上の音になることがあると感じていたからだ。 pic.twitter.com/AUVbkprS7g

2023-07-07 20:54:09
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

そのことを説明しようとして、うまく説明できず、でも一人の級友が、「たしかに史くんのいうとおり、太鼓も高い音に聞こえるときがある」といいだしたので、授業が一時間紛糾したことを思い出した。考えてみれば、あれは絶対音階のせいかもしれない。 pic.twitter.com/ZYOkILEhCG

2023-07-07 20:55:10
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@Dom_Mujina この話は、何十年も忘れていて、昨日思い出したので、無意識に憶えてたということでしょう。 貉さんの音感は、相対音階といわれるものだと思います。音と音の間隔を直感的に把握できるのは、武道でも相手の動きを読むのに役にたつと思います。

2023-07-08 09:30:40
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@motohirookumura @TANABE_Masahiro ありがとうございます。その無自覚といわれるのは、鋭いですね。この方はわかりませんが、世の中にはそういう人は本当に多いと思います。 お芝居でも有効活用できますね。奥村さんの芝居でも、わざとそういう態度を見せるところがある、というか、それがお得意ですね。

2023-07-08 09:33:39
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

いま、絶対音感をお持ちの先生から、メールをいただきました。 自分も、和太鼓には音の高低があると思います、とのことでした。 この事件を他人に話したのは、40年ぶりなので、ちょっと嬉しい。 pic.twitter.com/b7ZIs9k2TI

2023-07-08 13:53:30
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

小説について教える仕事をすべて辞めたので、息子が、「お疲れさん」といって、葛飾区の”魚政”のウナギを買って来てくれた。 東京の焼き方とは思えない、身がしまっていて、おいしいウナギだった。 ごちそうさま。 pic.twitter.com/Rw1vl3gLcz

2023-07-09 19:16:33
拡大
拡大
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

ウナギの焼き方は、東京と、関西ではまったく異なります。東京ではウナギを蒸しますが、関西では、そのまま焼きます。タレも違います。 40年以上東京に居て、魚政のウナギを初めて食べましたが、東京とは思えない身のしまった焼き方でした。 unagi-uomasa.jp

2023-07-09 19:17:18
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@Rue_Tengi たしかに。1960年代のことですから、教える側もまだ手探りで、新しいものを取り入れようとしていたのでしょう。大人になって、小学校の担任の先生が、アンナ・フロイトの学説をそのまま取り入れていたことに気がついたり、そういう時代ですね。

2023-07-09 22:06:38
1 ・・ 13 次へ