照尺びぼーろく

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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

とは言え三八式銃の常用照尺は400mか500mとされていたりする これは弾道高さの話で、仮に銃口がほぼ地面に近いところにあるとする時 三八式歩銃の弾道は照尺を500に取った時0.83mとなる 人間の走っているシルエットの高さは1.2m 膝ついて射撃するシルエットは0.85m つまり理論の上では三八式歩銃 pic.twitter.com/57cm80zS8D

2023-07-09 08:57:24
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

で照尺500にとって敵のシルエットの下際を狙って撃てば理論的には500m以内なら身体のドコカに当たる、という見積もりで常用照尺が決まっている あと副次的な効果であるが、表尺板が立っていると水平垂直のイメージがつきやすいため、割と正しく照準しやすいというのもある pic.twitter.com/xSkSmAACSQ

2023-07-09 08:57:25
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

三八式小銃で照尺を400に採るには、遊標を全く上に上げて表尺板を起こしたときの下端に見えるVノッチで狙う チョット操作が多い pic.twitter.com/vd6UwcwoeK

2023-07-09 09:16:47
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三八式歩は表尺板を倒した時の照門が300mになっている これで困ることは普通そんなにない pic.twitter.com/M80REDgPaI

2023-07-09 11:53:56
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

ないんだけれど国民党軍との対決で市街地戦闘などがちょくちょく起こると、壁に開いた小さな銃眼を狙撃したいとかそんな需要で100mの照門の需要が生じたっぽい 九九式小銃および九九式短小銃の表尺板を倒した時の照門は実際100mである pic.twitter.com/eqYSnbpqeN

2023-07-09 11:57:18
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結局、市街地戦闘をそんなにやらないなら照門は300mが一番具合がいいので、代制九九式では300mに固定されてしまう 普通の九九式でも300mにするのは簡単で、表尺板をただ起こすだけ(しかも高射表尺のおかげでずれたりしにくく、すぐ300mにできる) 300mというのは何かと都合がいいっぽい pic.twitter.com/9FpzgyMwXO

2023-07-09 12:01:56
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Wolfgang・Gottenberg【残余一万八千八百文字】 @C11katao

表尺板が起きていた方が水平垂直が見やすいというメリットを考慮すると、都合がいい距離(300m)で表尺板が起きる九九式はいい銃ということかも? pic.twitter.com/RY3pF5fyxl

2023-07-09 12:10:36
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