話し言葉の英文法

日向清人@hinatakiyoto 先生 のTLから "普段使いのビジ英"by @hosopy_dx (1月分) http://togetter.com/li/252255 (2〜3月分) http://togetter.com/li/283892 続きを読む
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日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法: With all the uncertainty about... のように、consideringの代用品として使うwhenは話し言葉でよく使うツールです。

2011-11-28 09:07:37
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:書き言葉では、take a walk, make a decisionの類はwalk, decideと動詞一語で言える以上、無駄に語数も増えるし避けよと教えますが、話し言葉では、むしろ、こちらが普通と思われます。

2011-11-28 08:49:37
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:打ち解けている感じを出すために、現在形に代えて、Are you still playing the violin? と聞いたりしますが、答えるときは、原則どおりI am. でも、You still play...?に対応するYes, I do.の、どちらも可。

2011-11-28 08:38:21
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:日本語では、東京観光している人に「東京タワー、行きましたか」という質問に、「良くぞ聞いてくれました」という気持ちで、「勿論ですとも」と答えることもありますが、英語だと、こういうときにYes, I did. でなく、Of course.だと嫌な感じを与えます。

2011-11-28 08:26:36
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:出だしの人称代名詞やWhat/Whyなどに続くbe動詞の他、What you got there? のように、助動詞のhaveもよく省略されます。

2011-11-19 09:43:42
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:書き言葉では基本的に同じ言葉の繰り返しはないのに、話し言葉では、A: She's dumb. B: Yeah, she's dumb. とそのまま繰り返すことが行われ、しかも、たいていは、She's holpelessly dumb.と強化されます。

2011-11-19 08:47:25
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:be going toだとパーソナルタッチが前面に出るため、招待を受けての席で、I'm going to have the salmon.と言ったりするのは、相手をそっちのけにして「自分はサーモンにするつもり」という感じにもなるわけで、お勧めできません。

2011-11-17 14:54:04
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:be going toは、今、「自分」はこういうつもりでいる、今ある材料に照らして「自分」はこう予想すると伝えるものであり、パーソナルタッチが前面に出ています。無機質でニュートラルなwillと互換性があるかのように教えるのは、まさに「心ない」仕業。

2011-11-17 14:46:13
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:Excellent meal, wasn't it? に対し、Yes, excellent.と同じ形容を繰り返すのは基本技のひとつですが、Yes, absolutely divine/delicious, etc.とより大げさにするのも基本に属します。

2011-11-17 08:52:14
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:話し言葉では、男がIf I had money to burn と言ったところで女がすかさずYou'd spend every last cent on me.とフルセンテンスを掛けあいで完成させて息が合っていることを確かめ、高まることができます。人間的!

2011-11-17 08:29:39
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉では、So,right, yeah. とか、I see, right, okay, yup. などと、ディスコースマーカーが、いちどきに、てんこ盛りで使われたりするわけで、生身の人間は教科書通りには行かないよな、と実感。他面、そこを楽しめるのが語学の面白さ。

2011-11-16 08:46:25
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:控えめなもの言いにするためのwouldは、I'd have thought [what is more important in such a case, etc] という具合に、矛先を相手からそらしながら言いたいことをズバリと言うのに便利です。

2011-11-16 08:10:22
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:行きつけの店などでの、「いつもの奴、いつも通りで」と言うための、"the usual, please"は、それがないと切り口上ないし断定調になるので、たいていjustをアタマに付けます。状況・目的・相手に見合った言い方をする=コミュニケーションのいい証拠です。

2011-11-15 09:12:36
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:ビジネスライティングでは、無駄に字数が増えるのでThere is/areは避けよと教えます。しかし、話し言葉では便利なので、There are lots of people who...と多用されます。語学は観察力がものを言う世界です。

2011-11-14 08:52:21
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:書き言葉中心の英語教育を受けた人はmany/muchばかり使い、lots of peopleといった、ありきたりの表現を敢えて使わない傾向があります。manyだとフォーマルな感じすらします。

2011-11-14 08:00:40
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:書くときはprecisionが尊ばれますが、話し言葉では、堅苦しさの元凶という意識が働き、敢えてstuff like that といった「薄める」ための語句を併用します。好感度アップのツールと言えます。

2011-11-14 07:35:09
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:書くときはSony brought out a new folding tablet computer. でも、話すときは、...brought out a new tablet computer, a folding tablet computer. が可

2011-11-14 07:24:35
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:省略されるのはアタマの人称代名詞やIt ばかりでなく、What (are) you worrying about? でのare もよく省略され、What (are) you...? Why (are) you...? など、疑問詞で始まるものは大体この流儀です。

2011-11-12 09:27:26
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:think, know, guess, hope, wonderといった、思考ないしメンタルな働きを言う動詞も、Guess he's right.と、いちいちIを入れずに使うのが普通です。

2011-11-12 09:01:38
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:一定の動詞の場合、その主語が省略されるに決まっており、Sounds good.で通っているものをIt sounds good.と言うのはかえって変。lookやseemもこの仲間。

2011-11-12 08:55:56
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:学習のために有名人のスピーチを勉強するのはいいことではありますが、モノローグで、しかも、予め書き出されたものですから、基本的には書き言葉であり、会話で真似するのはまずいと認識しておくべきです。

2011-11-12 07:13:42
日向清人(ひなたきよと) @hinatakiyoto

話し言葉の英文法:重々しくするために...has continued the pollicy of...を...the continuation...と、動詞を名詞で言い換えるのは書き言葉の特色です。話すときは逆のことを心がける必要があります。

2011-11-12 07:07:08