日本のNGS受託で、高品質のサービス提供しながら、新プロトコール開発や導入をすすめられているところがどのぐらいあるのか?
2011-11-30 16:46:37具体的に言うと、現時点で、少なくとも ChIP-seq の multiplex 化、KAPA library prep. や KAP QC kit, Clonetech Ultra Low kit などモダンなNGSプロトコールの導入は終わっているべき。
2011-11-30 16:48:04平凡な営業さんを10人取るより、とがった技術をもつ人を研究・技術者1人雇って、開発でも目立っておけば、自然と受託も集まる。
2011-11-30 16:50:28研究者間にある評判が伝達するネットワークを軽んじないほうがいい。技術の高さ、サービスの品質は、営業がどんなに努力してもバレてる。だからこそ10人の営業部隊より、営業3人分の給与で優秀な技術・研究者を雇い、7人分の人件費を開発費に回すべき。
2011-11-30 16:52:37ネットや研究会にその技術・研究者がでてきて、プレゼンスをアピールすれば、それが最高の営業になる。一方、研究会での営業さんの営業プレゼンは、アカデミアの人の間では、その必要性について、どうしても意見が分かれてしまう。
2011-11-30 16:55:23IT業界では、優秀な研究・技術者がネットや勉強会などでプレゼンスを示していて、それが企業の技術レベルの高さの評判になっている事実がある。バイオもそうなるべき。営業さんの顔しか見えず、優秀な技術者の顔がみえない企業は、低価格なうえ技術開発も持っているBGIなどに淘汰されているだろう
2011-11-30 16:58:27そんな風潮を応援する方法のひとつに、僕らが仕事を頼むときに、企業を名指しするのではなく、企業の中にいる「個人」を名指ししてお願いする方法がある。それを行うためには、顧客が企業にどんな人がいるか理解しなければならない。
2011-11-30 17:00:40企業も気付く。なんかしらんが個人に名指しで仕事くるなー、みたいに。じゃあ、そういうひと大事にしようってなる。自分達でつくらなければそうなっていかない。
2011-11-30 17:02:42そのためには、我田引水になってしまうが、NGS現場の会のようにグラント・組織、営利・非営利などに囚われないオープンなコミュニティに出てきてアピールすればいい。場はあるんだよ、作ってるから。
2011-11-30 17:03:14これはシーケンス受託だけじゃなくて、データ解析受託についても言えることだ。NGS業界以外のバイオの分野に関してもあてはまるかもしれない。
2011-11-30 17:04:27企業だから、と言って空気読んで、こういう場に距離をとって参加しようというのはやめれ。最後は自分の価値で勝負するしかないよ? どんどん主体的にコミットするべき。それをさせてくれない企業はやめて自分でやったらどうかな?
2011-11-30 17:08:08.oO(研究者にすら言えるかもしれない。ボスでなくて、自分個人に対して共同研究のオファーがくるのか? そういう研究ができているのか。これが大事な気がする。はいぶーめらんwww)
2011-11-30 17:08:36僕は匿名を否定しないし、企業にいたことないので難しいことを言っているのだろうが、自分の価値で勝負するには、実名のほうが有利。そうしておいてくれれば、名指しで仕事振るチャンスができるから。偽名でもいい、一貫したキャラづけしていて、いざとなれば仕事振れる状況であれば。
2011-11-30 17:12:49NGS現場の会がもうひとつ上のステージにあがるために必要なこととして、僕が個人的に考えていることは、シーケンス原理・機器開発をしている人達と、交わること。現場にいるからこそ、将来や夢についても語りたい。どこかにそんなコミュニティありませんかね?
2011-11-30 17:18:22もうひとつは、オミクスが生命科学の概念をくつがえすような発見をするには、どうしたらいいのか、医療を根本からかえてしまうような技術になるにはどうしたらいいのか、という議論をもっとすべき。いまからシーケンサーを並べる競争には勝てないし、勝っても意味がない。
2011-11-30 17:21:45NGSの情報を収集したり Wiki のホスティングも結構だが、我々、現場の人間が次の世代のオミックスについて考えないで、誰が考えるんだ?
2011-11-30 17:23:08オミックスはビックラボじゃないと出きないかった。今もそういう雰囲気がある。そして現場の優秀な人間がそこで消耗されていく。自分のサイエンスについて考える暇がないまま。それでいいの? よくないだろ? せっかく自分のためにオミックス技術が使えるようになってきているのに。
2011-11-30 17:25:29最後の点は、オミックス研究の作業的な部分が良い軽くなってきている、現在、その以外の部分に集中できるようになるはずだ、ということ。
2011-11-30 17:30:38つまり、ただデータとったの後にあるべきな、オミックスの比較・統合、機能検証。応用。ここをオミックスの人間が考えて、技術開発する必要がある。
2011-11-30 17:32:08比較・統合に関しては、やっと定量的な扱いが可能になったオミックスデータを定量的統合をすることだ。そのためには因果に注目した統計解析や、物理科学的なモデリングが重要になるはず。
2011-11-30 17:33:34比較・統合の方法論できるようになると検証が必要になる。それを検証する系が必要になる。DNA読んでるだからDNAに摂動してその出力を観察することが重要になる。そのためにはゲノムのコンテキスト再現できるレベルで、DNA合成や操作ができなければならない。
2011-11-30 17:35:14