現代的な理由づけの前提として、「戦闘損耗の9割は歩兵」というWW2での統計がある。そして、例えば歩兵師団において、実際の歩兵(小銃手)は3~4割程度。
2011-12-03 23:41:08つまり、3割損耗だと歩兵がほとんどいなくなると; (=д=;) そりゃ戦闘不能にもなりますね RT @seibihei: 現代的な理由づけの前提として、「戦闘損耗の9割は歩兵」というWW2での統計がある。そして、例えば歩兵師団において、実際の歩兵(小銃手)は3~4割程度。
2011-12-03 23:42:25部隊の規模が小さくなると、戦闘部隊と後方部隊が分化し、戦闘部隊には戦闘員の割合が多くなる。したがって小部隊で「3割は全滅」というのは当たらないこともある。
2011-12-03 23:44:14@seibihei 富士山のサバゲとかだと最終攻撃で小隊率いてるのは3曹クラスとかよくありますもんね。 そこまで損耗しても攻撃は続く。
2011-12-03 23:47:28当然のことだが、もし後方の補給部隊が襲撃を受けたなら、奇襲の心理的ショックもあり、1割もやられれば戦闘不能になっておかしくない。
2011-12-03 23:49:47@seibihei すると、朝鮮戦争で3割以上の損耗を受けてまだ戦闘力を維持している師団が多く見受けられるのは、後方部隊にもかなりの割合で被害を受けているからと考えていいんですかね。迂回攻撃をかなり頻繁に受けてますし。
2011-12-03 23:50:37そんなわけで、前近代の軍隊が損耗に鈍感なのは、さっきの歩兵中隊のように「戦闘員がほとんどで、しかも敵と殴り合う覚悟が出来た上で戦闘している」からではないだろうか。兵站・輜重を担当する人員は「兵士」としてカウントされてなかったかもしれないし
2011-12-03 23:54:00朝鮮戦争で損耗に関わらず戦闘力を保持していたのは、いずれにせよ「士気」と「規律」があったからなんじゃないかなぁ。米軍側と韓国軍側とで、それらの源泉は違っていたとしても
2011-12-04 00:02:35そういえば大昔の4単位と3単位の戦いで一部の筋で有名な辰演習では先遣に赤青両方が同時期に片方がヘリボンでもう片方が空挺で緊要地形獲得したもんだからお互いの先遣空挺片付けてる間に緊要地形は主力の先遣によって取られてて面白かった。
2011-12-04 00:04:18@seibihei わりと個人的な意見だが、再編成のあるなしの問題がかなりでかいと思う。 たとえ3割損耗しても、生き残った7割で戦う準備してたらいきなり壊乱とかはしないですし
2011-12-04 00:07:59@V2ypPq9SqY 勝っても負けても再編成ってのはやるんですが、「全滅した部隊」ってのは集結地に「戻ってこない」んですね。例え生きていても。
2011-12-04 00:18:55@seibihei んー。米軍だと少なくとも29.3%損耗してまだ戦い続けた事例は見つけましたが、他はすぐには見つからないですね…。ただ、この場合最早3個大隊しか師団に歩兵がいなかったらしいので、やはり歩兵の損耗は大きいのかなと。
2011-12-04 00:19:03@seibihei あと、釜山円陣防御戦のあたりで既に北朝鮮軍には充足率5割切ってるのがゴロゴロしてたみたいですね
2011-12-04 00:19:30@seibihei 主導権を奪っていた間はそれだけの損害でもまだ攻勢に出られていたけども、仁川で主導権を奪われたために急速に崩壊した、というような解説がされてましたね。
2011-12-04 00:23:26@takk_tkg ただ、一人の活躍が士気の崩壊を押しとどめたような例はあるんだとか。もちろん周りに味方がいることが前提ですが。
2011-12-04 00:25:20