ファンタジーの歴史、最近の流行とかをぐだぐだ

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sfこと古谷俊一 @koubou

.@zero2 もともとファンタジーそのものがSFの変化球だったり神話の再話の変化球だったりというわけで、なんでもこー「自分なりになんか加えた」ものが「のちの定番」となるもんかと。

2010-05-18 23:02:55
@zero2

.@koubou なるほど。ファンタジーそのものが「~+α」されやすい構造になってるんですかね。すごく面白いです。

2010-05-18 23:04:30
ていとく @teitoku

@zero2 かなり古い本ですが、英米のファンタジー誕生&流行について概観できるのは、リン・カーターの「トールキンの世界」「ファンタジーの歴史 空想世界」を読むといいかも知れません

2010-05-18 23:03:16
@zero2

.@teitoku おっ、「ファンタジーの歴史」のほうは是非とも読んでおきたいです。amazonさんには今月もがんばってもらわねば……。

2010-05-18 23:08:00
ていとく @teitoku

「トールキンの世界」の方でも、「トールキン以前のファンタジー」に触れているので、図書館などであれば目を通す価値はあるかと思います

2010-05-18 23:10:46
@zero2

「ファンタジーの歴史、最近の流行とかをぐだぐだ」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/22295

2010-05-19 14:16:32
@zero2

昨日のファンタジーあたりのpostをまとめてみたけどなんか整然としていないな。

2010-05-19 14:21:07
銅大 @bakagane

@zero2 質問の内容が漠然としとるからねー。つまり、「何のために」ファンタジー史が知りたいのかが、はっきりしない。

2010-05-19 14:22:26
@zero2

@bakagane うーん。ただの好奇心だったのですが、質問の方向性だけでももうちょっと明瞭にしたほうがよかったんですかね。

2010-05-19 14:25:25
銅大 @bakagane

@zero2  好奇心のコアが欲しいやね。たとえば、「D&Dや、ドラクエの以前のオタクにとって、ファンタジーとは何だったのだろう?」とかの、主観部分を問いかけるタイプだと、いろいろ面白かったかも。

2010-05-19 14:27:10
@zero2

@bakagane ああ! なるほど! 確かにそうですね~。そう言う意味では「ドラクエを幼少時代にプレイした、現在の20~30代にとってのファンタジー」という主題で知りたかったです。

2010-05-19 14:29:34
銅大 @bakagane

@zero2 ゲームとファンタジーが一体化する以前のファンタジーというのは、「おとぎ話」や「神話」、「英雄譚」といった色合いが濃かったと思う。ゴブリンやエルフは、肉体を持った動物としての側面よりも、妖精や精霊に近い存在だった。浮世離れしていた。数字やパラメタで表せない存在だった

2010-05-19 14:32:24
@zero2

@bakagane エンターテイメントとしても種類が違ったわけですね。

2010-05-19 14:35:41
銅大 @bakagane

@zero2 初期の『グイン・サーガ』や高千穂遥さんの『美獣』などに描かれたファンタジー、『蛮人コナン』に描かれたファンタジーは、紙に刻まれた歴史ではなく、吟遊詩人のつまびくリュートの調べと共に口ずさまれる勲という風情だったと思う。曖昧で、語り終えると同時に消えてしまう感覚。

2010-05-19 14:37:32
@zero2

@bakagane うーん、それからすると親和性? 親しみやすさの質が違う気がしますね。ゲーム以前のファンタジーは「あると同時に、無い」ような性質を持ってる気がします。

2010-05-19 14:43:18
銅大 @bakagane

@zero2 だもので、ゲームが普及した後のファンタジーは、私は「妖精や魔法を取り入れた現実」じゃないかと思う。萌え幼なじみや、異能バトルを取り入れた学園ドラマと、作り方は同じ。だからこそ、普及したし、使い勝手も良い。

2010-05-19 14:43:38
@zero2

@bakagane ほむほむ。現実に近い要素(数値やシステム)を取り入れたことで、曖昧だった世界が輪郭線を持つことになったんですね。

2010-05-19 14:45:15
銅大 @bakagane

@zero2 幻想から、現実へ。幻想は共有が難しいけど、現実は共有しやすい。架空とはいえ、現実をベースとした「中世社会」に、魔法やモンスターを組み入れてシミュレートしたのが、ゲームが普及した後のファンタジーじゃないかと思う。

2010-05-19 14:48:11
@zero2

@bakagane あ、そうか。「中世社会」を取り込んだファンタジー作品が増えたのも、ゲーム以降ですかね。

2010-05-19 14:49:44
銅大 @bakagane

@zero2 この技法は、だから、ベースになる現実が何でもいい。「現代日本」に魔法とモンスターを入れてもいいし、「サイバーパンク」でもいい。「スペースオペラ」でもいいんだ。

2010-05-19 14:50:41
@zero2

@bakagane うーん、なるほど。そこらへんが最も大きな違いかもしれませんね

2010-05-19 14:54:56
ていとく @teitoku

@zero2 昨日の会話で面白いな、と思ったのは、私の青春時代(20〜30年前)だと、「ファンタジーって何?」と思ったら、するっと起源論に行けたのに、今は「どこから手をつければ良いんだっけ?」と思わなくてはいけない、膨大な積み重ねの歴史があることでしょうか

2010-05-19 16:41:34
@zero2

.@teitoku ですねー。神話の再構成やSFという面からがっつりファンタジーというものを探らなくてはいけなくなってしまった。ということはそれだけ亜流ファンタジーというやつが多い、という事ですかね?

2010-05-19 18:43:06
ていとく @teitoku

@zero2 定義の問題になるとまた果てしがない気が(汗)。私は「作者がSFと言ったらそれはSF。読者にとって面白いSF作品と面白くないSF作品があるだけだ」という大乗的立場を取っています(笑)

2010-05-19 19:23:23