日本におけるファンタジー史っていうのは誰かまとめてないのかな。D&Dやウィザードリィから始まりロードス・DQ・FFに受け継がれスレイヤーズでカウンターカルチャーが見出され、その後の展開がどうなってるのか、今の状況が知りたいのだけれど。
2010-05-18 17:11:33どういう理由に寄る物かはわからないが、正当ファンタジーはゼロ年代あたりから影を薄くし、最近ではファンタジー要素のお約束を踏まえたうえでの、カウンターカルチャー系やイロモノ系が流行りっぽいと感じる。
2010-05-18 17:22:47「ファンタジー+α」な作品が多いのは王道的なファンタジーがもう飽きられているからなのだろうか、とも思うが物語の面白さの本質はそんな目新しさ・あらすじ的な所にはないと思う。
2010-05-18 17:29:42@zero2 ごくごく簡単に、王道のファンタジーで勝負するのはシンドイ、ってコトじゃないでしょうかね。カウンターカルチャだったり +α だったり、色物だったりであれば、アイディアで勝負できるじゃないですか。
2010-05-18 17:38:48@zero2 【推測その1】 王道ファンタジー物をやろうとすると、担当に「目新しいものが無いからダメ」とはなから相手にしてもらえない→良作がでてこない 【推測その2】 いわゆる萌え系作品が脚光を浴びている→王道ファンタジーの世界感と結びつけるのがわりと難しい あたりを想像しました
2010-05-18 17:41:05@Catshop @midsuho 確かに王道ファンタジーで勝負する=今までの王道ファンタジーを全部相手にする。ということですからね。敷居は高いのかも。
2010-05-18 17:45:29@zero2 @midsuho 今までの王道ファンタジーを相手にするってのもありますし、世界を神話から生活まで作りこんだり、その世界にふさわしい物語を用意したり……って手間を考えると純粋にタイヘンじゃないかと。見方がエピック寄りですが。
2010-05-18 17:51:50@Catshop @midsuho 神話や生活「世界をまるっと作る」のはハイファンタジーですね。あれは純粋に凄いと思う。上橋菜穂子さんなんか特に。
2010-05-18 17:52:46ああー、そうかも。なんか戦国時代っぽいですね。 [RT:14215930283 @yaduka] @zero2 学園ものに単純なぼーい・みーと・がーる物が最近見られないのと同じことなんでしょうね。にくにく
2010-05-18 17:49:37対テロ戦争やネットの普及=世界の可視化により、勧善懲悪の物語が時代遅れになった。というのも王道ファンタジーの減衰の理由の一つとして挙げてもいいのだけれどそれだけにするとなんかなー、とも思う。
2010-05-18 17:47:16@zero2 こちこちの正統派ファンタジーのファン……と言う客層も、現在かなり少ないとは思う。でも需要がないわけではない。だがそれは「傑作既存作品」があるので、新しいものを作るのが難しい。なにせ日本国内に絞っても、ロードス島戦記のような怪物が存在する市場だ。
2010-05-18 17:50:33@zero2 国産のガチンコのファンタジィ傑作と言えば、久美佐織さんのドラクエの小説もあった。あの位の看板を出しても、苦戦するのがわかっている業界……という現実は重いと思う。だが私も純粋なファンタジィ小説は書きたいのだよなぁ。
2010-05-18 17:54:02@KITEis 確かに久美沙織さんのドラクエ小説はガチコンコでした。あれで初期ドラクエの世界は、かなりの厚みを持った感じがしますよね。
2010-05-18 18:10:25@zero2 作る側も大量生産に傾いてる環境もあるかと。世界を丸々ひとつ生み出して物語していくのって、時間も紙幅もたっぶり必要だけど、そんなにがっつり取り組む余裕が作家にも出版社にもないんじゃないかって思う事があります。
2010-05-18 17:54:49いいですね、面白いです。ビジネスをやろうと思わなければ。 [RT:14216384085 @KITEis] 今の時代で本格的なファンタジィを書く世界を作るなら、シェアワールドをインターネット上で作り上げる……と言う選択肢もあるかもしれない。
2010-05-18 18:13:53@KITEis それはアリアリだと思います。が、オープンソースプロジェクトと同じく「穏やかな独裁者」を必要とするでしょうね。でないと、みんながみんな好き勝手な要素を放り込んでしまって破綻が目に見えている。
2010-05-18 18:09:12