「九尾の狐」その起源と、変遷の歴史~ゆうきまさみらが考察

有名な妖怪ですが、何が元で、その説話やキャラクターはどう変化していったのでしょう?
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……「蓬莱宮は熱田社是なり、楊貴妃は熱田明神是也」と解説されているのを発見しました。謡を習ったのであればもっとよく注意しておかねばと、わが身に言い聞かせ、熱田神宮について調べることといたしました。
 学習研究社「神社紀行・熱田神宮」によると、楊貴妃は実は熱田大神の化身であったという伝説は、鎌倉時代からあったようです。また熱田を蓬莱(中国の伝説にある東の海上にあり神仙が住む霊山)とする考え方も古くからあったようです。
 唐の玄宗皇帝が日本を侵そうとしたとき、これを知った日本の八百万の神々が協議し、熱田大神が楊貴妃に化して唐に赴くこととなった。玄宗は貴妃に心を奪われ政治も疎かとなり、日本侵略どころではなくなる。そこへ安禄山の乱が勃発し貴妃は殺されるが、もとの熱田大神に戻り熱田神宮に帰還した、という。

(略)

 さて、貴妃のことを思い切れない玄宗皇帝は、行方を探し求め、東海の蓬莱にいることをつきとめます。その蓬莱が熱田神宮で…

http://jiuxia.web.fc2.com/Nohpage/NohSenryu/Nohsen07Yokihi/NohSenryu07.html

名無しほむほむ @nonameagent

@masyuuki 元々は封神演義で悪役を演じた女禍さんなる神様で、現代では玉藻ちゃんさん、はたまた白面の者として出演しているわね

2023-09-24 21:34:23
ティルティンティノントゥン @tiltintinontun

@masyuuki 小松左京がSFの定義をする中で、異様な世界で異様な力を持つ人が主人公はSFではなくファンタジーとして、九尾の狐がいる異様な世界で法力妖力を扱う主人公の話はファンタジーですね。弓矢刀だけで退治するならSF。

2023-09-24 23:28:48
審神者芯🇧🇹 @saniwa_shin

@masyuuki ぬらりひょんは、大晦日の大掃除の邪魔しに座敷にチョコン、と座ってお茶を啜る なんとも変な妖怪だったのに、アニメのゲゲゲの鬼太郎で悪の総大将なんてキャラにされて、そこから派生して少年ジャンプで妖怪の総大将に祭り上げられた。 出世したなぁ。ぬらりひょん

2023-09-24 23:51:05
クロエ @haz42447

@masyuuki 実はヤマタノオロチ=8つの股を作ると、9本の首になる。両手で親指を重ねてその指の股を数えると分かる。 九本の長いもの・・・は結構前から存在する。 実はここに生命の樹と繋がる物がある。 sokuhou.app.link/wNhQJg2imDb

2023-09-25 01:20:31
𝑨𝒚𝒂 @Ll23szHucn22373

@masyuuki 実はヤマタノオロチ=8つの股を作ると、9本の首になる。両手で親指を重ねてその指の股を数えると分かる。 九本の長いもの・・・は結構前から存在する。 実はここに生命の樹と繋がる物がある。 fanlink.to/mYiX

2023-09-25 01:20:40
黒沼 @numanuma_black

無辜案件過ぎる。 twitter.com/molice/status/…

2023-09-25 02:32:05
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

@masyuuki 微妙に修正をば……まず14世紀の中国で、殷の紂王をたぶらかした蘇妲己の正体が九尾金毛狐子とされました。で、日本の玉藻の前の尾は当初2股で、その物語は室町時代にあれこれ書かれます。その後、妲己が登場する『封神演義』が江戸時代に伝わり、玉藻の前と同一視されて尾が増えたという流れです。

2023-09-25 01:43:16
N0SI @r2236rpd

…似たような別人? と言うか 別狐の風評被害食らったのか twitter.com/Molice/status/…

2023-09-25 02:40:52
全て俺ヶ浜の意見です(減量中) @SKataoka5

大河『平清盛』で配役を比定すると 美福門院(玉藻前のモデル):松雪泰子 上総介広常:高杉亘 三浦介義明:菅田俊(ZX) 千葉介常胤:伊藤昌一 pic.twitter.com/1yfjBEwPoa twitter.com/masyuuki/statu…

2023-09-25 06:00:00
ゆうき まさみ @masyuuki

「九尾の狐」というのは元々はいい神様だったらしいという話は置いといて。これが傾国の妖怪「玉藻前」に仕立て上げられたのは江戸時代のことらしい。これ和ファンタジーでしょう。んで、この妖怪退治に駆り出されたのが、上総介広常、三浦介義明、千葉介常胤ってんだから、歴史ファンにもたまらん。

2023-09-24 20:45:00
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ラジオネーム遊城69代 @yuki69th

九尾の狐はNARUTO、玉藻前はぬーべーで変換されるからファンタジーファン失格かも(^◇^;) twitter.com/masyuuki/statu…

2023-09-25 07:14:31
清水 清源 @kisuiseigen

@masyuuki 日本が、悪が善になったり、善が悪だったり、タブーが無いから、創作物語が発展する。 だが、共通してるのが、 「全ての万物に神が宿る 」 神道的思考。 それを形にしていく、作家は凄いに尽きる😄

2023-09-25 07:15:09
さわがに @ILXgBMVGsKnZ8gd

@masyuuki お稲荷様の最上位がそうでしたっけ?

2023-09-25 07:57:33
さかなや(🍅愛) @sakurasolt02

山海経(紀元前4〜3世紀)に九尾の狐の記述があるので、かなり古くから認知されてる存在で、大変縁起の良い瑞獣がなんですよね。 時代が降って、物語に取り込まれるに従って悪い存在としての認知が広がったのが現代なんですよな。 twitter.com/masyuuki/statu…

2023-09-25 08:18:56
たまあき @t_maki99

@masyuuki 京極夏彦先生が南総八犬伝のリメイクするって昔言ってたけど 八犬伝はどう解体して再構築しても八犬伝にしかならないっておっしゃってましたね

2023-09-25 08:48:40
金春流 能楽師 本田布由樹 @r6CETwStfzJLNuH

玉藻前=狐の妖怪は室町時代から言われていますが(能「殺生石」も室町中期作)、それが九尾になったのは江戸時代からというお話。 実は「殺生石」内では狐ではなく「野干(やかん) 」と書かれています。 野干は犬に似た四つ足の動物で日本では狐とされることが多いですが、ジャッカルという説も。 twitter.com/masyuuki/statu…

2023-09-25 09:13:22
zen @zenzennor2

玉藻の前が妲己に乗っ取られた感じになる? 悪女が悪女転生⁉w twitter.com/Molice/status/…

2023-09-25 10:35:22
犬丸@パース本 @kuroinusha

妖婦・玉藻前の属性って江戸時代からなんですね。この時の鎖国は主にポルトガルの宣教師が原因ではあったけど、海外文化全般について価値観が変わっていったとすれば、これは「古くから色々文化的に影響を受けてた中国そのものの擬人化」って感じがしますね twitter.com/masyuuki/statu…

2023-09-25 10:47:33
←は?世界大戦起こしたくて仕方ない?全世界必読じゃ😱大和繁栄維新なでしこ @kirakirayamato7

@masyuuki み、皆様すみません、九尾の狐は実在し、傾国の美女に憑依してたという「真実」を数年前当会映画化してまして😓 「腐りかけ(略)」というアノせりふ、まさに次々時代を越え男性をたぶらかし潰してゆく妖怪にふさわし過ぎてゾッとしたものです(^_^;)

2023-09-25 11:45:09
橘氷京 @hikyo

もともと、玉藻前と妲己(九尾の狐)は別人だったのが、後付けで同一視されてしまったのか…玉藻前かわいそう twitter.com/molice/status/…

2023-09-25 12:42:40
品陀リウキ @HondaRiuki

室町時代発祥の能・謡曲の「殺生石」はいつごろ書かれたんでしょうかね...?🤔 twitter.com/masyuuki/statu…

2023-09-25 12:53:44
二律背反 @Abyss1122334455

@Molice @masyuuki そんで中国からやって来た九尾の狐が悪さして退治されかけて殺生石に… まぁ義経も大陸におちのびてハーンになったって説もあるから… ふぁんたじぃ〜 好き

2023-09-25 13:14:47
hectopascal1013 @hectopascal1013

@Molice @masyuuki 仏典における野干の影響もあるんで、そう一筋縄ではいかないのも。。 ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E…

2023-09-25 15:37:19
リンク Wikipedia 野干 野干(やかん)とは漢訳仏典に登場する野獣。射干(じゃかん、しゃかん、やかん)、豻(がん、かん)、野犴(やかん:犴は野生の犬のような類の動物、キツネやジャッカルなども宛てられる)とも。狡猾な獣として描かれる。中国では狐に似た正体不明の獣とされるが、日本では狐の異名として用いられることが多い。 唐の『本草拾遺』によると、「仏経に野干あり。これは悪獣にして、青黄色で狗(いぬ)に似て、人を食らい、よく木に登る。」といわれ、宋の『翻訳名義集』では、「狐に似て、より形は小さく、群行・夜鳴すること狼の如し。」とされる。 1 user 1