福祉を仕事にするということ

他にまとめている方もいるようですが、自分なりの考えのためにまとめてみました。 善意で始めたことが、実際の受益者の反応に挫折するということは、何となくソウルジェムが浄化しきれなかったさやかの事のようで。
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渡邊芳之 @ynabe39

大学の福祉学部などでちゃんと訓練を受けているのに利用者・入所者を(ときに差別的な言葉も交えて)悪し様に罵る人というのはそんなに珍しいものでもないのだけれど,そういう人に出会うと私は「ああ,この人も最初は夢を見てどこかで挫折したのだな」と思うわけです。

2011-12-04 15:41:10
渡邊芳之 @ynabe39

福祉職員が入所者のお金を横領する」とか「児相職員が一時保護の子をセクハラする」とか「入所者に対して日常的に暴力が振るわれる」とかいうのは「ごく一部の不届き者の犯行」ではなく「福祉という仕事の中に構造的に生じる問題」なのではないかとずっと思っている。

2011-12-04 11:59:00
渡邊芳之 @ynabe39

ちなみに,私は先ほど書いたような話を福祉系学部にいるときには福祉系の学生にきちんと授業でしていました大事なことですから何度も話したと思います。そして現場実習にしばらく行くとかなりの割合の学生はそれを体感的に理解してくれるようになりました。

2011-12-04 15:52:10
ななえ @sora_moku

@ynabe39 私は実習だけでなく北欧での福祉を学んだ時にも感じました。実習は、今まで学んできた自分の中の理想と現場の現実との矛盾だらけでした。そこをこれからどうしていくのか、が私たちなのかなと。だからそういう深い話はとても考えさせられて刺激になります。

2011-12-04 17:15:01
渡邊芳之 @ynabe39

@sora_moku 現場にあるものが「リアルな現実」です。

2011-12-04 17:21:51