護身、護身術というものについてまとめてみた。

これまでにつぶやいた「護身」に関する見解、基本的な考え方を、広めの観点からまとめてみました。
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武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

そのときにはちゅうちょ無く、相手を殺害(あるいはそれに準じる攻撃)するべきです。 そうでなくては自分の身が守れない。相手を傷つけずに押さえ込む腕力もない。そんな時に、ためらいや遠慮は、より大きな被害を生み出すことになります。

2011-09-03 14:16:56
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

迷わず、相手を行動不能にする攻撃を行いましょう。こちらが怪我を負わずにすめば、相手が死亡したとしても、それは殺されたり犯されたりするよりも、はるかに喜ばしい結果といえます。

2011-09-03 14:22:35
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

もちろん、その時点であなたは犯罪者です。

2011-09-03 14:23:34
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

殺人罪か傷害罪かわかりませんが、その結果から逃れることはできません。暴力を用いて戦うことは、勝っても負けても大きなリスクを伴う行為です。

2011-09-03 14:27:03
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

それでも。暴漢に陵辱される、殺される、生活を脅かされる。このような状況を受け入れるよりは、「まだ」有益な判断なのではないか、と考えます。これが私の思う「武」の効率的な考え方です。

2011-09-03 14:30:49
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

もちろん、反対の判断もあります。暴力を用いない。罪を犯さない。これを徹底して貫くことも、正しい判断です。自分が殺されても、傷つけられても、罪のない被害者として、いったん全ての行為を受け入れる。しかるのち、正当な法のもとの解決を図る。これ、法治国家における一番正しい解決手段です。

2011-09-03 14:36:23
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

ただ、実際には被害者の泣き寝入りで片付いてしまう場合が、往々にしてあるようですし、殺されてしまえば訴えることもできません。それでも「非暴力」「無罪」を貫くという信念があれば、それも素晴らしい事だと思います。自分にはマネできないし、理解もできないけど。

2011-09-03 14:41:27
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

武の考えだと、自分の心身を守るために、犯罪者となることをいといません。その代わり、徹底して相手を叩き潰してやることにより、相手の罪をもかぶる事になる覚悟が必要です。正直に自らの行いを告白し、法の判断に委ねるべきです。

2011-09-03 14:48:20
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

もちろん、さしたる怪我もさせずに撃退できるなら、それにこしたことはありません。が、よほどの達人でもない限り、それはやはり難しいでしょう。非力な女性や子供が、男性に襲われたら、殺してやるつもりで戦わねば、撃退はできません。

2011-09-03 14:54:46
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

戦って、勝てば犯罪者。負ければ被害者。だれも得しません。まさに誰得。

2011-09-03 14:56:47
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

だからこそ、護身や武術の考えでは、「戦わないための努力」をすることが第一にされているのです。あくまでも「平和な法治の時代においては」ですけど。

2011-09-03 15:00:55
武術屋@元・東京‘古流'武術研究会 @bujutsu_ken

護身術は日常の気配りと、人への思いやりが基本であり、奥義であると思います。技はお教えしますけど、それはあくまでも最後の手段として考えていただきたい。必要なのは、危険を避ける勘と、非常時にためらいなく攻撃できる判断力。これをひたすらに磨くことだと思います。

2011-09-03 15:05:47