@elevenplat @futaba_AFB 基本的に経験者が昔を語るのに「主観」が入るのはしょうがないのです。勿論主観を含めた論説も十分数用意する必要がありますが、一番大事なのはその主観を含めた豊富な論説を客観的に処理・整理する力なのです。
2011-12-11 21:58:36@elevenplat @futaba_AFB そのためにも、主観を含むことがない新時代からの目線ってのは非常に重要になります。ただ、それはあくまで私の主観ではその視点が議論に参加できるのはもう半世紀は待たないといけない気がします。
2011-12-11 22:01:30@futaba_AFB 次に、事実のように描きながら創作を入れて、史実の捏造・歪曲をすること。例えば、「源氏でないと征夷大将軍になれない。」という主張。 フィクションをフィクションと思わせないように描くのも小説家の腕のうちなんですけども。
2011-12-11 22:02:12@elevenplat そうですよね主観どころか隣人が加害者かもなわけで、そんな中あそこまで踏み込めたというのは司馬遼太郎の凄いところかなとは思うのですよね、悲しいのは歴史小説の分野でその次の世代がうまく育ってないかなというところかもです。今はあの頃を一番書きやすいと思うのですが
2011-12-11 22:04:04@futaba_AFB 個人的には、司馬遼太郎のその史観については、個人の主義・主張問題だと思っているので、とくに問題にしてないのですが、
2011-12-11 22:04:32@futaba_AFB 後年、司馬は、歴史評論的な性格の強いルポルタージュ、エッセイを多く発表し、歴史家として振舞い、その著作がさも史実であるかのように読者に誤解を与え、世間に誤解に基づいた歴史認識を与えることになったのは残念だと思います。
2011-12-11 22:06:55@Gohshi77 そんなことが、晩年の司馬が何を考えたのか考えると、また沼がありそうですね、、、
2011-12-11 22:10:49@futaba_AFB ただ、これは読者側にも大いに責任があって、創作を創作と見抜けない程度の歴史教養しかもっていないのが問題です。これはテレビドラマやバラエティーの内容を事実と同等に見なしてしまう問題とイコールだと思います。
2011-12-11 22:11:03@futaba_AFB ネットの世界に。「嘘を嘘と見抜けないと 掲示板を使うのは 難しい」と言う言葉があるように、マスコミの流す情報、書籍に書かれている情報、それが本当のことなのか判断する能力が足りていない人が多いですよね。
2011-12-11 22:12:35@futaba_AFB 司馬遼太郎批判問題に戻りますが、結局、今の日本の歴史教育の問題だと思うんですよね。現代の世の中に一番教訓になる近現代をほとんど教えない。そして史料批判の仕方を教えない。
2011-12-11 22:15:35@Gohshi77 ココら辺はもう歴史教育とかそういう戦後というか日本の教育の問題点そのものにぶつかっていってしまいますね、、、
2011-12-11 22:16:05@futaba_AFB だから、江戸時代の講談に書かれてることを史実だと信じたりするし、歴史小説の内容を信じたりするし。先の大戦にまつわる様々なデマも簡単に信じたりする。
2011-12-11 22:17:55@futaba_AFB 司馬さんは、本当は歴史家になりたかったんじゃないですかね?中国の司馬遷のような。 まあこのへんは私の憶測でしかないわけですけど(苦笑)
2011-12-11 22:22:55@futaba_AFB 史料を”正しく読む”って結構難しいですよね。この間の「可動率の話」のときもそうでしたけど^^; 長年歴オタやってきて、最近ようやく司馬さんの【ウソ】にだまされずにすむようになってきましたw
2011-12-11 22:25:09@Gohshi77 私も大砲の短編とか織部の短編とか好きなのです。歴史家になりたかった司馬遼太郎ですか
2011-12-11 22:29:36