公園での「野生動物への餌付け」 約35年間続く←注意看板の前でも跡を絶たず

緑ヶ丘公園＠帯広市🍀みどりと花のセンター🌸【公式】 @Green_Flower_C

きのう、#帯広市緑ヶ丘公園 の #餌付け 問題が #Yahooニュース に掲載され、500以上のコメントがつき反響を呼んでいるので、くわしく解説します。 リスに餌付け「やめて」　北海道・帯広市緑ケ丘公園で常態化　利用者けがも(北海道新聞) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/ac883…

北海道新聞🖋️ @doshinweb

リスに餌付け「やめて」　帯広市緑ケ丘公園で常態化　利用者けがも：北海道新聞デジタル hokkaido-np.co.jp/article/944776/ ＃北海道

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ざっくり説明するとこんな話 ①エゾリス、野鳥への餌付け（人に慣らすための餌やり）が約35年続いている ②慣れた動物は誰にでも接近、接触するのでケガや感染症のおそれが。 ③公園管理者が餌台の撤去、注意喚起をしてきたが餌付けは減らず ④R5年10月に対策を強化するも看板の前での餌付けが続く pic.twitter.com/kxWV4P4XNl

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#帯広市緑ヶ丘公園 は都市の真ん中にある公園なのに野生動物、とくにエゾリスがよく見られることで有名です。ただ今から約35年前はエゾリスはほとんど公園におらず、今とは逆で物珍しさから石を投げていじめる人が見られたそう。そこでやさしく見守ってほしいとの思いから地元の環境団体が pic.twitter.com/UTgYIaP3dF

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市の許可を受けて餌台を設置しました。この頃は餌台の設置も許可される時代だったのです。

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（補足 2023/11/27 13:43）この餌台は人に慣らすことを目的としたもの「ではなく」、リスが餌を食べる様子を多くの人が見られるようにすることで、「人をリスに慣れさせる」ことが目的だったと、餌台を設置した団体の方から伺いました。いまと当時のリス-人の関係性がいかに違うかがわかるエピソード。

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ただ、2000年代に入ると全国でSARSや鳥インフルエンザへの関心が高まり、2007年に鳥獣保護法の基本方針において「国及び都道府県は（略）鳥獣への安易な餌付けの防止についての普及啓発等に積極的に取り組む」

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ことが定められました。この頃にはすでに先の団体による餌台は公園から無くなったのですが、市の許可を得ずに餌台を設置する人、手から直接餌付けをする人が多く見られるようになりました。

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帯広市は無許可で設置された餌台の撤去や、看板や新聞取材により「餌付けをやめてください」のメッセージを発信してきました。ところが、2021年6月～22年2月に私たち（指定管理者）が実施した調査により、少なくとも197件の餌付けが確認され、餌付けごみ（食べ残し等の生ゴミ）を約20kg回収するなど pic.twitter.com/xLYtElzx5U

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餌付けはずっと続いています。 2023年10月には、冬期餌付け対策強化キャンペーンとして、餌付けがよく見られる場所5箇所に大型看板を設置する、リーフレットを配布する、帯広警察署による見回り・口頭注意など対策を強めましたが、現在でも「看板の目の前で」餌付けが続いている状態です。 pic.twitter.com/13sGlhhmOn

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餌付け対策を困難にしている原因はつぎの5点だと考えています。 ①常習的に餌付けをしている人は公園利用者全体に対してごく少数 ②しかしほぼ毎日餌付けするので野生動物が慣れてしまう ③早朝・短時間に行われるので口頭注意の機会が得づらい ④意志が強いので口頭注意が効きにくい

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そして5つ目は ⑤人に慣れた動物を撮影する、間近で観察する人の姿を見て餌付けにやりがいを感じている これは私たちが口頭注意した際に餌付けをしている人からしばしば聞かれる言葉で「俺たちが公園の魅力を作っているんだ」という意見を持っている方が少なくない数います。

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実際、近寄ってくるリスや小鳥をスマホでとる方をあちこちで見かけるので、合点がいく話ではあります。 さすがに公園管理者として「近寄ってくるリスや小鳥の撮影・観察をしないで」とは言えません。このため餌付けをする人たちのモチベーションは高い水準で維持されています。

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ことし10月の対策強化で、帯広警察署にご協力いただき注意喚起やリーフレットの配布をしました。ただ、餌付けは法律で禁止されていないので、当然警察の方々ができる協力にも限度があります。やりがいを持って餌付けをしている人の活動は続きます。

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他方で、餌付けや、野生動物の接近・接触を快く思わない公園利用者の方々が数多くいらっしゃいます。 そこで、私たちは一縷の望みを託して「近寄る動物に手をふろう」という看板を園内にいくつも立てました。リスや小鳥よりも体が大きい人間が手をふることで、野生動物に近寄らないよう伝えて pic.twitter.com/TIJs9Qwt8m

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ほしいというねらいがあります。実際に効果があるかどうかはやってみないと分からないのですが、現状できる対策はこれが精一杯だと考えています。

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これまで私たちは餌付けをしている30名以上の方々にお声がけし、公園での餌付けをやめていただくようお願いしてきました。 結果は、半数以上の方が翌日には餌付けを再開している光景でした。 もうそんなことがずっと続いているのです。 pic.twitter.com/AjIRjPtu81

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公園やその他の公共地の管理者など、野生動物への餌付けについて頭を抱えている方は全国にいらっしゃると思います。 ぜひ情報交換して、わたしたちにできることを一緒に考えていただけると、とても心強く思います。

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私たち指定管理者の2020年～2022年の取り組みは↓のとおりです。 x.com/Green_Flower_C…

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（補足：2023/11/27 13:47） 投稿予定の一部のポストがツリーに反映されていなかったので、ツリーの一部をいったん削除し、再投稿しました。いいね、リポストしてくださっていたみなさま、申し訳ありませんでした。

FluffyRanShama@現実🫠 @8kumoran

ここ、写真撮ってたらエゾリスが足をよじ登ってきたなぁ・・・結構痛いのよ・・・ news.yahoo.co.jp/articles/ac883…