KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』ご感想まとめ
KAAT×東京デスロック『外地の三人姉妹』@大スタジオ。舞台をロシア帝政末期の田舎町から1930年代の朝鮮北部に置き換え、三姉妹は駐屯する日本軍の亡くなった将校の娘たちとして生まれ育った「東京へ」の想いを募らせる。その悪気のなさが「日本人の無自覚な加害性」を生むこともあるんだなと。
2023-12-26 00:42:12「外地の三人姉妹」、本当に本当に素晴らしかった。演劇の真骨頂を見せていただいた。パンフレットの言葉ひとつ、カーテンコールの空気感ひとつ、どれを取ってもあたたかな真摯さが伝わってくるようでした。「語り合いたい」という心、「無限の明日」という願い。
2023-12-11 13:58:10KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』2020年の初演も観たがチェーホフの翻案が見事にはまってる。最後、日本人登場人物たちが舞台から去った後に舞台手前に置かれてた様々な思い出の品たちを集めて白布のカバーで覆ってしまうところで、自分は「桜の園」の旅立ちの場面を連想
2023-12-11 00:30:25KAAT『外地の三人姉妹』千秋楽行ってきた....初演も観ているけれどラストやはり泣いてしまった。床面の太極旗デザインのサイズが初演より大きくなった?幕開け、その上に次々と「日本人の住む家」のセットが軍人役の役者によって運び込まれていって、植民地支配が生々しく感じられる始まり。
2023-12-10 22:37:59『外地の三人姉妹』楽日 行けてよかった 歴史をちゃんと時系列で整理できてないことを思い知る。 遠い昔ではなく、つい最近のこと、そしてすぐそこの未来のはなし。また同じ道を辿りたくないが… 音楽と字幕の効果。韓国語の方言が、わからないなりに新鮮だった 最後の舞が美しく悲しく、涙が滲んだ。 pic.twitter.com/w9b0alhnBh
2023-12-10 19:04:09#外地の三人姉妹 松尾潔さんのレポートを読み観劇 見事なフラグ回収& 随所でパンチが効いてて🪩 何より、特別俗悪な人間を描いている訳ではないのが本当にリアル 現代においてもそこかしこで同じ愚行を繰り返している事、 そうならないために必要な物とはという問いを 突きつけられた感じがします。 pic.twitter.com/dcEhXovBLb
2023-12-10 18:04:19KAATの「外地の3人姉妹」いったー。 みんなのみているほう、のセリフが、今の世界にぐっとくる。素晴らしい再演。 pic.twitter.com/ehTZy2Zbby
2023-12-10 17:52:16その「前」は地獄であると察するに余りある道へ進んでいく。 一人一人の人間がバックボーンからしっかり存在してるもんだから、現代の価値観で生まれるアンコンシャスバイアスを尽く破壊してきて、怖い人がほんとに怖かった。 突然のNTR演出に爆笑した。 #東京デスロック #外地の三人姉妹
2023-12-10 17:36:28外地の三人姉妹。チェーホフ作品の大筋を元に戦時中の朝鮮に暮らす日本人姉妹の話として構築。決して過去の話ではなく、現在まで地続きになっていることを痛感させられる。#KAAT #外地の三人姉妹 pic.twitter.com/fqdMwz8aSi
2023-12-10 17:29:43#KAAT神奈川芸術劇場『#外地の三人姉妹』植民地朝鮮での日本人の物語になると辛辣、特権と優越感を持った故の自業自得に見える。それでもトゥーゼンバフがヘイトクライムの犠牲になったと知った、イリーナ(原田つむぎ)の怒りは胸を打った。それにしても日本人は懲りずに「皆と同じ方向」へ行くのか。
2023-12-10 17:15:59KAATで『外地の三人姉妹』。チェーホフの描く人間のドライな残酷さが、環境や時代のせいにできない強さで迫ってくる。自分のこととして、居心地の悪さをじわじわと感じる。 日韓を描いた作品だが、いまのロシアで上演されたならば、繊細な観客はおそらく自分たちのこととして見るのではないか。 pic.twitter.com/v8faeDc9yF
2023-12-10 16:48:58#外地の三人姉妹 最後の演出、泣けた。スクリーンに日の丸、床に太極模様もよかった。だけど男性が書いたんじゃない?と思ってしまったところは、この三人姉妹と義理の姉との交流はほぼなく、敵対関係で、義理の姉が一人で家事をやってるところ。朝鮮の女として、悲しかった。
2023-12-10 16:27:49『外地の三人姉妹』 とても良くできていて面白かったのだけれど、それだけに、タダジュンとは決定的に合わないことを痛感。 特に音の使い方(選曲とタイミング)。最後の冬ソナは言うに及ばず。 この作品についてこれ以上書く気も起きない。
2023-12-10 16:11:4112/3 KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ 『外地の三人姉妹』。「外地」は誰にとっての外地なのかを考える。「父は朝鮮人、母は日本人」の朴智泰にとっては外地でもあり内地でもあって、あるいはどちらでもなかったのだろうか。その寄る辺なさがエスペラント語へ向かわせたのだろうか、とか。 pic.twitter.com/cvZ9fLMNlo
2023-12-10 12:03:13『外地の三人姉妹』 脚本 ソンギウン 演出 多田淳之介 2000年の初演も観てるけど、今こそまた観られるべき大傑作。 日韓の両側から描かれる重厚な物語。驚きの演出。残酷さのなかにある美しさ。舞台上に常に漂う儚さ。ほんとすごかったー pic.twitter.com/4I8Usc03vP
2023-12-10 10:39:34大爆笑で、気がついた。「外地の三人姉妹」の観客は中高年の女性が多いってことに。冬ソナを知らなければ、あの場面の大爆笑は出ないもの。 群像劇なので、機会があればもう1,2度、みたいお芝居でした。本日、千秋楽。 twitter.com/kei_nakazawa/s…
2023-12-10 07:57:39「外地の三人姉妹」。本筋の話ではないけど、倉山夫人と磯部中佐の別れのキスキーン。BGMは「冬のソナタ」のテーマ、舞台上に映し出される映像はペ・ヨンジュとチェ・ジウの映像と同じアングル。けっこうシリアスでしっとりとした場面なんだけど、会場は大爆笑。 youtube.com/watch?v=zUtD6w…
2023-12-10 07:55:24KAAT×東京デスロック×第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』すごく良かった。みてほしい。みんなが見ているほうが〈前〉よ、というセリフでそれは物理的な意味ではないだろうけど、いま観客は舞台を見ていてその観客の方を見る三人姉妹という図が凄くウッときてすきでした。ラストもすき。明日まで。 pic.twitter.com/ej3pca4ycC
2023-12-10 02:48:20『外地の三人姉妹』@KAAT、日本占領下の朝鮮の状況を、『三人姉妹』の設定にうまく重ねた優れた翻案だった。日本人たちが退場した後、床に投影された太極の周りを韓国人たちが静かに踊る場面が感動的だった。占領期に押さえつけられてきた思いがふわっと、一気に湧き上がってくるような。 pic.twitter.com/tZ7Brx975c
2023-12-09 23:40:22日本の植民地だった朝鮮が舞台の、三姉妹のお話「外地の三人姉妹」を見てきた。歴史の流れがすごくよくわかって、見て良かった…。アミには嬉しい、驚きの演出もあって、おすすめです。明日までですが、当日券も買えます。 pic.twitter.com/xnZkaBpCG7
2023-12-09 20:57:40外地の三人姉妹@ KAAT大スタジオ チェーホフの戯曲を日本統治下の朝鮮に置き換えて。見え隠れる侮蔑や差別。将校の父に従い移住した羅南から父親が亡くなっても子供たちは動く事ができない。内地への憧憬があまり感じられないのは、姉妹には父親が日本国そのものだったのではないか?つらい。 pic.twitter.com/TuEAgHIEbw
2023-12-09 20:32:24『外地の三人姉妹』 明確な意志を持って新たな座標を明示した傑作。父権的価値観、支配と抑圧、そしてエゴイズムの問題が幾層にも畳み込まれていた。絶望的な閉塞感のなかで傷つき傷つけ合う人々。過去と現在を演技と演出によって大胆かつ繊細に通底させる創意と胆力が麗しい。静謐なラストが鮮烈。
2023-12-09 20:03:31外地の三人姉妹 『伊豆の踊子』に続いて多田淳之介演出の再演、両方観ると放浪記が出てきたり映像のテイストが似通っていたりとリンクもそこそこ。日の丸と太極旗の変化って東葛スポーツみたいだなと思ったり。あとこちらは4ミラーボール・0 Perfumeだった…0 Perfume!?
2023-12-09 19:21:12東京デスロック×第12言語演劇スタジオ『外地の三人姉妹』@神奈川芸術劇場 ラストシーンに心打たれ涙する。それまでは、日本人という枠の中でのただの戯言。滑稽に描かれた日本人たちの物語に、強烈な一発を最後にくらわせる。祈りのダンスがすべてを消し去っていく。久しぶりにキツい一発をもらった。
2023-12-09 18:35:21